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デート~あとがき~

 青木くんと薪さんの初デートにお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
 って、ブログがお通夜みたいな雰囲気なんですけど。(^^;


 今回のお話は、「2060.12 真冬の夢」と関連しています。被ってるな、と思われた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
 楽しい思いをして、そのことを自分で許すことができず、悪夢を見てしまう。
「真冬の夢」のときの薪さんは、たったひとりで悪夢から立ち直るしかありませんでした。
 でも、今日は違います。青木くんがいてくれて、薪さんを元気にしてくれるんです。もう、薪さんはひとりじゃないんだよ、という話になるはずだったんですけど。
 薪さんが青木くんに惹かれていく自分を許せない、と思う気持ちが大きすぎて、夢の内容がエスカレートしてしまい、書き上がってみたら、悲壮な決意を固める薪さんになってしまいました。
 そんなにシャチのショーが見たかったのか。(笑)

 わんすけさんからいただいたコメにありました通り、夢の中で薪さんが首につけていたネックレスは、罪人を牢獄につなぎとめる鎖。そして鉄格子は、薪さん自身の心の壁を表しています。
 薪さんは、どうしてもそこから逃れることができない。彼は未だ、鈴木さんや貝沼や、犠牲になった少年たちのフィールドに捕らわれているのです。
 そこに働きかけるのが、青木くんです。
 彼は、薪さんの悪夢の内容を知ることもなく、(腕の傷には気付いたと思いますが、それでも何も言わず)ただ、自分を後ろから抱きしめる薪さんの手を握るだけ。たったそれだけのことしかしてないです。風邪を引いたのでは、なんてトンチンカンなことまで言ってます。
 でも、薪さんには、それで充分だったのです。
 あの夢に立ち向かう、勇気が湧いたのです。

 みなさまに、さんざんドSドSと言われましたけど。(笑)
 誤解を恐れずに言っちゃいますけど、うちの薪さんは幸せだと思いますよ?
 だって、かれを取り巻く環境を考えてみてください。

 青木くんは、薪さんのことをわき目もふらずに愛し続けてる。
 雪子さんは、薪さんの親友で、ふたりの恋を応援している。
 第九の面々は、みんな薪さんのことを大切に思い、慕っている。
 岡部さんは、薪さんの腹心の部下として、陰になり日向になり、彼を守る。
 小野田さんという強力な後ろ盾もあり、その力に守られている。
 間宮はヘンタイだけど、薪さんを気にいっているので、多少のワガママな人事も通してもらえる。

 最後のはちょっと微妙ですけど。(笑)(でも、間宮ノートは、後々薪さんの役に立つんですよ)
 ね?
 幸せでしょう?
 本人が気付いてないだけで、彼はとても幸せなひとなんです。

 ちょっと手を伸ばせば、幸せが手に入るのに。
 自分で自分の心に張り巡らせた鉄格子を、どうしても超えられない、超えてはいけないと思い込んでいる。
 彼の心の壁が取り払われたとき、彼は自分の幸福に気付くことができるんです。
 そしてやはり、その壁を取り払うのは、青木くんの役目で。
 もっとも、本当に壁を壊せるのは薪さん自身なので、青木くんはそのお手伝い、もしくは傍にいてそれを支えるだけ、という状況になると思いますが。



 さて。
 お次は、明るく行きます。(ホントですよ、信じてください)
 だって~、ずっと真面目な話が続いてて、ギャグポイントがたまっちゃったんだもん。(笑)



 次のお話も、ごゆるりとお付き合い願えれば幸いです。


テーマ : 二次創作(BL)
ジャンル : 小説・文学

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No title

お話の感想は拍手コメに書かせていただいたので、こちらでは、創作について。

無意識に書かれている・・という感覚、分かります。

自分が意識して考える・・のではなく、キャラが脳内で勝手に動いて勝手にしゃべって、自分はそれをパソの文字に写し取っていくだけ・・
創作をしている時は、そんな感じです。

だから、書きながら、「え、君ってそんな性格だったの?」とか「ああ。あなたはそんな気持ちだったのね」と、第三者的に眺めております。

しづさんは、随分以前から、創作をしてらっしゃるんですね。

私は、10ヶ月前の「薪と鈴木と雪子」が、初めてです。
なので、書くようになって、こんな感覚が自分に訪れることに、最初は驚きました。

そして、一つのお話を書き上げる度に、「もう、あんな風に降りてくることは無いだろうな」と思っておりました。

それが、書き上げても、また次が。
次を書き上げても、また次が。

考えなくても、溢れて、溢れて・・・

この感覚、本当に不思議な現象で、そして・・・最高ですね。

自分で書くことも幸せなら、読んでいただけることも幸せで・・

私の好きな漫画の中で、主人公が「絵描きは、絵を描くそのこと自体が至上の喜びだそうだ」みたいなことを、友人の絵描きを見て言うんですが。

その時は、その感覚が分からなかった。
今は、こんなド素人でこんなことを口にするのも、おこがましいのですが。
「小説書きは、書くこと自体が至上の喜び」だと思います。

さてさて。続き続き。
今夜中に、全部読めるかな。

かのんさんへ

かのんさん、いらっしゃいませ。
怒涛の拍手コメ、ありがとうございました(笑)
拍手のページを確認したら、かのんさんのお名前に埋め尽くされてて、びっくりしました(大笑)

> 無意識に書かれている・・という感覚、分かります。
>
> 自分が意識して考える・・のではなく、キャラが脳内で勝手に動いて勝手にしゃべって、自分はそれをパソの文字に写し取っていくだけ・・
> 創作をしている時は、そんな感じです。
>
> だから、書きながら、「え、君ってそんな性格だったの?」とか「ああ。あなたはそんな気持ちだったのね」と、第三者的に眺めております。

おおう、やっぱり、かのんさんもそうでしたか!
かのんさんは資料や下準備をがっちりとやられるから、もしかしたら理性的に書いてるのかな、と思ってたのですが、かのんさんのは・・・・わたしの尊敬する栗本薫先生と、まったく同じです!あの方も、キャラの世界があって、自分は観察者で、それを書き取っているだけだ、と仰ってました。
本職の作家さんと同じ状態で書いてらっしゃるなんて・・・・・すごいです!

かのんさんのお話を聞いて、わたしのは多分、記憶力の欠如によるもので、書いたそばから忘れていくということかな、と考えを改めた次第です(^^;

> しづさんは、随分以前から、創作をしてらっしゃるんですね。

漫画を描き始めたのは小学生の頃。中学時代までは漫画を描いてました。
高校生になって、小説を書いている友人と出会い、この世界に入りました。その頃読んだ、栗本先生の作品に多大な影響を受けまして。この道に転びました。
17~21くらいまでは小説を。その後は、三国志のサークルで知り合った友だちと同人誌を。26のときに結婚しまして、創作の世界からは足を洗いました。
なので、小説のブランクは約20年。BLからは20年以上遠ざかっていて・・・・・それを引き戻したのですから、薪さんてすごいです(笑)

> 私は、10ヶ月前の「薪と鈴木と雪子」が、初めてです。

みーちゃんも半年前からだと言ってましたが・・・・・本当に、秘密の世界には天才が多いです・・・・・。

> なので、書くようになって、こんな感覚が自分に訪れることに、最初は驚きました。
> そして、一つのお話を書き上げる度に、「もう、あんな風に降りてくることは無いだろうな」と思っておりました。
>
> それが、書き上げても、また次が。
> 次を書き上げても、また次が。
>
> 考えなくても、溢れて、溢れて・・・
>
> この感覚、本当に不思議な現象で、そして・・・最高ですね。

そうです、これを味わったら、もう、抜けられなくなるんです。
書くなと言われても、書いちゃいますよね。自分でも止められません。
でもって、次にいつそれが来るかわからないから、ひとつのお話にたくさんたくさん詰め込んじゃったりして。結局、何が言いたかったんだか、分からなくなると(笑)←それはわたしだけ。

> 自分で書くことも幸せなら、読んでいただけることも幸せで・・・

わたしもブログを開いて、ようやく読んでいただけることの幸せを知りました。
コメや拍手をいただくたびに、舞い上がっております。

> 私の好きな漫画の中で、主人公が「絵描きは、絵を描くそのこと自体が至上の喜びだそうだ」みたいなことを、友人の絵描きを見て言うんですが。
>
> その時は、その感覚が分からなかった。
> 今は、こんなド素人でこんなことを口にするのも、おこがましいのですが。
> 「小説書きは、書くこと自体が至上の喜び」だと思います。

はい。
まったく同感です。アマ、プロ、上手い下手に関係なく、書くことが楽しいんです。
実は、他のブログ様の作品を拝見して、自分の話がとてもつまらないものに思えて。こんなもの、書く価値がない、ましてや他人さまに読んでいただくなんて、と思ったこともあるのですが。
いいや、プロじゃないんだから。書いてる自分が楽しければいいや、と開き直ることにしました!(さすがお子ちゃま薪さんを生み出した脳でしょ?思考が子供(^^)

そんなわけで、これからも末永くお付き合い願います!(^▽^)/

> さてさて。続き続き。
> 今夜中に、全部読めるかな。

うはあ!
かのんさん、どこから出てくるんですか、その気力。
あ、聞くまでもありませんでした。
薪さんへの愛、ですよね(^^

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Hさまへ

Hさまへ

ありがとうございます。『デート』読破してくださったんですね。
あ、鍵つきの部分は読まれなかったんですね?よかった・・・・・てか、初めてだ・・・・読まなかった人・・・・なんて純粋な方でしょう。
そういうひとは、こんな腐ったブログに来ちゃダメです(笑)

えっと、Hさまにいただいたコメは、心理学的に、とか、サバイバーズ・ギルドとか、とても高尚なもので、ちょっと驚いてます・・・・・うちのブログに来てくださる方は、基本的にR系のギャグで笑いたいひとだと思っていたので・・・・・
すいません、しづは大学も行ってないバカものでして、頭も悪くて物覚えもよくないのです。
難しいことは、ちっともわからないのです。なので、この話もそんなに大層なことを考えて書いたのではないのです・・・・・・。
すいません、すいません、ヘンタイの上に、バカですいません!

> しづさんは、とても明るく潔い方でありつつも、とても深い考察と現実に即した解釈をなさる方なのだな、と、勝手ながら思いました。

大カンチガイです!
明るく潔いのは認めますが、(女々しいことはキライです!)深い考察とかはできないです。バカだから。
だから、原作のレビューもないんです。
現実からも遠ざかってます。だから、こんなありえない設定の小説を書いてるんです。(原作の設定をムリヤリ変えている=現実逃避です)

また、来て下さるとのお言葉、うれしい限りです。
でも、いつわたしの本性に気付いて引かれるんだろう、と思うと恐怖が・・・・・あああ、Hさま。以前も申し上げましたとおり、わたしはただのヘンタイなので・・・・・・(;;)

Rは苦手と仰るならなおのこと、うちのお話は読まないほうがいいです。
うちの柱は、BL、R系ギャグ、イタグロ、エログロ、なので、不快になられることカクジツです。こういうものを晒していて、自分が蔑まれるのは平気ですが、清廉なHさまを傷つけるのはイヤです。
早く、誤解に気付いてくれることを祈ります・・・・・。(切望)


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Hさまへ

Hさま、ありがとうございました。

お返事はHさまのほうへ、お邪魔します。

鍵拍手のYさまへ

初めまして、Yさま。
わーい、新しいお客さまです、ようこそ!

お褒めの言葉、ありがとうございます。
しかしご覧いただいた通り、うちのはギャグ、シモネタ、エロネタの3本柱で~~、 スバラシイというお言葉は当てはまりません、すみませんっ、自分でよーく解ってますから。(^^;

あ、でも、Yさまに幸せな気分になっていただけて、わたしも幸せです!
うちの話はとっても長いし、文字数も多いので正直読まれるのも疲れると思います。(申し訳ありませんっ) 
なのに、先が気になって長居してしまう、とか、全部呼んでしまうのがもったいない、とか、すごくうれしいお言葉をいただいて、筆者は感涙してます、ありがとうございます!(;∇;)

これからもよろしくお願い致します!

Aさまへ

1/27 鍵拍手いただきましたAさまへ 

Aさま、こんにちは。
お返事遅くなってすみません。 ちょーっと仕事がバタついてて~、この時期は毎年こうなのですけど、年を重ねるごとに身体がキツイです。 眼精疲労による肩凝りで労災申請しようかという勢いです☆


> 原作の薪さんも多分、楽しんだり、幸せになっちゃいけないと思ってる。心の中に鉄格子を張り巡らせている。

鈴木さんの事件があってから、薪さんは笑わなくなったのだろうな、と想像しました。 昔の写真では、とても楽しそうに笑っていたから。


> 薪さんの心を解放できるのは青木しかいない。

ですよねっ!!
青木さんはその為に出てきたのであって、雪子さんといちゃつくためではなかったはずだ! でなかったら、鈴木さんと同じ顔してる意味がないじゃないか! (あ、雪子さんの元恋人と同じ顔か。 それはそれでドラマティックなのか。 ううーん……)


> 私も秘密の主題は薪さんの救いだと思うのです。

わたしもそう思います~。
あとね、
世界で一番大切な人をその手で殺めてしまって、自分の存在をこの世から消したいと願う、そんな日々を過ごしてすら、また他の誰かを愛してしまう人間の業の深さ。 翻って、どれだけ傷ついても、生きていれば再び誰かを愛することができるという愛の不死性、人間の強さ。
清水先生が薪さんに恋をさせたのは、そういうことを言いたかったのじゃないかな、と考えています。


> 薪さんは自分が死んだらどれほどの人が悲しむかわかってない。青木や岡部さんだけでない、第九メンバーも雪子だって悲しむだろう・・皆、薪さんを愛している・・

この辺は~、
分かってませんね! うちの男爵といい勝負ですよ!(←暴言)

冷徹な人なのだと思います。 自分の命すらも、計画に組み込める。 
死ぬことは怖くない。 自分の命は惜しくない。 第九は部下たちが守って行ってくれる。 そんな風に考えているのでしょうね。 もしかすると薪さんは、鈴木さんの命を奪ったその日から、自分の命の価値が分からなくなってしまったのかもしれませんね。
それを再発見させるのが青木さんの役割だと、そうであって欲しいと思っていたのですけど。 そんな悠長なことも言ってられない展開になってしまって。 
今はただ、薪さんと青木さんの無事を祈るばかりです。
プロフィール

しづ

Author:しづ
薪さんが大好きです。

2008年の夏から、日常のすべてが薪さんに自動変換される病に罹っております。 
未だ社会復帰が難しい状態ですが、毎日楽しいです。

しづの日誌

法医第十研究室へようこそ!
10万拍手ありがとうございます!
いつの間にか9歳になってました。( ゚Д゚)
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