あとがきです

2017/08/28/15:09  ヒカリアレ

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 あとがきです。
 今回は座談会です。(←当たり前みたいに! すみません、リアルの文章苦手なんです)
 男爵全開です。よろしくお願いします。












光 「お疲れさまでした~! はい、青木さん、薪さん。ジュースどうぞ」
薪・青木 「「ありがとう、ぶはっっ!」」
光 「わーい、引っ掛かったー。タバスコ入りだよーん」
薪 「このクソガキ。つばき園特製ジュース飲ませてやろうか」
青 「薪さん。冗談に聞こえません」
薪 「僕は冗談は言わん。こんなクソ生意気なガキ、成長したら手に負えなくなるぞ。今のうち殺しておいたほうが」
青 「薪さん、本当に冗談に聞こえません」
光 「本音は?」
薪 「僕とキャラ被りすぎ。不幸な生い立ちの美形は僕一人で十分」
光・青 「「あんた最低だな」」

光 「ていうか、あんた本当に薪さん? 最初に病院で会った時と印象が違うんだけど」
薪 「いいんだよ。二次創作なんてものは、正しい読者の道をドロップアウトした腐女子と呼ばれる妖怪の妄想なんだから。キャラなんかブレブレで当たり前なんだよ」
青 「またそんな。読者の皆さんを敵に回すようなこと言って」
薪 「腐女子ってどう書くか知ってるか? 腐った女子だぞ。腐ってるのに生きてるんだぞ。人間じゃないだろ、ゾンビだろ」
光 「へえ。そうなんだ」
青 「光くん、この人の言うこと信じちゃダメだよ。二次創作っていうのはね、原作を愛するが故に生まれた作品へのリスペクトなんだ。みんな原作をしっかり読み込んで、キャラ設定もきちんとしてる。キャラもストーリーもブレブレなのは、薪さんに男爵なんてあだ名が付くような、二次とも呼べない話しか書けないおばさんの妄想くらいだよ。
 その辺は薪さん、あなたもご存知ですよね? いい加減なこと言わないでください」
薪 「……青木。なんで今日はそんなに厳しいんだ?」
青 「この話、オレがどれだけ苦労したか、知ってて訊くんですか?」
薪 「何を言う。おまえに苦労なんかさせた覚えはない」
青 「よく言いますよ。無茶振りばっかり、しかも刺されたし。痛かったし」
薪 「あれは僕のせいじゃないだろ。捜査に協力したいって言い出したのはおまえだし、刺されたのだっておまえが鈍いからだ」
青 「そこまで仰るならこっちもはっきり言わせてもらいますけど。あなた、本物の薪さんじゃないですよね?」
薪 「ぎく」
光 「あ、やっぱり。なんか違うと思ったんだ」
青 「二度しか会ったことがない光くんですら感じるほどの違和感を、岡部さんですら気付かなかった薪さんの発熱を見抜いたこのオレが、見過ごすとでもお思いですか」
薪 「ぎくぎく」
青 「それに本物の薪さんなら、オレが刺されたらもっと心配してくれます。間違ってもネクタイ引いたりしません」
薪 「ぎくぎくぎく」
光 「ぼくが感じたのはね、薪さんて品がいいじゃない。でもこの人はなんとなく、下品ていうかガサツっていうか……肉体労働者の匂いがするんだよね」
青 「さすが鋭いね、光くん。秘密の二次創作は数多くあれど、下品でガサツな薪さんは珍しい。オレの勘ではこの人は、土木作業員のおばさんが書いてる最低最悪の」
薪 「し、失敬な! そこまで言うなら証拠を出せ!」
光 「犯罪者の99%は追い詰められると証拠を出せって言いだすんだよね」
青 「語るに落ちましたね」
薪 「おまえら、いつの間にか結託しやがって。二人まとめて特製ジュースのプールに沈めてやろうか」
光 「薪さんと顔はそっくりだけど、中身は児玉に近いんじゃないの、この人」
青 「そもそも本物の薪さんなら、上が止めた捜査に乗り出したりしないです。それをすれば、自分だけの咎では済まないことが分かってますから」
薪 「ぼ、僕だって、それに関しては細心の注意を払ってだな。第8管区の管理官にも話を通してやったし、おまえが暴走すると思えば長野まで飛んで行って」
青 「チャーター便の代金、130万でしたっけ」
薪 「そうだ。僕は金持ちだから、そのくらいなんてことない」
青 「じゃあこれは何ですか」
薪 「げ」
光 「なになに? 共済組合からの借用書?」
青 「数億にも上る親の遺産を受け継いで、一等地の荻窪に豪邸持ってる人が、どうして百万ちょっとの旅費を払うのに借金しなきゃいけないんですか」
薪 「そ、それはそのあの」
青 「百歩譲って、正義のためなら上司に逆らう薪さんもいますし、少々口の悪い薪さんもいます。が、お金がないのは男爵さんだけです!!」(ビシィッ!)
光 「青木さん、カッコいいー」(パチパチ)
薪改め男爵 「バレちゃった、てへぺろ。さすが原作の青木は頭いいなー、うちのバカとは大違い。いや、おかげで気が楽になったよ。正直、僕も管理人も大分無理してたんだ」
青 「でしょうね。オレも参りましたよ。クライマックスになればなるほど、薪さんの男爵化が止まらなくて。やることはぶっ飛んでるわ、言葉は汚いわ。登場シーンからして靴投げるとか、あり得ないでしょ」
薪 「そう言うなよ。これでも随分削ったんだぞ」
光 「素朴な疑問なんだけど。どうして男爵さんが原作の続きものに?」
薪 「管理人がな、原作の彼は子供に説教なんかしないって言いだして。(8巻参照) で、僕の出番になったわけだ。ほら、僕、説教得意だから」
青・光 「「オヤジって説教好きだよね~。やだやだ」」
薪 「きみたち、いつの間に悪口ハモるほど仲良くなったの」

青 「ところで光くん。警官になるんだって?」
光 「うん。まだ、なれるかどうか分からないけど」
薪 「よせよせ。警官なんていいことひとっつもないぞ。給料安いし」
青 「男爵さん、余計なこと言わないでください。光くん、応援してるからね」
光 「ありがとう、青木さん」
薪 「やめとけって。警察官の仕事なんて、辛いししんどいし、周りは野郎ばっかだし。合コンの受けも悪いぞ。給料安いし」
青 「だから余計なこと言わないでくださいってば。大丈夫だよ、光くん。警察官は結婚したい職業ランキング5位なんだから。かく言うオレも、見合いの話が降るほど。子持ち母親付きで条件はかなり悪いはずなんだけど、それでも断るのに苦労してるんだ」
光 「へえ、そうなんだ」
薪 「騙されるな、光。警察官は離婚が多い職業4位だぞ。結婚してもすぐに離婚されて、慰謝料がっぽりふんだくられるぞ。給料安くて払いきれないぞ」
光 「……給料、拘るね」
青 「今回の借金、きつかったんだろうね」
光 「お金に追われる生活してるんだろうね」
青 「残高254円の通帳抱えて、これからどうするつもりなんだろうね」
薪 「おまえら、ホント腹立つわ。悪かったな、ビンボーで!」
光 「お金がないと性格までいじましくなるよね」
青 「昨今の土木業界はひっ迫してるからね。反映されちゃってるねえ」
薪 「すみません。生々しい話はよしてもらえますか」

薪 「いいか、光。警官ていうのはな、滅私奉公の精神が要求されるんだ。おまえにそれができるのか? それより、せっかくそんなに頭がいいんだ。医者にでもなったらどうだ」
光 「医者こそ滅私奉公じゃないの?」
薪 「医者は儲かる」
青 「結局そこですか」
光 「それもいいかもね。初志貫徹ってことで。患者にとって医者は神さまだもんね」
青 「男爵さんが余計なこと言うから。黒王子が目覚めちゃったじゃないですか」
薪 「大丈夫だ、僕に任せろ。光、『医は仁術』だ。『仁』を読め」
青 「貝原益軒じゃないんだ……てかそれ、子供向けじゃないですから。遊郭とか出てきますし」
薪 「僕、野風さんのファンなんだ。いい女だよな~」
青 「男爵全開ですね。光くん、こういう大人になっちゃダメだよ」
光 「よくこれで『迷ったら僕を見ろ』言えたよね」
薪 「あれは言葉のアヤで」
青 「病院長に説教垂れてましたよね? 『死ぬまでより善く生きる道を模索することが我々大人が子供たちに示せる唯一の規範』なんでしょう?」
薪 「は。だれがそんな疲れること」
青・光 「「どこまでも最低だな、あんた」」

薪 「な、なんなんだ、おまえたち。グルになって僕を苛めて、楽しいか」
光 「楽しいね。本編でさんざん甚振られたからね」
薪 「う……光に仕返しされるのは仕方ないか。でも青木、おまえは僕のこと好きなんじゃないのか」
青 「オレが好きなのは本物の薪さんです」
男爵改め偽薪 「それはそうかもしれないけど、でもほら、同じ顔だぞ?」
青 「下手に顔だけ同じだと余計腹立ちます」
偽 「僕だって好きでこの顔してるわけじゃ、てか、僕の名前『偽』になってるし!」
青 「顔が同じだからこそ、僅かな相違も許せないのかもしれません。イメージダウンがバックドラフトというか、憤懣やるかたないというか」
偽 「……そんなに?」
青 「原作ファンがアニメ見て感じたのと同等級の怒りと言えば理解してもらえるでしょうか」
偽 「う、わああーんっ!」
光 「あ、逃げた」
青 「気が強いくせに打たれ弱いんだよね。光くん、くれぐれもあんな大人にならないようにね」
光 「はい」
青 「いい返事だ。じゃあ、ごはん食べに行こうか」
光 「わーい。ぼく、オムライスが食べたい」
青 「はは。やっぱり子供だねえ」


男爵 「ただいま」
頭悪いほうの青木 「お帰りなさい、お疲れさまでした。……どうしたんですか?」
薪 「なんでもない」
青 「なんでもないって、泣いてるじゃありませんか。だれかに苛められましたか」
薪 「光とおまえの本物に、ちょっとな」
青 「えっ。オレのくせに?」
薪 「仕方ないさ。原作のキャラには逆らえない」
青 「そうは言っても、所詮はオレでしょ?」
薪 「そうなんだ。『薪さん、あんた臆病者だ』以来のショックだった」
青 「別設定とはいえ、あれは酷かったですからね。これじゃない感はアニメを上回りましたからね」
薪 「それでつい、涙が」
青 「可哀想に。オレになにか、できることありますか」
薪 「おまえと同じ顔したやつに苛められたんだ。おまえを苛めれば元気になると思う」
青 「いいですよ」
薪 「……あ?」
青 「薪さんが元気になってくれるなら、苛めてもいいですよ」
薪 「こいつのこういうバカなところにキュンキュンしちゃうんだよな」
青 「はい? なにか言いました?」
薪 「なんでもない。て言うか、分かってるのか? おまえがそうやって僕のワガママ全部許しちゃうから、僕がどんどんダメ人間になっていくんだぞ」
青 「はあ。そうなんですかね」
薪 「『こんな大人になっちゃいけない人間』の代表みたいに言われたの、あれ、おまえのせいだからな」
青 「それはすみませんでした。でも、薪さんみたいになれるもんならなってみろってんですよね」
薪 「うん?」
青 「だって、警察庁始まって以来の天才で、推理の神さまって呼ばれてるんですよ。ちょっとくらい欠点があったって、お釣りがくると思いませんか」
薪 「いやまあ。それほどでもあるけど」
青 「しかも女性にモテモテで、ラブレターやプレゼントが毎日のように届くでしょう。人気では、原作の彼に引けを取らないですよ」
薪 「一応は。でも半分以上は男からだぞ」
青 「それは薪さんが男の中の男である証拠ですよ。ほら、よく任侠の世界で『男が男に惚れて』って言うでしょう」
薪 「なるほどなるほど」
青 「顔もよくて頭もよくて、身体も鍛えられていて、女性にもモテる。男として理想的じゃないですか」
薪 「おまえの言うとおりだ。どうやら僕は、必要以上に卑屈になっていたらしい」
青 「自信持ってください。薪さんは、オレの自慢なんですから」
薪 「うん。分かった」
青 「お世辞に弱い人でよかった」
薪 「ん? なにか言ったか。オセジがどうとか」
青 「今夜はお寿司にしませんかって言ったんです」
薪 「寿司か。いいな」
青 「単純な人でよかった」
薪 「いま単純とか聞こえたけど」
青 「もうすぐ誕生日ですねって言ったんです」
薪 「そうかそうか。……だれの?」
青 「え。あ、えーと」
薪 「……」
青 「すみません、回し蹴りより沈黙されるほうが怖いです、ごめんなさい(土下座)」
薪 「……(ポンポン)」
青 「薪さん?」
薪 「一の坊に寿司食いに行くぞ」
青 「お給料前ですから。回転寿司にしましょう」
薪 「おまえの隣に座ると皿が流れてこなくなるから嫌だ」
青 「じゃあ、カッパ巻きだけは流しますね。――冗談です、痛いです、蹴らないで」

 ということで、法十の今日のご飯は回るお寿司です。
 ごちそうさまでした。



*****


 メロディ10月号、読みました。
 まさか、スピンオフでこの年代とは。(@@) 
 もーなんでもありっすね、先生(笑) めっちゃ嬉しかったですけど♪♪♪

 みなさんのレビューに伺う前に、一言感想。
 全体的に、薪さんが大層お可愛らしかったです(*´ω`*)


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