たとえ君が消えても(29)

たとえ君が消えても(29)





 青木の衝撃的な告発にも、桐谷は無反応だった。否定も肯定もせず、じっと青木の言葉を聞いていた。
「桐谷さんが死ぬ気だったこと、オレには分かってます。パソコンが使えない振りをしていたこと、子供さんのこと、こうやってちょっと調べれば分かってしまう。杜撰です。3年も掛けてテログループに近付いたやり方とは別人みたいだ。それはあなたが、復讐さえ遂げられれば後はどうなってもいいと思っていたからでしょう?」
 疑問符を最後に青木が口を閉じると、病室は臨終間際の患者のそれのように、息詰まる沈黙に満たされた。その重さに耐えかねたのか、ねっとりとしたジェル状の空気を破って、桐谷がようやく口を開いた。

「青木さんの仰ることは、正しいこともあるし間違っていることもあります。私の妻子が赤羽事件の被害者であることは本当だし、私がパソコンを扱えることも事実ですが、彼らに資金を送ったりはしていません。Kは小坂のKで、彼がやったんでしょう。
 真鍋のことは……無我夢中だったんです。撃たなければ自分が殺されると思って。正当防衛です」
「いいえ、いいえ、桐谷さん。あなたは殺意を持って真鍋を殺したんです。あれは殺人です」
 頑固に繰り返す青木に、桐谷はやるせないため息を吐いた。後頭部に手をやり、薄くなりかけた髪の毛に指を絡ませる。しばしの沈黙の後、桐谷は青木をじっと見据えて鋭く言った。

「証拠がありますか?」
「いえ、それは」
 ははは、と桐谷は肩の力を抜き、抑揚のない声で言った。
「あなたに私を捕まえることはできない」
「桐谷さん……」
 自分は絶対に捕まらない――そんな自信は、彼の何処からも感じ取れなかった。でも、青木の告発を受け入れることは負けること、ひいては自分の間違いを認めることになる。彼らへの報復が間違いだなんて、桐谷には死んでも認められないことなのだろう。青木は黙るしかなかった。

 俯いてしまった青木の横に、それまで黙って様子を見ていた薪がやってきて、ピンと背筋を張った。眼光鋭く桐谷を見据え、彼は高らかに宣言した。
「青木一行警視を営利誘拐した罪で、あなたを逮捕します」
 唖然としたのは桐谷ばかりではない。青木もポカンと口を開いて、薪を見上げた。
「あれは冗談ですよ。ねえ、青木さん?」
「あ、はい、あれはオレが言い出し、っ、痛ったーい!!」
 信じられないことに、薪は青木の後頭部を包帯の上からスパンと叩いた。怪我人を叩くなんて、青木の口を閉じさせるためとはいえ、なんて乱暴な。

「名誉棄損で訴えますよ。私が青木さんを誘拐してお金を取ろうとしたと、そんな証拠がどこに」
 薪は自分の携帯電話を取り出し、録音した音声をその場で再生した。そこには桐谷の声が、はっきりと残っていた。
「違法だ。これは別件逮捕というやつでしょう。弁護士を」
「あなたが証拠を出せと言うから応じたまでです。例え、人質と結託した狂言誘拐だろうと罪は罪」
 薪はベッドに左手を付き、桐谷にぐっと顔を近付けて凄んで見せた。
「逮捕した以上、警察はあなたを裸にする。覚悟することだ」
 薪の瞳は限りなく冷酷に桐谷を捕え、桐谷は背筋がぞっと寒くなるのを感じた。ほんの少しの妥協も許さない剛直さが、彼の大きな亜麻色の瞳に輝きを添えている。どんな理由があろうとも罪を犯した者にはその償いをさせる、彼は根っからの警察官なのだと桐谷は知った。

「なるほど、青木さんの言ったことは本当ですね。鬼のように怖い」
 やれやれと肩を竦め、桐谷は顎を上げて遠くを見た。空に据えられたその視線の先には何もなく。遠い日のことを思い出しているのかもしれない、と青木は思った。

「薪さん」
 斜め上を見上げたまま、桐谷は呼びかけた。
「娘が死んだとき、私が最後に聞いた音がどんなものだったか、分かりますか」
「分かります。銃声は、一度耳に付いたら離れない」
 薪もまた、大事な人を銃で喪っていた。その音は右手の記憶と共に、薪の耳奥に永遠に刻み付けられていた。
 しかし、桐谷の記憶は違っていた。
「違いますよ。銃声なんかじゃない。もっと軽い、パーンて音ですよ。何の音だか分かりますか?」
 薪が訝しげな顔になると、桐谷はそれが痛快だったらしい。くくっと含み笑いをして、正解を教えてくれた。
「娘の頭蓋骨が割れる音ですよ」
 薪も青木も言葉を失った。桐谷の声に悲痛さは欠片もなく、でも分かる、伝わってくる。それは、地獄を経験した人間の非業の叫びだった。

「私にはハッキリ聞こえた。妻が娘を抱いて庇って、その妻が爆弾で吹き飛ばされて、鋼鉄製のドアに叩きつけられたんです。その衝撃で、娘の頭は割れました。妻は、爆発で両脚を捥ぎ取られてまで、娘を守ろうとしたのに」
 彼の眼の前で死んだ彼の愛する家族。その様子は青木と薪の心にありありと浮かんだ。ひとり取り残された桐谷の悲しみは、いかばかりだったろう。家族を殺した人間に対する怒りも恨みも、その気持ちは痛いほど分かってしまう。彼らにもまた、かけがえのない大切な人がいるから。
「爆弾の音なんか聞こえませんでしたよ? 二人がドアにぶつかる音も、妻の悲鳴も。私の耳に聞こえたのは、娘の」
 桐谷さん、と青木が控え目に声を掛ける。が、彼の耳には届いていないようだった。桐谷の、年と共に垂れた小さな目には、暗い怨嗟の焔が灯っていた。

「一個人に何ができます」
 自分の非力を嘲笑うように、桐谷は吐き捨てた。
 彼は、その場で妻子の仇を取りたかったのだ。その場でテログループを皆殺しにしてやりたかった。それができない自分を責めた。責めて責めて、復讐の鬼になった。
「妻と娘を殺されて、泣き寝入りするしかない。警察はテログループの残党を放たらかしじゃないか。復讐して何が悪い」
「桐谷さん、それは違います。奥さんも娘さんも、復讐なんか望んでない」
「そんなことがどうしてあんたに解る!」
 いい加減なことを言うなと、桐谷は青木を怒鳴りつけた。妻子を殺された者の気持ちは同じ体験したものにしか分からない。彼は激昂し、彼の顔は赤黒く染まった。青木は椅子に座ったままで身を引き、悲しげに首を振った。眼鏡の奥の黒い瞳には再び涙が浮かび、しかし彼の上司は、今度はそれを咎めなかった。

「青木の言葉は嘘じゃない。解るから言ってるんです、青木も僕も」
 澄んだアルトの声が、病室に響いた。先刻までの傲慢な声音とは別人のようなその声に、ふと桐谷の視線が現実に帰る。
「僕たちは、死んだ人の脳を沢山見てきました。だから人が死ぬときに何を考えるのか、知っているんです」
 系列の職場に勤めているのだから、桐谷も当然、第九研究室の業務についは熟知していた。彼らが毎日、死人相手に捜査を続けていることも、死体の脳を見ると言う特質性から「科警研の死神」と呼ばれて同じ刑事仲間から疎まれていることも。

「彼らは復讐なんか望まない。死んでゆく彼らには、そんな余裕はないんです」
 死んでいく人間に余裕はない、それは当たり前のことだと桐谷には思えた。痛みに、苦しみに、悔しさに、不条理に、呻き喘ぎ喚きのた打ち回り。そんな凄惨な死を、桐谷は3年前のあの日、嫌と言うほど見たのだ。
 でも、薪の意見は桐谷とは正反対だった。それは彼が第九と言う特殊な職場に身を置いてきたからこそ、辿り着いた答えだった。
「人は死の瞬間、大切な人を想うんです。その人との大事な思い出を思い出すことに精一杯で、他のことを考える余裕はまるで無いんです。僕たちが見てきた脳には、はっきりとそれが残されています」

 桐谷は知らなかったが、それは薪の実体験だった。自分が殺した親友の脳を、薪は見た。てっきり自分を殺した薪を恨んで死んでいったと思っていた、でも違った。彼は、鈴木は、薪の笑顔を死の瞬間まで願っていた。心臓が最後の鼓動を刻むまで、肺が最後の息を吐くまで、現実に命を懸けて願っていた。
 実体験を伴う言葉は現実味を帯びる。薪と同じように地獄を見た桐谷は、そのことを知っていた。この男の言うことは、この場凌ぎの虚言ではない。
「奥さんも娘さんも、桐谷さん。あなたとの大事な思い出を脳裏に思い浮かべながら、亡くなられたに違いないんです」
 相手を思う気持ちに溢れた薪の声は、不可思議な音色だ。聖者が鳴らす鐘の音のように、人の心に沁み通る。
 桐谷は観念したように眼を閉じて、がっくりと肩を落とした。

「復讐なんかしても、妻と娘が帰るわけじゃない。分かってるんですよ。私は理数系の人間ですからね、ちゃんと分かってるんです。でも」
 桐谷のやつれた頬に、涙が一筋、伝った。
「そうせずにはいられなかった」

 桐谷の気持ちは、薪にも分かった。
 理屈ではないのだ。自分も、鈴木のやさしさは分かり過ぎるほど分かっていたのに、ずっと彼に恨まれていると思い込んでいた。結局、桐谷が許せなかったのは妻子を守れなかった自分自身なのだ。この殺人計画は、彼が自分に下した罰だ。
 薪は辛そうにくちびるを噛みしめた。涙が出そうになって眼を伏せると、そこには、彼が思わず一歩退がるほどに大泣きしている大男の姿があった。

「桐谷さん……桐谷さん、オレはっ……あなたと一緒だったのに、ずっとあなたの傍にいたのに、気付いてあげられなくて、あなたを止めてあげられなくて」
 眼鏡を外して、拳で涙を拭うも間に合わず、腕にまで涙が伝い落ちている。大の男が人前でよくこうも泣けるものだと、思う間にも青木の瞳からは新たに大粒の涙が湧きあがる。噴水みたいだ。
「本当にすみません」
 青木の泣きっぷりは実に見事で、薪も桐谷も涙が止まってしまった。これはあれだ、映画館で泣きそうになった時、隣の観客がオイオイ泣いているのを見てすーっと感動が冷めてしまう、あの現象だ。

 桐谷はポリポリと広い額を掻き、薪を見上げて訊いた。
「薪さん。どうなんですか、殺人犯に泣いて謝る刑事って」
「日本中探しても、こいつだけだと思いますよ」
 薪からも、惚けた答えが返ってくる。桐谷も薪もお互いに、自分と同じ気持ちでいることが分かる。
 この男には敵わない。
「じゃあ、私はラッキーだな。青木さんに捕まえてもらえて」

 もしかしたら、と桐谷は思った。
 もしかしたらあの世話好きの妻が、この世に残したダメ亭主を見るに見かねて、この男と巡り会わせてくれたのかもしれない。
 桐谷は、自分から両手を前に出した。怪我をしたのが足で良かったと思った。このやさしい男は、怪我をした手に手錠をはめることに心を痛ませるだろうから。

「うっ、桐谷さん、オレ、ううっ」
「いい加減にしろ! さっさと手錠出せ!」
 薪に厳しく叱咤され、青木は涙にまみれた顔を驚いたように上げた。
「えっ。オレ、手錠なんか持って来てませんけど」
「ああ!?」
「だってオレ、今日、休みだし」
「おまえ、何しに此処に来たんだ」
「桐谷さんには自首して欲しかったんです」
 薪はうんざりした顔つきで溜息を吐き、桐谷は差し出した手の置場に迷う。まったく、青木には敵わない。
「おまえが始めたことなんだぞ。最後まできちんとやれ」

 薪に叱られて、青木はしゅんと項垂れた。飼い主に叱られた飼い犬のようだ。
 青木は大型犬のような純粋な瞳で桐谷を見つめ、宙に浮いていた桐谷の両手を、自分の大きな両手で温かく包んだ。
「桐谷吾郎、殺人の容疑で逮捕します」
「13時51分、確保」と付け足して、青木はまた瞳を潤ませた。が、ぐっと歯を食いしばり、耐えた。エライエライ、と桐谷は彼を褒めてやりたかったが、そうもいかない。自分は殺人犯、彼は刑事だ。
 桐谷はただ黙って、深く頭を垂れた。




*****

 最終回以来、どうも、
「青木さん=泣き崩れ」 の図式がわたしの中に。(笑)
 でも、銃撃戦の時よりこっちの青木さんの方が好きだったりするー。

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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Rさまへ

Rさま。

見事な泣きっぷりでしたよね、青木さん。 
特に最終回とエピローグ。 絹子事件の時とお姉さんが亡くなった時は号泣して当然でしたが、薪さんと別れるのが辛くてボロ泣きってのは。 もう、どんだけ好きなのよ。(笑)


> でも私も、銃撃戦の青木さんも好きですが、周りに退かれる泣きっぷりの青木さんが好きです。

わたしもです。(^^
他人に共感する力が強く、それを素直に表わすところ。 きっと薪さんも、青木さんのそういう所が好きなんですよね。 自分にはできないから、憧れるんだと思います。

犯罪被害に遭った遺族は、本当に辛いでしょうね。 身内の死は、その原因が病であっても辛いのに。 それが人為的なものであったら、罪を恨んで人を憎まずを実践するのは酷く難しいと思います。
でも、桐谷のように、行動に移しちゃダメです。 絶対にダメ。
薪さんはそこをガッチリ抑えられるけど、青木さんは引きずられちゃってるんです。 彼の涙は彼の未熟さの表れです。 なので、次の章はその辺のところ、薪さんにがっつりお説教してもらいます。 お楽しみに。(^^

Aさまへ

Aさま。

青木さんは、本当によく泣きますよね。
感情を素直に表に出すことができる。 幸せな人だな、と思います。


> こちらのは心まで洗い流されるような涙です(;▽;)

あ、この表現、いいですね! 使わせてください!
いやー、実はね、
「クリアファイルの青木さんイメージで読んでください」とか宣言しちゃったのに、青木さんたら一番の見せ場でボロ泣きしちゃって、まあ全然カッコよくならなかったわ、困ったわ、なんて言い訳しようかしら、と悩んでいたところで。(^^;
青木さんカッコ悪い、て感想が来たら、このフレーズで返すことにします。(笑)


> 原作の青木は実際、姉夫婦を殺されましたが犯人を憎むより自分を責めた。
> あのグラサン禿を会議で見ても無反応でそれより薪さんの様子を気にしていたし。
> 根っから、人を恨む性格じゃないんですね。

言われてみれば……すげー、青木さん、お釈迦様!! 
確かに、一度も犯人に対する憎しみを吐き散らしたことはなかったですね。 じゃあ、原作の青木さんは、もしも誰かに薪さんを殺されても相手を憎まないのかな……滝沢さんのことも、殴りかかったものの憎んだりはしなかったのかな。
ううう、やっぱり書きづらいわ、この天使くん。(^^;

Sさまへ

Sさま。

> 頭蓋骨が割れる音、というのにはヤられましたね。

おおおお、さすがSさま、注目していただいて恐縮です。
実はこれ、わたしの創作ではなく、実話なんです。 

今年の7月、交通安全運転管理者講習会の会場で、地区の警察署の署長さんから聞いた話です。
親御さんの目の前で、子供さんがダンプカーに轢かれて即死という痛ましい事故があった、と聞かされました。 その親御さんが言ってたそうです。 
多分、自動車の急ブレーキの音とか衝突音とか、その場にいた他人には聞こえたであろう大きな音が、親御さんの耳には届かず。 聞こえたのは「娘の頭蓋骨が割れる、パーンと言う軽い音」だったそうです。
わたし、この話を聞いた時、不覚にも泣いてしまって。 会場で泣いてるの、多分わたしだけだったと思うんですけど、周りは年配の社長さんや重役の方が多いので、超浮きまくってしまったんですけど、
でも、ものすごく身に迫って。
こんなSSに引用するのは甚だ失礼ですが、目の前で妻と子を殺された桐谷の心情を表わすのにこれ以上の表現はないような気がして。 使ってしまいました。 この場を借りてお詫びします。



> 相変わらず青木がめそめそしてますが、今回は無理もないかな。

青木さん、泣いてナンボ、みたいになってきましたね。(^^;
これ、2時間ドラマだと、「泣きべそ刑事の事件簿」とかって副題が付く。(笑)


> コミックスでの加筆修正にはまだ一抹の不安がありますんでね

ああああ!
Sさんまでそんな不吉なことを!!!
ちょ、やめてくださいよ、エピローグをズバリ当てたA級の洞察力を持つSさまに言われたら、ものごっつ不安になるじゃないですか!! 
エピローグ、引っくり返らないよね? ね?

No title

しづさん、先日はお見舞い下さって、ありがとうございます<(_ _)>おかげさまで今日はもうほぼ完全復活していますw

夕べようやくこちらの続きに戻って来られまして、再読完了できました。最初読んだときは小野田さん、中園さん、竹内さんがほぼわかっていなかったんで(^^;)、今までの経緯がわかっている分面白く、セリフの言葉の裏に込められた気持ちも読み取れて、やっぱり最初からきちんと読んで再読してみて良かったです(当たり前ですが、失礼な読み方しててすみませんでした…)。

この章は何と言っても鈴木さんの脳を見てからの薪さんの言葉が…(;_;)←しつこいですが再読してよかったです
…この一連のシーン、辛いんですが好きです。桐谷さんの奥さんや娘さんの死にまつわる告白は、娘の死を音として記憶しているっていうのがもう、やりきれなくて…。…MRIにかけると映像で残っている記憶は再現されますけど、音の記憶っていうのも形では再現できないものの、一生鮮明に残って消えることないんでしょうね。いつか娘さんや奥さんの笑顔の記憶や楽しかった家族の時間の記憶が、辛い記憶を癒してくれるといいなぁと思いました。
そして薪さんが語るラストカットのことを思い出した台詞…。思い出すだけでもう、ブワッと泣けそうでした。でも青木が大泣きするので(笑)泣けずに最後笑っちゃうんですけどね(;・∀・)。ここの他人のために人目もはばからず大泣きできちゃう青木、そしてそれに呆れつつも敵わないなぁなんて思っちゃう薪さんも大好きです(笑)

最後の手錠忘れた青木が自分の手で手錠かけて逮捕するところもとても沁みました。さっきまで大泣きしてたけど、やっぱしづさんの青木、カッコイイ…。

えりさんへ

えりさん。

その後、お身体の方はいかがですか?
吐き気と貧血、少しは治まっているのでしょうか。
また、お忙しい日々をお過ごしと聞いています。
色んな事情があることは伺っておりますが、できるだけ、自分を大事にしてあげてくださいね。


>やっぱり最初からきちんと読んで再読してみて良かったです。

そんな 時間の無駄使い いやその、大変なご苦労を。
さぞお疲れになられたことと、……あれっ、えりさんの吐き気、コレが原因だったらどうしよう!! 

真面目な話、あんまりPC画面見続けてると、車酔いみたいになるでしょう? (それはわたしが年だから?)
本当に、無理しないでくださいね。


>セリフの言葉の裏に込められた気持ち

わー、そこまで読み取ってくださって、ありがとうございます。

青木さんタイプは思ったままのことを口にできるけど、多くの人にとって、それはけっこうハードル高いと思うんですよ。
でも、その裏には必ず何がしかの感情が見え隠れしてて、わたしはそれが愛おしいんです。表面だけさらっと読んでも話は繋がるように書いてるつもりですが、キャラの裏の気持ちまで考えてくださるなんて、感激です。



>この章は何と言っても鈴木さんの脳を見てからの薪さんの言葉が…(;_;)

経験に基づく言葉は重みがありますものね……
(とか言いつつ、自分は見てきたような嘘ばっかり書いてる(笑)


>桐谷さんの奥さんや娘さんの死にまつわる告白

これ、実話なんですよ。だから心に響くんだと思います。

わたし、自分の会社の交通安全運転管理者というのになっているのですが、年に一回、安全運転の講習会があるんですね。その際、地元警察の署長の講話に、この話があったんです。
交通事故で、娘さんを亡くしたお母さんの話で、
娘さんはダンプに轢かれて亡くなったんですが、その時、娘さんの頭蓋骨が割れる音が聞こえた、って仰ったんですって。ブレーキ音と衝突音で、そんな小さな音は掻き消えてしまったはずなんですが、「聞こえたんです」って繰り返された、と。
その話を聞いた時、わたし、不覚にも泣いてしまって。
周りは会社の責任者ばかり(=おじさんばかり)なので、わたし一人ボロ泣きで、めっちゃ恥ずかしかったです。


>そして薪さんが語るラストカットのことを思い出した台詞…。思い出すだけでもう、ブワッと泣けそうでした。

ありがとうございます。
そこまで連動して思い出していただいて……こちらこそ、うれしくて泣けそうです。(;;)


>ここの他人のために人目もはばからず大泣きできちゃう青木、そしてそれに呆れつつも敵わないなぁなんて思っちゃう薪さんも大好きです(笑)

もうここは!
原作の薪さんも、きっとこうだと思いますよ!
「こいつバカ」と思いつつ、青木には敵わないな、そんな彼だから僕は、って心の中でうっとりしてますよ、きっと♪


>やっぱしづさんの青木、カッコイイ…。

いや、けっこうボロボロだと思いますけど(^^;
犯人にまで呆れられてるし。

あ、でも、確かこの話は、青木さんをカッコよく書くのが目的だったような。
小野田さんに青木さんを認めてもらわなきゃいけなかったんで。
結果、見事に失敗しましたけど(笑)、えりさんにだけは「カッコいい」と仰っていただけて、幸甚でございます(^^)




プロフィール

しづ

Author:しづ
薪さんが大好きです。

2008年の夏から、日常のすべてが薪さんに自動変換される病に罹っております。 
未だ社会復帰が難しい状態ですが、毎日楽しいです。

しづの日誌

法医第十研究室へようこそ!
おかげさまで8歳になりました(^^♪
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