You my Daddy(1)

 こんにちはー。

 映画の予告がテレビで始まり、併せてサイン会等のイベントも告知され、(詳しくはこちら
 新連載が始まり、コミックスの4巻とパーフェクトプロファイルの発売も決まり、
 まさに秘密祭ですねえ。うれしいですねえ。(((o(*゚▽゚*)o)))
 
 サイン会は大阪ってことでわたしは行けませんけど、(てか現況では関東でも無理ですが(´・_・`)、
 関西の方、ぜひ頑張ってくださいね! 
 こういうイベントって今までも関東圏が多くて、関西圏て滅多とないんですよ。だから今回はチャンスですよ!
 仕事も家庭もあって忙しくて大変なのはみんな一緒だと思うけど、正直、関東よりも関西はチャンス自体が少ないんです。
 だからがんばってください!! まずは電話! 応援してるよ!!

 て、
 自分のブログほったらかしのやつに「がんばれ」って言われてもねえ。
 人さまに言う以上は、自分もがんばらないとね☆

 
 さてさて。
 今日から公開しますこちらのお話、なみたろうさんの作品に惚れて書きました。
 お許しをいただいたので、URL貼らせていただきます。 
 「白木蓮と薪さん」
 どこへでも挟むプレイの許可もいただいたので、わたしの胸の谷間に……すみません、挟むほど胸ありませんでした(謝罪、そこ?)……文中の該当箇所に挟ませていただきました。
 なみたろうさん、ありがとうございました。 
 
 
 これを見た時、あまりにもきれいでね~。
 この絵が手元にあればそれだけで人間生きられるんじゃないかと思った。そういう話を書きました。
 なみたろうさんには感謝しています。
 なのに何故か話の内容がですね、
 あおまきすとさんには鬼門の「薪さんに子供ができる話」になっちゃっ……。
 なみたろうさん、ごめんねえ(^^;)(←恩を仇で返すの得意)

 えーとえーと、
 お話の時期は一番新しくて、2069年の4月です。
 話はがっつりあおまきさんですが、薪さんと女性の取り合わせがダメな方はご遠慮ください。(わたしを含めあおまきすとの8割がダメなんじゃないかと思う)
 シーン無しの設定のみですが、薪さんが女性とエッチするのがダメな方はご遠慮ください。(わたしを含めあおまきすとの9割がダメなんじゃないかと)
 薪さんが孫に甘い爺バカになるのがダメな方はご遠慮……(もうあおまきすと関係なしにダメ) 

 ……ねえこれ、7万拍手のお礼にしてもいい? 読めない人多すぎてダメ?

 銀河系くらい広いお心でお願いしますっ。





You my Daddy(1)




 パパの写真を見せられたのは、その日が初めてだった。

 もちろん、わたしは驚いた。パパだと思っていた人が実の父親じゃなくて、この写真の人が本当のパパなのよ、とママに言われたら、誰だって頭の中がこんがらがると思うの。子供ならともかく、高校生にもなってから血のつながりがどうのと言われても、迷惑なだけじゃないかしら?
 でもわたしは、ちっともそんなことは思わなかった。だってね、その写真の人は、これまでパパと呼んできた男よりずうっと素敵な人だったんだもの。

 小さい頃の楽しい思い出とか、今まで育ててもらった恩とか、その男に対する愛情が欠片も無かったわけじゃない。だからこそ、わたしはこの家に留まっていたのだし。
 だけどね。その写真の人は本当に、神話の世界から抜け出してきたように美しい人だったの。

 写真に写る時は右斜め45度なんて、誰が言ったのかしら。
 ポートレートは真正面。白木蓮の細い枝にたおやかな指を絡ませて、その優雅なことと言ったら、白い花が恥じらって赤くなりそうなくらい。少なくともわたしが木蓮だったら、この人を前にして「私は清廉な佇まいが特徴の美しい花です」なんて言えないわ。
 大ぶりの花に隠れてしまいそうな小さな顔。亜麻色の髪に亜麻色の大きな瞳。細くてきりっとした眉毛。正面からでも印象に残らない完璧な忘れ鼻。形の良い、ベビーピンクのくちびる。頬は花びらに負けないくらい白いけれど、目の縁や口元が薄紅色に染まっていて、見ているとドキドキする。

 木蓮が咲いてるから季節は春。彼の肩が切れていたから、或いは誰かと一緒に写っていた写真から彼だけをトリミングしたのかもしれない。
 春風に、亜麻色の髪がそよいでいた。長い睫毛に囲まれた亜麻色の瞳は隣にいる誰かを見ているのかやや右に寄せられて、小さく開いたくちびるは、その人に何かを話し掛けているようだった。


     白木蓮と薪さん

 この写真の人がわたしのパパ? わたしと全然似てないじゃない。て言うか、この人、一般人じゃないわよね。どう見ても芸能人かモデルでしょ。
 だからわたし、ママに言ったのよ。何処かの俳優の生写真を手に入れてきて、わたしを騙そうとしてるんじゃないのって。そうしたらママは、
「疑り深い子ねえ。誰に似たのかしら」
 そう言って顔をしかめた。
 それから古いスマートフォンを持ちだしてきて、写真フォルダの中から一枚の画像を選ぶと、「子供に見せるものじゃないけど」とわたしに差し出した。
 確かに、子供が見るものじゃない。自分の母親と男が裸でベッドにいる写真なんて。
 さすがに下半身は毛布に隠れていたけれど、二人とも上半身は裸で、周りに女物の下着が散らかってた。パパはぐっすり眠ってるみたいだったから、多分ママの自撮り。

「合成写真じゃないの?」
「本当に疑り深い子ね。麻子はこれで信じたのに」
 アサコって誰だろう。初めて聞く名前だけど、ママの友だちかしら。
 いったい誰に似たのかしらと、ママはわたしの猜疑心を嘆くようだったけれど、急に明るい顔つきになって、ひとつ大きく頷いた。
「そうか、パパに似たのね。パパ、刑事だものね」
「刑事?」
「そうよ。科学警察研究所、法医第九研究室の室長。偉いのよ」
 それならテレビで見たことがある。MRI捜査というのをやっている所だ。死者の脳を見るとか何とか、ぞっとしない仕事だとその時は思ったけど。この美しい人が室長を務めるなら、わたしが考えていたような陰気くさい職場ではないのかもしれない。

「だからね、もしもママが死んで、どうしても誰かの助けが必要になったら、パパのところへ行きなさい。きっと助けてくれるから」
「縁起でもないこと言わないでよ。ママがいなかったらわたし」
「そうね」
 困ったようにママは笑った。その顔はやつれて、髪には白髪が混じり。写真にあった若い頃の美貌は、見る影もなかった。
「ママが守ってあげる。今日みたいなことが二度とないように。ママが守ってあげるから」
 そう言って、痣だらけの腕で、ママは裸のわたしを抱きしめた。

 ママがパパの偽者に殺されたのは、それから2年後のことだった。


テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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ひいいいいっ

まずは身に余る誉め言葉、ありがとうございます( ;∀;)ななななななんてもったいない!
こちらはしづさんのお話に使っていただけるだけでもありがたいのに。ほんっとにありがとうございます( ;∀;)


で。その「しづさんのお話」が時折ドSに走ることは重々存じておりますが。
ひいいいいっ、鬼門!!(爆)
いやいや、しづさんこそがあおまきすとの中のあおまきすと、きっと最終的に青薪さんのラブラブにたどり着くようになっていると、なみたろう、心より信じて、応援申し上げております!
(時節柄、選挙演説風)

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なみたろうさんへ

なみたろうさん。

「ひいいいっ」って(笑)
大丈夫だと思うんですけど~、女の人ダメって言っても程度によるからなあ(^^;

現在は青木さん以外のパートナーなんて考えられない薪さんですが、昔、彼も女性とお付き合いしたことがあって、女性とエッチした過去があります。その過去すらダメ、となると難しいかも。
わたしも結構フクザツなんですけど、この過去が無いと、そもそも隠し子疑惑が生まれないしねえ。(そんな疑惑要らない? あ、そうですか……)

前ね、薪さんに女性はダメ派の方に、「お話に女性を一切出さないでください」って言われたことがあって。
その方はもう、薪さんの隣に女の人が立ってるだけでもダメなんですって。中にはそういう方もいらっしゃいますからねえ。

わたし自身、かわいい女の子が大好きなんです。だから無理ですって断りました。
だいたい、話に男性しか出てこないなんて、そんなあーた不自然な(笑) ←しかしこれは、薪さんにフーゾク通いの過去があるとかAV観賞するときは正座とかフカキョンの水着写真集を自作してるとか、とんでも設定の言い訳にはならない。


>きっと最終的に青薪さんのラブラブにたどり着くようになっていると、なみたろう、心より信じて、応援申し上げております!

選挙演説(笑)

もちろん、青薪さんはラブラブですよ。
まだ新婚1年目ですからね。
でもほら、相手の家族にはやっぱり気を使うじゃないですか。
時系列だと、この前の話が「きみのふるさと」で、薪さんが青木さんの実家に行って気を使いまくる話だったんで、今度はその逆を書いてみようかなって。



イラスト、貸していただいてありがとうございます。
おかげさまで、ヒロインの心理も理解しやすくなったと思います。実の父親、とか言われたら普通は「ええ~?!」ってなるのを簡単に受け入れてしまう、それだけの理由がこの写真にはある、ということで。

白木蓮と薪さん、本当にきれいです。
もとより薪さんに白い花、という取り合わせが大好物なので、釘付けになってしまいました。
うちの近所にも、春になるとそれは見事な花を咲かせる木蓮の樹があるんです。今年はこちらを拝見していたので、通り掛かるたびにこの薪さんを思い出してました(*^^*)

Cさまへ

Cさま。

>『ドSしづ』の面目躍如って設定ですな。覚悟して読もうってもんです。

いやん、そんなCさまったら、警戒しなくても(笑)
鍛えられたなんて~、お礼なんていいんですよ~。←大カンチガイ。

どうか構えず、気楽に読んでくださいね(^^

通りすがりさんへ

通りすがりさん。


前回のお返事、遅くなってすみませんでした。
最近は家庭の事情もありまして、お返事10日後とか当たり前の状況に……(^^;
ごめんなさいー。


>楽しかったです!

あら。
通りすがりさんは、薪さんに子供いてもOKの方でしたか?


>薪さんに子供の設定…どんな展開かからくりになっているのか

あ、なんか見抜かれてる気がする(笑)


>挿し絵

きれいですよね~!
挿絵と言うより、わたしの方が魅せられて、この話を書いたので、むしろイラストの方が主役です。
絵の力って、本当にすごい。



>しづさんのお話に挿し絵を描くのが夢

まあ。光栄です(〃▽〃)
もしも描いたら見せてくださいね(^^)

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新しいお話

お忙しくされているのを分かっていながら…待ってました!

薪さんに子ども…う〜ん。
過去に女性との関係があったしそういうことがあっても…う〜ん。
この先、どの様な展開になるのか楽しみにしてます!
青木くん、頑張って!

なみたろうさんのイラストもステキです。
白い花が似合ってしまう薪さん。
私もこの作品好きで、拝見した瞬間「わぁ」って声が出た程です。
まさかのパパの写真ですが…笑

通りすがりさんへ

通りすがりさん。

入れ違いだったみたいですね。
もとはと言えばわたしのレスポンスが遅いのが悪いので。すみませんでした(^^;


>薪さんに子供…はダメな人ですよ~!笑っ

あら~、そうでしたか~。
「楽しかった」といただいたので、てっきり。
かく言うわたしもダメな人ですけどねっ。


>しづさんは あくまでも青薪ストと信じてるからです!

そこは!
信じてもらって大丈夫! です!

法十なりの親子関係を考えてみたつもりです。
後の話に尾は引きませんので、ご安心を(^^)



Aさまへ

Aさま。

>あの白木蓮の薪さん、花の精のようですよね(*´▽`*)

ねっ、ねっ! 素敵でしょう!(←鬼の首を獲ったよう)
見惚れちゃいますよね~!
こんな風に描けたらどれだけ楽しいだろう。羨ましいなあ。

Aさんも、絵、上手でしたよね!
ツイッター、たまにしかチェックしてないんで他にもあったかもですが、鈴木さんのバス―デーに描かれてましたね。素敵でしたよ~。


>何故それが薪さんに隠し子!な話になったのか^^;

ねえ。
不思議ですねえ。(←他人事のよう)


>しづ薪さんは普通に女性が好きなわけで青木と恋人になる前にそういうことがあっても不思議じゃないわけで

そうなんですよ。
普通にあり得る話なんです。


>薪さんの遺伝子が引き継がれないのは勿体ないと思うし

うーん、わたし、これはちょっと意見が違ってて。
遺伝子に関係なく、薪さんは俊パパの精神を受け継いでると思うし。
同じ意味合いで、第九のみんなも薪さんの精神を受け継いでて、だから彼らが薪さんの子供ってことでいいんじゃないかとわたしは思います。


>青薪ハピエンですよね?(´・ω・`)

Aさんが不安になってる(笑)
子供がいても、青木さんとの関係が変わるわけじゃないですから。大丈夫ですよ。


>ダヴィンチ

まだですが、とても充実した内容らしいですね。
早く読みたいです(^^


ばろんさんへ

ばろんさん。
新しいお話、待っててくださってありがとうございます(^^)


>薪さんに子ども…う~ん。

複雑そうですね(笑)
や、わたしだって複雑ですよ! 誰よりも! 

元々わたし、もやもやしたことはSS書いて整理するんです。
5巻の修羅場にメンタルやられて書き始めた人ですから。
今回のも同じです。ご安心ください。



>私もこの作品好きで、拝見した瞬間「わぁ」って声が出た程です。

わたしも、わたしもです!
おばちゃんなんで、「ふわああ~!」ってヘンな声でしたけど☆
本当にきれいですよね!



>まさかのパパの写真ですが…笑

事前に掲載の許可を頂きに伺ったのですが、まさかこんな使われ方とは、なみたろうさんも思わなかったでしょうね(^^;
詳しい話をしたら、許してもらえなかったかも?
いやいや、なみたろうさんはやさしいから大丈夫ですね。そのやさしい人にこの仕打ちは、うん、ひどいね、しづ!

……お友だち失くさないように気を付けます。

薪さんのお子さん!!
きっとかわいいのでしょうねー…
そんな子がこんな目に遭うのは悲しいですね。(そんな子じゃなくても悲しいですが(^_^;))
薪さんとどんな風に関わるのかすごく楽しみです!
青木さんも、薪さんの子供と会ったら、やっぱりすごく可愛がるのでしょうか?笑

杏桜さんへ

杏桜さん。

>薪さんのお子さん!!

杏桜さんは大丈夫だと思ってました♪
確か、がっつり青薪恋愛ストーリーより、第九の日常みたいな話がいいって仰ってたから。


>そんな子がこんな目に遭うのは悲しいですね。

あ、やっぱりダメ?(笑)
青薪じゃなくても、Sの問題があったか、そうか(笑)


>青木さんも、薪さんの子供と会ったら、やっぱりすごく可愛がるのでしょうか?

苛めます。(ウソウソ)
青木さんは基本的に子供好きですから。可愛がると思いますよ。
ただ、薪さんが絡むと異常にヤキモチ妬きというのがネックで……ねえ。

プロフィール

しづ

Author:しづ
薪さんが大好きです。

2008年の夏から、日常のすべてが薪さんに自動変換される病に罹っております。 
未だ社会復帰が難しい状態ですが、毎日楽しいです。

しづの日誌

法医第十研究室へようこそ!
おかげさまで8歳になりました(^^♪
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