ラストカット 後編(12)

 年の瀬のご挨拶です。
 今年、当ブログにお越しいただいたすべての方に、こころからお礼申し上げます。
 ひと手間かけて拍手を押してくださった方、更にはお時間を割いてコメントを入れてくださった方、本当にありがとうございました。

 つたないSSしか置いてない殺風景なブログではありますが、どうかお見捨てなきよう。
 来年もよろしくお願い致します。

 それではみなさま。
 よいお年をお迎えください。






ラストカット 後編(12)






 濃紫の帯が解かれ、浴衣が畳の上にぱさりと落ちる。
 昨夜と同じ光景だが、夜の人工的な明かりと朝の清々しい光の中とでは、その美しさの種類が違う。昨夜の妖艶でなよやかな雰囲気は、今朝の薪にはない。痛いくらいに清冽で、眩しいくらいきれいだ。
 それは見るものを驚かせるほどの美しさだったが、青木が目を瞠ったのはもっと別のことだった。
 
「防弾チョッキ、脱いでくれたんですか?」

 薪は白い素肌の上に、直に薄緑色のシャツを着た。休みの日らしく、ボタンの一番上は留めずに、両の手で襟を直す。
「なんだ。今頃気が付いたのか」
 そういえば、薪は昨日から防弾チョッキを着ていなかった。
 山中の温泉で、岩の上に脱ぎ散らかされた薪の衣服の中に防弾チョッキはなかった。部屋の露天風呂から出た後、薪は素肌に直接浴衣を着ていた。

「おまえと一緒のときは、僕はもう防弾チョッキを着ない。おまえが守ってくれるんだろ?」
 薪のその言葉は、青木にとって最高の名誉だ。薪の信頼を、自分は勝ち得たのだ。
「はい……はい!」
 心の底から喜びが湧き上がってくる。この信頼に応えたいと、体中の細胞が叫びだす。今なら岡部にも勝てそうだ。
「オレの命に代えても守ります」
 嘘偽りのない言葉が、勝手に飛び出してくる。
 以前、薪に注意を受けたかもしれないが、この気持ちは本物だ。そのときになったら自然に身体が動いてしまう。どんなに薪に叱られても、自分は身を挺して薪を守ろうとするだろう。

「それはダメだ。何度も同じことを言わせるな」
 ……やっぱり怒られた。

 薪はシャツの上にジャケットは着ず、薄手のストールを羽織ると青木のほうへ歩いてきた。ストールは明らかに性別詐称策だ。旅館の売店で下着と一緒に購入したものだ。
「約束しろ。おまえは僕より先に絶対に死ぬな。何があってもだ」
 亜麻色の瞳が、強い光を宿す。
 今の薪の顔は厳しい上司の顔だ。青木がいちばん尊敬している警察官の顔だ。
「返事は」
 命令に逆らうことなど考えられない。縦割り社会に生きる警察官にとって上司の命令は死守すべきものだが、青木にとって薪の指示は神のお告げにも等しい。

「はい。絶対に死にません」
「簡単に言うな!」
 ……どう言えというのだろう。
「何があってもだぞ。車の事故でもヘリが墜落しても、絶対に死んじゃだめなんだぞ!」
「え。いや、ちょっとヘリはムリかも」
 乗ったヘリが落ちて生きていたら、それはもう人間ではない。
「ダメだ、死ぬな。おまえは絶対に死ぬな」
 青木のジャケットをつかんで、顔を寄せてくる。至近距離からの強い視線と、青木の視線が絡む。第九で捜査に夢中になっているときのような口調で、薪は言い募った。
「僕に拳銃で胸を撃たれても、おまえは生きるんだ! それができなきゃ僕の恋人とは認めない!」
 
 それは無理です。撃たれたら普通死にます。
 しかし、いまはつまらない揚げ足を取っている場合ではない。
 突っ込むところはそこではない。薪が言った最後のセリフだ。

「薪さん、今……恋人って」
 亜麻色の目が、まん丸になる。長い睫毛が何度もしばたかれる。
 大きな瞳があちこちに動いているのは、記憶を探るときの薪のクセだ。自分がいま言ったことを思い出しているのだ。
 「いや、ちが、こ、……」
 目を伏せて視線を泳がせる。下を向いて右手で口を覆う。薪のことをずっと見てきた青木には、その行動が何を意味するか分かっている。
 考えている。
 なにか上手い言い逃れを考えているのだ。こういうとき、薪の次のセリフは確実に笑えるものになる。

「恋人じゃない。交尾相手って言ったんだ!」
 きた。予想通りきた。
「なんですか、交尾相手って」
「セフレの日本語だろ」
「なんでわざわざ日本語に直したんです?」
「僕は日本人だからだ!」
 ここで吹き出してはいけない。ちゃんと会話をつなげてやらないと、薪の機嫌は最悪になる。コーヒーのセットがあれば回復も可能だが、ここには豆もドリッパーもない。

「セフレって言われても。オレ、昨夜なにもしてませんけど」
「え!?」
 素っ頓狂な声を上げた薪の反応に、青木は自分の予想が当たったことを知る。
 やっぱり、薪は何も覚えていない。
「だって……朝起きたらあんな格好で」
 眠りを妨げたくなかったから、服を着せなかっただけだ。と言うのは建前で、本当は薪のきれいな裸体をずっと見ていたかったからだが。

「だから、お酒はほどほどにしてくださいって言ったじゃないですか。薪さん、酔っ払ってヘンな夢見て裸になっちゃったんですよ」
「……僕、なんかヘンなこと言わなかったか?」
「言ってましたよ。金髪美人がどうとか、僕のテクニックがあれば女なんかイチコロだとか。一回僕と寝た女は僕を忘れられなくなるんだ、とか。挙句の果てにオレを女と間違えて抱きついてきて、終いにはオレの服まで剥ぎ取ったんじゃないですか」
 全部口からでまかせだが、薪は自分の弱いところを青木に知られたくないはずだ。
 青木はもともと嘘が苦手だが、薪に付き合っているうちに、こういうウソが得意になってしまった。ウソで隠さなければいけない真実もあるし、ウソで伝わるやさしさもあるのだ。

「本当に何にもしてないのか? セーフなのか、僕たち」
 セーフとアウトの概念がわからない。12歳という年の差のせいだろうか。
「はい」
「なんだ……何にもなかったんだ。道理でどこも痛くないと思った」
 よかった、と薪は自分の胸を撫で下ろしている。明らかにほっとした表情だ。昨夜の青木の忍耐力に感謝して欲しい。
 
 夢に見るほど欲しかったものを目の前に出されて我慢できる人間というのは、この世にどれくらいいるのだろう。
 風呂に入っている姿を見ただけでもそういう状態になってしまったくらい、欲しくて欲しくて堪らなかったのだ。悪夢を見た直後の薪の感情が、一時的に乱れているだけだと分かっていても、とても我慢できないと思った。
 自分からはだかになって、身を寄せてきたのだ。青木の服を脱がせて「忘れさせて欲しい、何も考えられないようにして欲しい」と言いながら抱きついてきた。青木の耳元や首につややかなくちびるを押し付けてきて、小さな手が青木の背中に絡みついてきて――。

 我ながら、見事な忍耐力だった。雪子の厳しい意見が聞こえてきそうだ。
『この、ヘタレ! あんたそれでも男!?』
 雪子にこの話をしたら、絶対にこう言われる。前にも同じようなことがあったのだ。
『それ、完璧に据え膳じゃん。なんで食べないのよ?』
 だって三好先生。
『だってじゃないわよ! 薪くんのほうから食べてくださいってきてるのに』
 薪さん、ずっと泣いてたんですよ。
『……』
 青木の頭の中で、赤い唇が沈黙した。
 雪子は薪のことを大切に思っている。青木の行動が正しかった、と認めてくれたのだ。




テーマ : 二次創作(BL)
ジャンル : 小説・文学

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お酒を飲みすぎたら‥た●ない‥かな?‥下ネタですみません‥

大みそかです。おはようございます、しづさん。

読ませていただきました‥
確かに‥相思相愛とは言い難い状況だったし‥
だいたい酔っ払ってて薪さん‥た●ないでしょう(笑)
正体不明では‥つまらないと言えないこともないし‥

きちんと向き合って、お互い確認しあって‥
どちらかが一方的ではね‥ふっーーーーーっと深いため息が出てしまいます。
先が長いということで‥


今年は六月から楽しい日々でした。
しづさんのSSに触れ‥書くのをやめようか‥とも思いました。
拙いながらも書いているのは色々と励まして下さった、
しづさんのお陰です。
ありがとうございました!
よく半年ももったものです。どれだけヘタレかよくご存じでしょう?

とにもかくにも、今年はお世話になりました。
来年もどうか、よろしくお願いいたします。
オフ会でまたお会いできることを楽しみに‥心の支えに
生きてまいります(笑)

お忙しい年末年始でしょうね。
どうかあまり頑張りすぎずに、飲みすぎずに(笑)
お体、おいとい下さいませ。  ruruでした。

おお!!!やった!!!

しづさん、こんにちは!
ご無沙汰しております!
年末のご挨拶にギリギリ間に合いました(^^;

まずは創作の感想!
いや~薪さんがまさかここで「僕の恋人とは認めない!」なんておっしゃるとは思ってなかったのでビックリしました(@@;
でもつい出ちゃった感じだったんですね~。残念~。
本当にくっつくのはまだまだこれからってとこですかね!

昨晩セーフだったのは青木の忍耐力はモチロンですが、薪さんが寝ちゃったからですよね?
薪さんが青木の覚悟とか想いに気付くのはいつのことだろう・・・
そうじゃないと青木が報われない(笑)
まーだからこそ今がものごっつ楽しいんですけどね!
今の落ちるか落ちないか?のギリギリのあたりがめっさ萌えます!!!

私はこの二人は身体が繋がることよりも、心が繋がる方が断然嬉しいので、
この回は今まで以上にすっっっごいドキドキしました★☆★☆(*><*)
しかーし、やっぱりお預けくらっちゃいましたねw
薪さん早く観念しろー!交尾とか言ってる場合じゃないぞー!
でもそうくるか?!て感じで面白かったです(笑)

『容疑者Xの献身』TVであってましたね。
あのシリーズって原作とは全然違いましたけど(柴咲コウの存在がどうしても・・)、
石神さんは・・・ね、うぅ~(><;

今年はしづさんの創作で、めっさ楽しませていただきました!!!
ワクワクドキドキ★ガクガクブルブル(笑)をありがとうございました!
年明けさっそく続きをお待ちしておりますwww

来年もよろしくお願いいたします!
よいお年を★

No title

何度も、本当にすみません‥しづさん。
先ほどのコメではあまりに失礼かと思いまして、
ご迷惑を承知で再びまかり越しました。

今年は大変お世話になりました。
精神的に何度も助けていただいて‥
ほんとうにありがたく、感謝と一口では言えないほどの感謝を
しております。
ほんとうに‥ほんとうに、ありがとうございました。

私はバカです。
間抜けです。
おまけにしづさんより年とってます。

不用意なことを申して傷つけてはいないかと‥
いつもコメントした後で考えてしまうという悪い癖が‥でたりします。

こんなバカですが‥しづさんさえよろしかったら‥
来年もよろしくお願い申しあげます。

これも、もしかしてKYでしたら‥ごめんなさい!!

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ruruさんへ

ruruさん、あけましておめでとうございます。
(すみません、お返事返す前に年が変わってしまいました・・・)


> 確かに‥相思相愛とは言い難い状況だったし‥
> だいたい酔っ払ってて薪さん‥た●ないでしょう(笑)

でしょう?(笑)
相思相愛には見えませんよねえ。作者にもよくわかんないです。(こらこら)
あ、うちの薪さんはめらくそ薄いので。お酒飲んでなくても役に立たないことはしょっちゅう・・・なんでもないです、すみません。(年明けそうそう何を言ってるんでしょう、わたし)


> きちんと向き合って、お互い確認しあって‥
> どちらかが一方的ではね‥ふっーーーーーっと深いため息が出てしまいます。
> 先が長いということで‥

長いですねえ。
ていうか、うちのふたりってきっと、ruruさんとこみたいには一生かかってもなれないと思います。女王様と奴隷ですから。ずーっとこのまんまですよ(笑)
いいなあ、ruruさんのとこは。ラブくて熱くて。
わたし、ああいうのはいくら頑張っても書けないので、とってもうらやましいです。


> 今年は六月から楽しい日々でした。

わたしもっ!
ruruさんとお知り合いになれて、とっても楽しかったですよ。
どんなにヘンタイに走っても、ruruさんは残ってくれる、と思ってました(笑)

えっと・・・・わたしは何も・・・・あ、でも、
もしもruruさんがそう思ってらっしゃるなら、嬉しいです。今現在、ruruさんのブログに来てらっしゃる沢山のファンの方のためにも、これからも頑張ってください!!

昨年中は、大変お世話になりました。
今年もまた、よろしくお願いいたします。
はい、オフでまたお会いしましょう!!
(でも、リアルしづはぴんくトークは苦手です。ごめんなさい(><))
楽しみしてます。(^^

コハルさんへ

コハルさん、あけましておめでとうございます。
すみません、お返事、年明けになっちゃいました(^^;

> いや~薪さんがまさかここで「僕の恋人とは認めない!」なんておっしゃるとは思ってなかったのでビックリしました(@@;

わたしもびっくりしました!(無責任な作者ですみません)

> でもつい出ちゃった感じだったんですね~。残念~。
> 本当にくっつくのはまだまだこれからってとこですかね!

はい。
スローなふたりですみません。(^^;


> 昨晩セーフだったのは青木の忍耐力はモチロンですが、薪さんが寝ちゃったからですよね?

ですよねえ。
眠っちゃった相手に、できないでしょうねえ。
ていうか、このふたりって、恋人同士になってからもいっつもこのパターンで、青木くんは途中でほったらかしに・・・なんたって、ギャグですから。(笑)


> 薪さんが青木の覚悟とか想いに気付くのはいつのことだろう・・・
> そうじゃないと青木が報われない(笑)

これ、(薪さんが青木くんの覚悟を思い知るお話)先日書いたばっかりです。
あと5年ぐらい後です。
って、ながっっ!!

> まーだからこそ今がものごっつ楽しいんですけどね!
> 今の落ちるか落ちないか?のギリギリのあたりがめっさ萌えます!!!

そーですよっ!
今が楽しいんですよ!
落ちちゃったらつまんないと思いますよ(笑)


> 私はこの二人は身体が繋がることよりも、心が繋がる方が断然嬉しいので、
> この回は今まで以上にすっっっごいドキドキしました★☆★☆(*><*)

きゃん、うれしいですっ!
やっぱりそうですよね。からだを繋ぐのは簡単だけど、こころを繋ぐのは難しいと思います。その難しいことを成し遂げるために、2年もの間・・・あ、ダラダラしてただけか?ううーん・・・。


> しかーし、やっぱりお預けくらっちゃいましたねw
> 薪さん早く観念しろー!交尾とか言ってる場合じゃないぞー!

観念してたのに、青木くんがしなかったんですよー(笑)
でも、この状態でしちゃってたらきっと、薪さんのこころの傷がひとつ増えただけのことになっていたと思います。だって、昨夜の薪さん、青木くんが好きだったわけじゃなくて、逃げてただけだもん。

> でもそうくるか?!て感じで面白かったです(笑)

このギャグは苦しかったです(苦笑)


> 『容疑者Xの献身』TVであってましたね。
> あのシリーズって原作とは全然違いましたけど(柴咲コウの存在がどうしても・・)、
> 石神さんは・・・ね、うぅ~(><;

ああ、コハルさんが東野圭吾ネタに絡んでくださった!
はい、ガリレオ大好きです~!
テレビの演出は、あれはあれでよかったと思いますよ。突然数式書き始めるのには驚きましたが、画的に面白かったし。
たしかに、薫さんは原作には出てこないですよね。だけど、草薙さんと湯川先生じゃ花がないし。テレビ的には仕方なかったんじゃないかと。
石神さんはね、もうもう・・・・わたし、この話だけは石神さんの味方で・・・・湯川先生や薫さんが憎らしくてたまらなかったです。あそこまでして守ろうとしたものを、どうして暴かなきゃいけないのか・・・・鈴木さんの脳を薪さんに見せた青木くんに重なりました。


> 今年はしづさんの創作で、めっさ楽しませていただきました!!!
> ワクワクドキドキ★ガクガクブルブル(笑)をありがとうございました!

ありがとうございます!
コハルさんには、ブログ開設間もない頃からずっと励ましていただきました!とてもありがたく思ってます。
はい、来年もワクワクドキドキなお話をお届けしたいと思います!(ガクガクブルブルの方が多かったらどうしましょう(笑))

ありがとうございました。
今年もよろしくお願い致します(^^

ruruさんへ

ruruさんがまた気を回してる(笑)

大っっ丈夫!!ですよ!
失礼なことなんか、何にもないですっ!お気になさらず、ていうか、ruruさん、気を使いすぎですよ!もう、心配性なんだからあ。
しづはもう少し気を使ったほうがいいと思うってよく友だちに言われるので、ruruさんとわたしと足して2で割ったら丁度いいかもしれませんね(^^

えーっと、ruruさんといろいろ、お手紙をやりとりさせていただいて、楽しかったです。
でも、本当にそんな大したことはしてないので・・・(//_//)
これからも、いいお友だちでいてください。(^^
って、しまった、年上の方でした!
どうかよろしく、ご指導ご鞭撻のほどを・・・って、わたしらしくないので、やめます(笑)

ruruさん、今年もよろしくお願いします!!

Mさまへ

いらっしゃいませ、Mさま。

こちらこそ、昨年はMさまにはお世話になりっぱなしでした。
わたしも、Mさまとお知り合いになれて、すっごく幸せな年になりました。親友と知り合った年以来の当たり年でした!!

本年も、どうかよろしくお願い致します。
Mさまの上に、これからも素晴らしい幸運が訪れますように。

Mさまへ

鍵拍手いただきました、Mさまへ

>きた、予想通り来ました……青木さん、絶対何もしていないと信じてましたよ!!

予想通りでしたか? Mさまには見抜かれると思ってました(笑)

>前々回くらいの青木さんのこうするしかないのか的な発言は不審に思っておりました。

はい、こうするしかない、というのは、薪さんを抱くしかない、という意味ではありませんでした。
そんなんで薪さんの苦悩が払えるなら、苦労しないですよね。もっと根本的に解決しないと、ダメです。そのために、第九という舞台があるんです。


>やはり、しづさんとこの青木さんはこうでなくてはなりません。

徹底的にヘタレということですねっ!
キングオブヘタレですねっ!(笑)
こんな青木くんを気に入ってくださって、ありがとうございます。(^^

Aさまへ

Aさま。
お返事遅くなってすみません、て、聞き飽きちゃいましたよねっ。 いつもいつもすみませんっ!


> 「はい、絶対に死にません」てとこで2009の雪子に「オレは死にませんから」と言った場面を思い出してしまいました。

あれを読んだとき、薪さんにこそ必要な言葉なのに! て、思いませんでした?
わたしはすごく悔しくって、それでこれを書いたような覚えがうっすらとあります。 原作の青木さんが雪子さんにしてあげることみんな、それ薪さんにしてあげてよっ、て思って書いてたんだと思う。 とにかく青木さんに対しては腹が立つことばかりだったから。 うちのお話で青木さんが苦労するの、そのせいです、きっと。

その頃は、薪さんを泣かせて許せない、って思ってたんですけどね。 
最後まで読み通したら違うなあ、って思いました。
それはわたしの間違った思い込みで、きっと薪さんは二人のことを祝福していたんです。

薪さんは青木さんが雪子さんに恋をしたことを喜びこそすれ、辛く思ったりしなかった。 人間だから多少の葛藤はあったとして(それが5巻のリモコン事件なのかな)、耐えられない痛みじゃなかった。

青木さんは薪さんを泣かせたことなんかなかった。
青木さんは薪さんに人を愛する喜びを思い出させ、愛する人を見つめる楽しみという幸福を与え、愛する人を守ると言う生きがいを与えた。 そして見事に薪さんを再生させた。 青木さん=本物の天使。
あれはそういう物語だったんだ、と今は思います。

なーんて思えるのも、エピローグが青薪的ハッピーエンドで終わったからだと思いますケドwww。

プロフィール

しづ

Author:しづ
薪さんが大好きです。

2008年の夏から、日常のすべてが薪さんに自動変換される病に罹っております。 
未だ社会復帰が難しい状態ですが、毎日楽しいです。

しづの日誌

法医第十研究室へようこそ!
おかげさまで8歳になりました(^^♪
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