バースディ(1)

 こんにちは。
 こちらのお話は~~、
 説明に困るような内容で、とっても下品で下らなくて、しかも禁止コードがいっぱいで……(^^;

 分類的にはRになるのかもしれませんが、わたしの中ではこれはRではなく~、純粋にギャグです。(イロケがないものはやっててもRじゃない)  なので鍵はつけませんが、とっても下品なので隠します。
 シモネタギャグが大丈夫な方だけ、お読みください。






バースディ(1)

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テーマ : 二次創作(BL)
ジャンル : 小説・文学

バースディ(2)

 ほんっとーに、ほんとーに下品なので、普通の女の子は読まないでくださいねっ!(←じゃあ公開するな←だってこの辺で覚えてくれないと、8月の話がポシャるから……)
 公開したらすぐに逃亡します、すみません。(ピンポンダッシュならぬ公開ダッシュ) 

 それと、この章長いので、携帯でダウンロードしきれなかったらご連絡ください。すぐに対応します。







バースディ(2)

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テーマ : 二次創作(BL)
ジャンル : 小説・文学

バースディ(3)

 ようやく普通に晒せます、と思ったらこれでおしまいです。
 すみませんでした~~(><)








バースディ(3)






 忙しさが売りの第九にも、憩いのひとときは存在する。
 進行中の事件がなければという条件付ではあるが、その時間には外の空気を吸いに中庭に出たり、堂々とお喋りに興じることができる。

「みなさん、どうぞ」
「お、サンキュー、青木」
 梅雨前線真っ只中の今時期、職員たちが署内の噂話に花を咲かせていると、たいていは気の利く新人がコーヒーを持ってきてくれる。
 青木はもう3年目になるのだから新人とは呼べないのだが、見かけの純真さと素直な性格のおかげで、かわいい後輩の座をキープし続けている。
 その後輩がコーヒーを置いていったあと、小池は曽我にこっそりと話しかけた。

「青木のやつ、昨夜はお楽しみだったみたいだぜ」
「なんでわかるんだ?」
 小池はにやっと笑って、あいつも大人になったよな、とからかうような口調で言った。
「今朝、ロッカールームで着替えてんの見たんだけど。背中じゅう爪痕だらけでさ、肩には歯形まで残ってたんだよ」
「へえ。でも、青木の相手は三好先生だろ? そういうタイプに見えないけどなあ」
「違うな。証拠があるんだ」
 捜査官にとって、証拠はとても大切だ。そこから組み立てられる仮説の信憑性に関わってくるからだ。

「爪の間隔と歯形が、三好先生のものにしては小さすぎるんだよ。それに、三好先生って4月頃に女になったばかりだろ。そんなにすぐに感じるようになるかよ」
「じゃあ浮気ってことか?」
「まあ、相手がバージンじゃムリもないって。たまには熟練した女が抱きたくなるさ」
 雪子の誤解は解消されないまま、どうやら定着してしまったらしい。薪にかけられたもうひとつの誤解もそのままだ。職員たちの勘違いは、いまや室長を超えるかもしれない。

「小池」
 名前を呼ばれて、小池はぎくりとした。
 この氷河期の海の底のような声の響きは……。
 振り返ると予想通り、額に青筋を立てた薪が腕を組んで立っていた。

「今月いっぱい、MRIのメンテナンス、おまえひとりでやれ」
「え! な、なんでですか!?」
「僕がそう決めたからだ!」
 怒鳴りつけられて青くなる。反論が許されるような雰囲気ではない。思い切り辛辣な眼で小池を睨むと、薪は靴音も高く室長室へ入っていった。

「なんで室長、あんなに怒ってんだ? なんでだ?」
「青木が浮気したからじゃないのか。三好先生と室長は親友だから」
「それがどうして俺のところへくるんだよ。青木に言えばいいじゃないか」
「まあ、そこは薪さんだから」
「とりあえず、目に付いた空き缶は蹴り飛ばすタイプだよな。あのひとは」
「俺は空き缶かよ」
 
 そんな会話が交わされる中、第九のバリスタが室長専用のブレンドを持って室長室へと歩いていく。いつもなら薪の機嫌を良くするその魅惑の液体も、今の状況では火に油を注ぐことになりそうだ。
「あ、青木! 今は行かないほうがいいぞ」
「命が惜しかったらやめとけ。顔面に蹴りが来るぞ」
「どうしてですか?」
「薪さん、昨夜おまえがしたことを怒ってるんだよ」
「怒ってませんよ。照れてるだけです」
「はあ?」

 意味不明の言葉を残して、青木は室長室へ姿を消した。
 室長室の中では、雪嵐生産中と噂されていた室長が、寝椅子に腰掛けて背中を丸めていた。

「なにしてるんですか?」
「つめ切り」
 それほど伸びているわけでもないのに、よっぽどヒマなのだろうか。

 昨夜は、と薪に話しかけようとしたとき、室長室のドアがノックされて曽我が顔を出した。
「失礼します、室長。青木、お客さんだぞ」
「だれですか?」
「経理課と庶務課の女の子」
「先週回した伝票のことですか?」
「いや。誕生日のプレゼントだってよ。おまえ、昨日の日曜、誕生日だったんだな」
 ……余計な事を。薪の機嫌が本当に氷河期に入ってしまう。

「いらないって言って、追い帰してくれませんか」
「なに罰当たりなこと言ってんだ。けっこうかわいい娘だったぞ」
 曽我に引き摺られるようにして室長室を出ると、モニタールームのパーティションの向こうに女の子がふたり立っていた。それぞれ、リボンのついた包みを抱きしめている。

「青木のやつ、けっこうモテるんだよな」
「実は俺も、彼女の友だちからいくつかプレゼント預かってる」
「交通課にもあいつに熱を上げてる女の子がいるってこと?」
「青木のクセに生意気だよな」
「昨夜、青木はすっげー女と一晩中ヤリまくって、背中に爪の痕と肩に噛み傷がついてるって教えてやろうか」
「小池」
 ビュウウッと背中にぶつかった冷気に、小池は身を竦ませる。
 おそるおそる振り返って、絶対零度の亜麻色の瞳に凍りついた。

「メンテナンス、延長。来月いっぱいおまえの仕事だ」
「なんで!?」

 遠くから様子を見ていると、何故か青木は困っているようで、何度も首を振っては贈り物を彼女たちに返そうとしているようだ。
「ヘンなやつ。もらっときゃいいのに」
「公務員は付け届けを受け取らないって? 真面目すぎるんだよな、あいつ」
 薪がそちらへ向かって、つかつかと歩いていく。いま薪は機嫌が悪いから、「職場で浮ついたことをするな」と叱りつけるつもりかもしれない。
 こころの中で職員たちは室長の活躍を期待していたが、意に反して薪は彼女たちからの真心を青木に受け取らせ、にっこり笑って彼女たちを見送った。

 他の職員には聞こえない声で、こっそりと薪が囁く。
「素直に受け取ったらいいだろ。本当はうれしいくせに」
「オレはあなたからのプレゼント以外は、欲しくありません」
「僕はそんなもの用意してないからな。期待するなよ」
「薪さんからのプレゼントは、昨日ちゃんともらいましたよ」
「? なにかやったっけ?」
 にっこり笑って、青木が言った。
 
「肩と背中に。あなたの愛の証を」


「お、決まった。薪さんの回し蹴り」
「すげ。蹴りまくり。あ、中段突きも入った」
「薪さん、よっぽど嫌なことあったんだなあ」
「てか、あのひと何であんなに赤い顔してんだ? ヘンじゃないか?」
「蹴られながら笑ってる青木のほうがおかしいよ」
 不思議がる同僚たちの目の前で、薪の正拳突きが青木の顔面に決まり、職務開始のチャイムが鳴った。



 ―了―


(2009.12)





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Author:しづ
薪さんが大好きです。

2008年の夏から、日常のすべてが薪さんに自動変換される病に罹っております。 
未だ社会復帰が難しい状態ですが、毎日楽しいです。

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