遠い空に(3)

 おはようございます!

 今回のお話、一部の方々を悲しませてしまってすみません。
 でも、そんなに辛い話じゃないんですよ~。この話、カテゴリ雑文だし。
 決してみなさんの楽しいお正月に水を注すつもりでは、あ、そういえば昔、クリスマスネタで「みんな不幸になればいい」とか書いたな…… ←そんなん書いてるから誰にも信用してもらえない。


 ということで、最終章です。

 実はこれ、夏に書いた話なんですけど、オチがこれだからお正月でもいいかな、と思って公開したの。
 安易なオチですみません☆


 

遠い空に(3)




「誰を口説くって?」
「それはもちろん、――だっ!!」
 発せられた問いに反応した途端、竹刀のようなもので頭を引っぱたかれた。患部を押さえて、見ればそれは筒状に丸めた雑誌。てか、思いっきり引っぱたきましたよね、今。

「いきなり何を……あ」
 薪が雑誌を開くとそれはメディカル誌で、「脳科学臨床――鬱病・認知症特集」と表紙に書かれていた。
「僕の講義の最中に爆睡とは。いい度胸だ」
「すみません」
 青木は素直に謝った。夢の中の薪も怖かったけど、現実はもっと怖い。
 MRI捜査に於いて特別な見方が必要な脳について教えてもらっていたのだが、薪の説明は専門用語が多すぎて、意味がよく分からない。そのうち薪の声が子守歌みたいに聞こえてきて、眠ってしまったのだった。

 二人きりで過ごす休日の午後、どうしてこんな色気のないことをしているのかと問われれば、それは薪の真面目さが原因と言うより他はない。
 フランス警察が主催した国際フォーラムに薪が協力してから、フランスのMRIチームと日本の第九研究室合同のセミナーが定期的に開かれるようになった。と言っても大掛かりなものではなく、職員同士の勉強会の延長のようなものだ。討論はスカイプを使った簡便なものだし、時間もそれほど長くはない。
 フランスと日本、代わりばんこにテーマとなる研究発表を用意してセミナーに臨むのだが、今回は日本の番、青木の番だった。今まで取り扱った事件の中から適当なものを選ぼうとした青木に、薪は、せっかくの勉強の機会を活かさないような男は恋人として願い下げだ、と三下り半を突き付け、仕方なくテーマを模索し始めた青木に、このメディカル誌を持ってきたのだ。
 認知症のメカニズムの説明を受けていたせいで、あんな夢を見たらしい。夢で良かったと思うべきなのだろうが、あれはあれで幸せだったような。恋人同士の会話はできなかったけれど、朝から晩まで薪と一緒にいられたし。

「女の夢でも見てたんだろ。しまりのない顔してたぞ」
 薪の邪推に青木は慌てて首を振り、夢の内容を端的に説明した。
「ずっと未来の夢でした。お年を召した薪さんの夢」
「さては僕が死んで遺産を手に入れて、その金で若い女と」
 突っ込みどころは多々ありますが、まずは残高254円の通帳をどうにかしましょうね。

 ふと気付いて青木は顔を上げる。
 ショッキングな通帳残のせいで、うっかり聞き流すところだった。薪は今、なんて言った?

「オレに遺産残してくれるんですか」
「他に誰がいるんだ」と薪は、さも当然のように言ったけれど。
「薪さん……」
 咄嗟には言葉が出てこない。薪の名前を象るのがやっとだ。

 感激だった。
 薪に財産と呼べるものが殆ど無いことは知っている。だが目録はこの際どうでもいい。遺産は青木に残すと、それが当然だと、薪が思ってくれることがうれしい。
 遺産は単なる資産ではない。自分亡き後、生きていくのに役立てて欲しいと願って残すものだ。いわば愛情の置き土産。自分がこの世を去るとき、それを託すべき相手は青木しかいないと薪は思ってくれている。
 薪の中で自分は、彼が死ぬ時まで傍らに在る存在になっている。その事実がたまらなくうれしかった。

「薪さん」
 夢では抑えたはずの涙が我慢できない。青木はぽろぽろと雫をこぼした。
「ありがとうございます。オレっ……!」
「残りのローン、よろしくな」
 ……涙が止まらない……。

「セミナーは来週だ。泣いてる暇はないぞ」
 青木の肩で丸めたメディカル誌がパシリと音を立て、薪の講義は再開されたのだった。



*****



 青木のレポートに薪がOKを出してくれたのは、夕方だった。
「まあ、こんなもんだろ」と薪は軽く言ったが、内容は全然軽くない。資料も含めて20枚強、これではレポートではなく論文だ。勉強会のレベルじゃない。少なくとも、これまでにこんな手の込んだレジュメを用意した捜査官はいない。

 眼鏡を押し上げ、眼精疲労を訴える目頭を揉んでいると、薪がコーヒーを淹れてきてくれた。香りが立って、青木の鼻孔を心地よく刺激する。一口含むと、凝り固まった肩が解けていく。リラックスにこれ以上の飲み物はないと思えた。
「腕を上げましたね」
 青木が褒めると薪は軽く首を振り、
「まだまだ。おまえには敵わん」と控えめに微笑んだ。

 それから少しの間、二人とも黙ってコーヒーを味わった。飲み終えると唐突に、薪が質問してきた。
「どんなだった?」
 前置きも主語も無しに、いきなりの疑問符。薪の言葉足らずはいつものことで、だから青木はもうすっかり慣れっこになってしまった。この時も青木は、薪の質問の意味を正確に捉え、それに相応しい答えを返した。
「年相応、て感じですかね」
 自分は中年オヤジに、薪さんは認知症になってました、とはとても言えず、青木は曖昧な説明に留めた。それを薪はどう取ったのか、ふふっと楽しそうに笑うと、「よかった」と呟いた。

「僕の方がずっと年上だからな。きっとしわくちゃの頑固ジジイになってたんだろうな」
「いえ、薪さんよりもオレの方がヤバかったです。剃り込み入れたわけでもないのに額がここまで広がっちゃって。おなか周りもあと5センチでメタボだって嘆いてました」
「ははっ。おまえの叔父さんの遺伝子、強そうだもんな」
 福岡に住んでいる青木の叔父は、ハゲ・デブ・お節介の三高ならぬ三重苦。彼と話していると不愉快になる確率は非常に高い。叔父には悪いが、そんな人と外見だけでも似たくはないのが本音だ。
「正夢になったらどうしよう」
 真剣な表情で悩み始めた青木を、薪のニヤニヤ笑いが包み込む。青木の困った顔を見るとテンションが上がる、薪の悪い癖は相変わらずだ。

「年は取りたくないですねえ」
「ぷ。バカなことを」
 思わず漏らした青木に、薪は吹き出すように笑った。いつまでも若くいたいと思うのは人類永遠の夢だが、薪のようなコチコチの現実主義者にとって、年を取るのは自然なこと。それを止めたいと思うこと自体、バカバカしいのだろう。
 薪にそう言われると、あの夢が自分の未来図であることは確定のような気がして、青木はいささかげんなりする。薪はきれいなままだったけれど、自分のビジュアルは悲惨なことになっていた。あれで薪がボケてなかったら確実にフラれてる。そんな未来、実現させてなるものか。

「で、でもですね、アンチエイジングは今や世界的に研究が進められてて、近い将来きっと」
「青木」
 空になったコーヒーカップを弄っていた青木の手に、薪の細い手が重なった。うっすらと静脈の這う手の甲に、くっと指の筋が浮き上がる。青木の手をしっかりと握って、薪は言った。
「僕たちが一緒に年を取れるのは、幸せなことだ」
 薪の言葉の意味を悟って、青木の鼻の奥がきゅうっと痛んだ。表情に出してはいけないと、思いつつも自然に眉根が寄る。薪はそんな青木の不甲斐なさを慈しむように、やさしく微笑んでくれた。

 ――薪には、一緒に年を重ねたい相手がいたのに。
 その相手の時間は止まってしまった。薪がその手で止めてしまった。
 だからこそ。
 こうして青木と一緒に一日一日老いて行くことが、薪にとってはこの上なく幸せなことなのだ。

「薪さん」と彼に手を伸ばせば、薪はするりと身を躱す。ぽんと弾くように青木の手を放して、ソファから立ち上がった。
「さて。夕飯の買い物に行くか」
 何でもないことのようにはぐらかしたけれど、季節は夏。昔ほどではないにせよ、薪は少しだけ情緒不安定になる。だけど決して認めようとはしないから、青木も気付かない振りをする。この季節特有の空々しさ、でもそれは毎年、少しずつ薄まっている気がする。

「なに食いたい?」
「ホットプレートで焼肉とかどうですか」
「よし。じゃ、今夜はビールだな」
「いいですねっ」
「ニンジンたっぷり焼いてやるから。残さず食えよ」
「ええ~……」
 青木は思い切り顔をしかめて不満の声を上げたが、そんなものはどこ吹く風。薪は、ははは、と笑いながら先に階段を下りていく。

「ニンジンはともかく、ホットプレートだと焼き野菜も美味しいですよね」
「そうだな。旬の野菜っていうと、ピーマン、ナス、トウモロコシ。アスパラとかズッキーニも意外と……青木?」
 マンションの中庭で薪が立ち止まる。いつの間にか青木とは5メートルほど離れていて、それは青木がエントランスの出口で立ち止まってしまったせいだ。

「あ、すみません。あんまりきれいだったから」
 青木が答えると薪は迷いもなく前を向き、ああ、と納得したように上を見た。
 青木が見惚れていたのはいつものように薪の姿だったが、彼の間違いを正すことはしない。夕陽に照らされた薪の後ろ姿は天空から降り注ぐ光の粒子が集まって形作ったかのように眩しかったけれど、彼が得心した夕焼け空も十分な美しさだったから。
「うん。きれいだな」
「ええ。本当に」
 夏の夕暮れはカタルシスな美しさ。濃い朱色に染め上げられた空と、塊になった黒い雲が炎による浄化を連想させる。火の粉が舞うごとく金色に光る細雲の波。それがどこまでも続いている。

 先刻、夢で岡部を送った後に見上げた空はもっと穏やかだったけれど、同じくらいきれいだった。20年後も褪せることなく、そこにあった。

 この美しさは不変のもの。人が、街が変わっても、変わらずそこに在り続けるもの。
 できることならオレは、この空のようになりたい。どんな変化にも動じず、決して意固地になることなく、傍らにあるのが自然な人間に。

 あの夢のように。
 薪が自分とのことを忘れてしまう日が来ても。例えばもっと先の未来、青木一行と言う人間そのものを忘れてしまったとしても。
 それでもオレは、あなたの傍にいたいんです。ずっと一緒にいたいんです。
 だってオレたち、家族でしょう?

「薪さん」
 うん? とこちらを仰ぎ見た薪に、呼びかけておきながら青木はそれ以上、言葉を継ぐことができない。なんだか胸がいっぱいになって、息を吸うのもつらい。仕方なく青木は、薪に向かって手を差し伸べた。訝しそうに眉を潜めながらも、薪がそこに自分の手を載せてくれる。

 ――二人で一緒に、お爺さんになりましょうね。

 声に出す代わりに。
 青木は薪の手を強く手を握った。






 遠い遠い未来の空も、今日と変わらず美しいに違いない。
 そこにあなたがいるだけで、きっと。


―了―


(2016.8)



 SSの現在の在庫は、これで最後です。
 現場が終わって、新しいお話が書き上がるまで、ブログはお休みします。
 春には帰ってこれると思うので、そのときはまたよろしくお願いします。


 ご訪問くださったみなさまに、今年もいいことがたくさんありますように♪(o・ω・)ノ))

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

No title

薪さんが認知症??とドキドキしてましたが、そういうオチで良かったー!
でも、薪さんって人よりもものすごい脳ミソ使ってそうだし、退官後とか気が抜けた後とか危ないかもしれないですね。

ブログお休み、淋しいですが、私も実生活で春まで忙しい予定なので、大人しくしづさんのお帰りを待っています。

ありがとうございます。

良かったです、安心しました♪

連続カキコ、ごめんなさい。
でも、レスとか気になさらないでくださいね。
再開を楽しみにしてます♪

あはあ~(;ω;)

夢オチ!!やられた…(簡単にやられる)

複雑でしたけど。薪さんは青木に面倒見てもらって、ちょっとだけ良かったなって思っちゃいました…( ;∀;)
逆に青木の仕事中にひとりぼっちだったってところが悲しくて。実際に認知症は人と話さないことが良くないらしいですね。でも薪さん、寂しかったのかな~って(;ω;)

あ、それは夢の話でした!
ふたりでおじいちゃんになるまで、ずっと一緒に暮らして下さい。ほんとに!(*´∀`*)
しづさん、春になったら目覚めるんですね?
私も見習ってがんばらねば。お返事不要です。
無理しないで下さいね?待ってます!

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

よかった~

夢オチでよかったです~!

最初薪さんが認知症という設定にドキドキしながら読み進めていたのですが、2話目でまさかの60代(青木くんにいたってはメタボ&薄毛の50代!)の話だということに衝撃を受けました!(ビジュアルを想像することを私の脳が全力で拒否していました)
でも最後はしづさんらしい素敵な言葉、優しいハッピーエンドに癒されました。

薪さんの「一緒に歳をとれることは幸せなこと」、青木くんの「それでも傍にいたい」「一緒にお爺さんになりましょう」の言葉は涙腺を刺激します。
新年から素敵なお話をありがとうございました。

お仕事やお家の事で忙しい中、新しいお話を作られるのは大変だと思います。
ブログをお休みされることはさみしいですが、ゆっくりなさってください。
帰ってこられる日を楽しみに待っています。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

よかった

しづさん、お疲れ様でした~。
夢落ちでホッとしました。
そうか、雑文のカテゴリーだったんですね。
一人で舞い上がってハラハラドキドキしちゃいました。

>「僕たちが一緒に年を取れるのは、幸せなことだ」

っていいですね、本当に!
本編の薪さんにも是非言っていただきたい一言です。
春ごろのお帰り、楽しみにお待ちしております。
寒い季節、お体をご自愛ください。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Hさまへ

Hさま。


>(*^ー^)=3ホッ
>良かったです。青木くんの夢だったんですね。

そうなんですよー。夢オチでした。
夢オチって安易だから、あまりやりたくないんですけど、
今回はお正月なので、初夢に引っかけて。(でも夏の話だったりする(笑)



>しづ薪さんの続きが、本編秘密の続きより気になっていました。

あはは、ありがとうございます。

原作は、いよいよ大詰めですねっ。
つばき園の立ち入り捜査がどんな結果をもたらすのか――?

どうも悲惨な結果になりそうな気が……1度目と同じことが繰り返されないか、心配です。今度は相手が子供だから、先生が「これ、みんなで飲みましょう」て言ったら毒でも素直に飲んじゃいそうで怖い。

あの保育園、ヘンですよね。
きっと、ストーンヘンジの教義に基づいた教育をしてたんでしょうね。
一人の犠牲でみんなが幸せになれるとか? 引いては、全世界の幸福のためには少数の犠牲が不可欠とか、そういう考えを植え付けているのでしょうか?
他人を殺すのも自分が死ぬのも、世界の平和のためだ、と思い込んだ人間ほど怖いものないですからね。殺人という行為そのものが平和じゃないのに、どうしてそれが平和につながると思えるのか不思議ですが、その中にいると分からなくなっちゃうんですよね。戦時中とか、そうでしたものね。

次のメロディは2月末ですね。
楽しみです(*'ω'*)

絢さんへ

絢さん。

>そういうオチで良かったー!

安直でしたが、喜んでくださってよかったです(^^)


>薪さんって人よりもものすごい脳ミソ使ってそうだし、退官後とか気が抜けた後とか危ないかもしれないですね。

Σ(゚Д゚) 
なんてこと! \(゜ロ\)(/ロ゜)/
そんなことにはならないと、いや、どうなんだろ、ギャップがヤバいって話、聞いたことあるし、
うちのお義母さんもわたしが来るまではバリバリやってたのが、わたしに全部仕事取られてああなっちゃったんじゃないかって周りの人に言われたし(@@)
薪さんにはぜひ再就職していただかないと!

まあ男爵の場合は、あの貯金残高じゃ生活できないんで、何かしら仕事はすると思いますケドw


帰りを待っていてくださるとのお言葉、ありがとうございます。
できるだけ早く帰ってきますので、その時はまた、よろしくお願いします。


なみたろうさんへ

なみたろうさん。


>夢オチ!!

そうなんですよ。安直なオチですみません(^^;
なみたろうさんならご存知だと思いますが、物語オチの3大禁じ手と言えば、夢落ち、記憶喪失、……あと1個、なんだっけ?
まあとにかく、オチとしては最低なのですけど~(~_~;)、
簡単にやられてくださってありがとうございます(笑)


>青木の仕事中にひとりぼっちだったってところが悲しくて。

認知症は、寂しい人が罹る病なのかもしれませんね……。

しかしこれはあくまで青木さんの夢なので、実際は、こうはならないと思います。
薪さんて、一人でもけっこう平気な気がする。
心でしっかり繋がってる人がいれば、日常的にその人に会えなくても大丈夫なタイプなんじゃないかな。
時間ができたらできたで、趣味の科学実験とかしてそう。


>ふたりでおじいちゃんになるまで、ずっと一緒に暮らして下さい。ほんとに!(*´∀`*)

ええ、ほんとに!
そしておじいちゃんになっても麗しいままの薪さんwww


ブログは、春までお休みする予定です。
でも、なみたろうさんのところへは行きますから! コメント欄で遊んでやってください。
よろしくお願いします。

KAORIさんへ

KAORIさんへ

>良かったです、安心しました♪

心配させてすみませんでした~。
夢落ちでした☆


レスのことも、お気遣いありがとうございます。
でもわたし、お喋り大好きなんですよ。おばちゃんだから。
更新が無い間でも、原作のあれこれとか、何かありましたらコメントいただけると嬉しいです(^^)

Hさまへ

Hさま。

>ホッとしました・・・夢で良かったです、ほんとに。

よ、よかったー。
Hさん、泣きっぱなしだったから、どうしようかと思ったー(^^;


そうそう、薪さんの夢ではなく、青木さんの夢でした。
薪さんの夢だったらきっと、鈴木さんを殺したことは、薪さんの記憶から消えなかったと思います。



>「遺産」の話しの場面。またちょっと泣きそうになりました。

よく肉親同士が遺産を巡って骨肉の争いになるドラマがありますが。
うちの薪さんの場合、それだけはないですね。通帳残高254円ですからね☆


>あ~、薪さんほんとに青木のこと考えてくれてるのね。

マンションのローンを遺産として残すのはどうなの?(笑)

冗談はともかく、Hさんのお言葉通り、「二人がどんな状況になろうともずっと一緒にいてほしい」ですね(^^)




>しづさんのペースで戻ってきてくださいね。

ありがとうございます。

今年の現場は思ったよりも順調で、予定より早く帰れるかも、と期待しております。
お義母さんの病気や、オットのこともあったりしますので、約束はできないのですが。

更新が無い間も、コメント欄は閉じたりしませんので。
何かありましたら、コメントいただけると嬉しいです。お喋り大好きなので♪



ここから下は、Hさんのプライバシーに関わることなので、ここに詳しくは書けないのですが、
わたしからもエールを送ります!
どうか、上手く行きますように。

はなこさんへ

はなこさん。


>夢オチでよかったです~!

安直なオチですみません☆
でも、喜んでもらえてよかったです。


>ビジュアルを想像することを私の脳が全力で拒否していました。

あはははは!!(>▽<)
確かに、メタボ&薄毛の青木さん、てヒドイですね!←誰の仕業じゃ。

>最後はしづさんらしい素敵な言葉、優しいハッピーエンドに癒されました。

や、(2)が一番しづらしいでしょww



>薪さんの「一緒に歳をとれることは幸せなこと」、
>青木くんの「それでも傍にいたい」「一緒にお爺さんになりましょう」の言葉は涙腺を刺激します。

ありがとうございます。

原作の青木さんも、薪さんと家族になりたいと思うからには、これくらい覚悟を決めているものと信じます(^^)



私生活へのやさしいお言葉、ありがとうございます。
創作は、忙しいからできない、ヒマだからできる、と言うものでもないんですけどね。むしろ息抜きになるから、仕事が詰まった時ほど積極的にやりたいんです。ただ、今はその体力が削られてしまってて(^^;
少し充電したら、帰ってきますので。その際は、またよろしくお願いします。


Eさまへ

Eさま。

こんにちは!
コメントありがとうございます。


>2話目ではしづさんが書かれると認知症の薪さんがものすごくリアルで(笑)

なんたって、目の前に見本がいますから(笑)

実はうちのお義母さん、日付が分からなくなる、と言うのが始まりだったんですよ。
一人でいると不安になる、疲れやすくてすぐに眠くなる、なども、お義母さんの現況をそのまま書きました。そりゃリアルっすよね☆


>傍から見ると2人とも寂しさや辛さも抱えているはずなのに決して不幸には見えなくて。

そうなんですよ。これ、不幸な話じゃないんです。
少なくとも、わたしはそのつもりで書いてました。


>相手の中の自分がどんどん過去の自分になっていけば、いずれその過去が底をついて完全に消えてしまう日が来るのは察せられると思うのですが…
>それでもそんな恐怖には負けずにあなたが好きですって言える青木にワーンと泣かされたのでした(^^;)

夢の話なので、その辺りの葛藤は割愛してしまったのですが、
これ、書いたら面白そうですよね! ←鬼か。
いやほんと、時間があればじっくり書きたかったですよ、この辺りの青木さんの心情。でもその場合は、夢落ちにはできませんね。そこ引っ張るんだったら、それなりの結論を出さないと。
そこまで考え抜く時間が無かったので、安直な話になっちゃいました。残念。


>すみませんギャグ小説として書かれているのに…

いえいえ、大丈夫です!
ドS小説としても書いてますので!<こらこら。


>かなり本気で書かれてますよね?(⌒-⌒; )
>途中本当に怖かったです、自然すぎて(笑)

なんたってノンフィクションですから。
実体験に勝るリアリティは無いんですよ。(*^。^*)


>青木の「家族でしょう?」にやられました
>原作の青薪さんだったら、それはちょっと嫌

あー、そうですね。Eさんの言い分も分かります。
確かに、「まだまだこれからの関係」ですものね。

まあ正直ね、この話、(原作の青薪さんが)家族家族言うんならこれくらい覚悟決めたれや、って思って書いたのも事実です。家族ってこういうもんでしょ、って。
家族の形はそれぞれでしょうけど、気構えとしては、これくらい持って欲しいなって。


>こちらの青木や薪さんが自分たちの関係を形容する「家族」は、これ以上の究極はないんじゃないかと思えて胸がいっぱいになります。
>ただただ優しいだけじゃない、愛だの恋だのを超えた先にある厳しいものも分かち合えるかたい結びつき、それを信じ感じながら一緒に守っていきたいという青木の願いは、一緒に年を取れるのは幸せなことだ、という薪さんの実感のこもった言葉に応えるものとして、口には出されなくてもラストで取り合った手を通して薪さんにもしっかり伝わったんじゃないでしょうか。

Eさんの感想が見事過ぎて、思わず全文引用してしまいました(@@)
なんか、すっごくいい話に聞こえるー! どこの感想だ、これー!
や、どうなんだろう、うちの男爵、意味分かってないと思うんですけど、なんたってカンチガイ大王だし(*_*;
……伝わってたらいいなあ。(←筆者がこんな弱気でどうするの)


>しづさんの青木、不甲斐なくなんかない…充分かっこいいです。
>心の底から求める人には、相手の中から自分が、自分の中からも相手が消える恐怖さえ、離れたくない、傍にいたいが凌駕する。
>いつか忘れられたり忘れることに尻込みするような生半可な気持ちでは、最初からないんですから。

なんか、青木さんがすごくいい男に聞こえるー!
や、うちの青木さん、原作よりも大分バカなんで、そこまで考えてたかどうかも怪しい(*_*;
……考えた末だといいなあ。(←筆者が、以下略)


Eさんにかかると、うちのへっぽこ青薪さんが、どこぞの素敵カップルのようです。
ありがとうございます、てれてれ。


>読了後の重厚な余韻

もー、これは、読んでくださる方の力量ですね。
夢落ちだし、表面だけさらっと読めば、そんなに重い話じゃなかったと思うんですけど。
このような雑文を、ここまで深く読み込んでくださって、ありがとうございました。



>春は花粉症になってから恐ろしい季節でしかないんですが、しづさんが戻ってこられるんだと思うと今年は心待ちにできそうです(^^)/

あらー、Eさん、花粉症なんですか。それは辛いですねえ。
オットも凄まじいアレルギー体質で、外に出すのが気の毒になってしまいます。
花粉が飛び始める前、早めの対策が有効と聞きます。どうかお大事に。

今の現場が2月に終わるんですよ。
そうしたら、春には戻って来れるかなあって。
Eさまのブログにも遊びに行きますね。
その時はまた、よろしくお願いします。

Sさまへ

Sさま。

>バッチリしづさんに翻弄されてドキドキしてましたけど、最後は薪さんの気持ちが聞けて良かったです。

ドキドキしてくださって、ありがとうございます。
法十の売りはハラハラドキドキ、今年も心臓に悪いお話を厳選してお届けします(笑)


>青木にローン返してほしいみたいですけど(^^ゞ

そこ! 大事です!!(*^。^*)


>大好きな鈴木さんのことを思い出して、青木のことはちょっと脇においちゃっても、ちゃんとキスをしてドギマギする薪おじいちゃんの体は、青木のことを忘れてないんだなぁとしみじみしました。

記憶はなくしても、身体が憶えてるってやつですね。
記憶喪失になった人が包丁捌きがすごいってんで、料理人やってたってわかる、とか、そういう感じで。


>お年寄りの記憶とと薪さんと鈴木さんと言えば、ジェネシスの国会前も思い出されて楽しかったです。

ホント、薪さん、若かったですよね。
ガイドさんからマイク奪っちゃうとか、若気の至りってやつです。今じゃ絶対に無理。

鈴薪さんの大学時代の話、もっと読みたいですね(#^.^#)


>春に戻ってらしたら、とても嬉しいです。ちょっと遅れちゃっても嬉しいですよー。

ありがとうございます。
期限を切ったりせず、マイペースで行こうと思います。

帰って来たらまた、よろしくお願いします。<m(__)m>


みかんさんへ

みかんさん。


>夢落ちでホッとしました。

夢落ちって、オチとしてはあまり良くないんですけどね。
みかんさんに安心していただけて、よかったです(^^)


>本編の薪さんにも是非言っていただきたい一言です。

そうですねえ。
言ってくれたら嬉しいですねえ(#^.^#)
その前に、もっと言わなきゃいけないことはたくさんありますけどね(笑)


>春ごろのお帰り、楽しみにお待ちしております。

ありがとうございます。
できるだけ早く帰ってきたいです。
ブログが無いと、誰よりもわたしが寂しいので。(^_^;)

Hさまへ

Hさん。

Hさんも、昨年は色々あったのですね。
お互い、忍耐の年になりましたね。

わたしもHさんと同じように、春には、嬉しい気持ちで帰って来れるようにしたいです。
ありがとうございました!

Pさまへ

Pさん。

>てっきり長編だと思い、先の展開に一人でハラハラしていました(笑)

そうですよねえ。
こんなに重いテーマですもの、長編だと思いますよねえ。(^_^;)


>二人で一緒にお爺さんになりましょうね、の言葉がもう。。
>一緒に年を重ねたいと思える相手に出会える奇跡に、しづさんの青薪の将来にカンパイです!

ありがとうございます。
乾杯に相応しい青薪さん目指して、精進します♪


>いつか原作の青木にも言って欲しいものです(笑)

言葉にはならずとも、思ってますよ、きっと。
家族になりたいってそういうことでしょ?
でも、これ言ったらモロにプロポーズですね☆


>お帰りを楽しみにお待ちしています!

ありがとうございます。
なるたけ早く帰って来たいです。ブログの無い生活なんか今更考えられないんで(*^。^*) ←中毒か。

Aさまへ

Aさま。

Aさん、どうもー!
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします(#^.^#)


>一気に読ませて頂きましたが凄く感動しました( ;∀;)

ありがとうございます。
うれしいな~。どの辺で感動してくれたのかな~。
筆者イチオシの感動シーン(?)は「残りのローン」の下りですが(笑)


>告白する度に少女のように動揺する薪さんにいつまでも新鮮な愛情を保ち続けていられる

うちの青木さんなら、イケそうですよね。
根っからのストーカー気質ですからね。


>薪さんが鈴木さんを自分の手で死なせてしまった苦悩も忘れられたら幸せだろうし。

うーん、どうだろう。
例え辛い記憶でも、忘れたら幸せじゃないとわたしは思います。
どんな過去もその人を形作る一つのピースだから、記憶から抜けることは悲しいことなんじゃないかな。

上手く言えませんけど……
例えば今回の話なら、
鈴木さんを殺めてしまった記憶が無い薪さんは、記憶がある薪さんよりも、青木さんと一緒に年を取れる幸せを、強く感じることはできないと思う。わたしたちが日常、夫や家族と一緒に年を取れることに、幸せを感じたりしないように。(Aさんも年取るの嫌でしょ?(笑)
辛い記憶は人間の「幸せセンサー」を敏感にしてくれる、ような気がします。


>本編の最終回前は薪さんが記憶喪失になるとか想像しましたね

最終回よりもずっと前でしたが、Kのんさんでしたっけ、そういう記事を書かれてましたね。
あれ、よかったなあ。


>薪さんと青木が年取って警察を退職しても仲良く暮らしていて美しい夕焼け空を眺めているんだと思うと、とても幸福な気持ちになります(*´ω`)

お年玉ですから(#^.^#)
お正月くらいは平和な話を公開しないとね☆


コメントありがとうございました。
今年もAさまにとって、良い年になりますように。
陰ながらお祈りしています。

Mさまへ

Mさん。

>ビンゴです!!

やっぱりそうでしたか~(^^)


>作り手の私が根暗なので、

え、そうですか? そんな風には感じませんでしたけど。
確かに、元気溌剌という印象ではありませんでしたが、しっとりしたいい雰囲気の作風だと思いますよ~。第一、秘密って明るい話じゃないし(笑)


>私の中の薪さんは泣き虫です。

うちも負けてません(笑)
でもMさんの薪さんは、青木さんの胸でエンエン泣けるの、いいですね!
うちのは意地っ張りでプライド高いから、よっぽど追い詰めないとやってくれないんです。
要するにね、話がどんどんS化するのはわたしドSだからじゃなくて、キャラの性格が悪いからなんですよ。←どの口が言うか。


>Rは難しいですね・・・。

おばちゃんからアドバイスです。
若いうちに書いときな! 年取ったら書けなくなるよ!(おばちゃんの得意技、押しつけ1本)


>今回のしづさんの作品、お正月から衝撃を受けました。

すーみーまーせーんー!
わたし、楽天家で根は明るいんですけど、考えることはドSなんです。不思議だねえ?


>『どんなだった?』と前置きも主語もない・・・のところがキュンキュンしました。

ありがとうございます。
最初のころは会話も互いの気持ちもすれ違ってばかりだったんですけどね。人間、なんでも慣れるもんですね(笑)


>こんな文章が書けるようになりたいものです。

や、文章が上手い人なら、他にいっぱいいますよ~。うちのリンクの中だけでも、みちゅうさんとかオカイさんとか。あ、あと、沈丁花さんも上手いと思う。ピクシブで活躍されてる方々の作品も、たまにしか読めないのですけど、表現を工夫されてるなあって感心させられます。
わたし、あんまり文章には拘ってなくて~。意味が通じればいいかなって。
拘ってるのは、ギャグとドSですね。(^_-)-☆


>新作出来上がるの楽しみにしております。お体にはくれぐれもお気をつけて。

新しい話は、冒頭部分を書き始めたばかりですが、プロットからして、中~長編になりそうです。書き上がればですけどw
ブログの休止を惜しんでくださって、ありがとうございます。がんばります(^^)

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Aさまへ

Aさま

>夢オチでホッとしました。

ご心配お掛けしてすみません(^^;
安易なオチですが、みなさん安心してくださって、今回ばかりはよかった、のかな? 
本当はマジで書きたいんですけどね(←ドS発動)


>そんなに歳を取っても、法医第十さんの薪さんと青木はずっと一緒にいてほしいです!!

うちはもう、死ぬまで一緒ですね(^^)
遺産(ローン?)、受け取る約束しちゃいましたから。<オイ

それよりも原作! ですよ!
近付きそうで近付かない、あの絶妙の距離感はなんなんですかね? 目が離せないじゃないですか。
先生、上手いなあ、もう。


>薪さんの苦しみが安らぎつつあって良かったです。

65才は夢でしたけど、現実もけっこうな年なんですよ、この話。
裏設定ですけど、薪さんは50代前半で、青木さんと暮らし始めてから10年くらい経ってます。だから会話がズレてしまうこともないし、遺産の話とかも自然に出てきたんですね。
本編の方はまだ、ここまで来てないです。娘が出てきたくらいでアイデンティティを喪失してるようではまだまだ(笑)

プロフィール

しづ

Author:しづ
薪さんが大好きです。

2008年の夏から、日常のすべてが薪さんに自動変換される病に罹っております。 
未だ社会復帰が難しい状態ですが、毎日楽しいです。

しづの日誌

法医第十研究室へようこそ!
毎日たくさんの拍手をありがとうございます。励まされてます。
おかげさまで、しづは元気で仕事してます。(10/28)
文字サイズをお選びください
最新記事
最新コメント
拍手のお返事
いつもありがとうございます!

最新拍手コメのお返事はこちらです。

過去の拍手レスの確認は、該当記事の拍手欄を押してください。
鍵拍手コメのレスは、記事のコメント欄にお返しします。
月別アーカイブ
カテゴリ
詩 (1)
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
QRコード
QRコード
FC2カウンター
こんにちは(^^
現在の閲覧者数: