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スロースロースロー(15)

 終章です。
 お付き合いいただいて、ありがとうございました。


 末にちょっぴり次の話の伏線が入ってますけど、あんまり気にしないでくださいね~。








スロースロースロー(15)








 月曜日。
 朝礼の後で室長室に戻った薪の席に、不愉快なものが置かれていた。
 水色のドーナツ型のクッション。こいつは何度ゴミ箱に叩き込んでも薪のもとに帰ってくる。このクッションが物語る自分に掛けられた疑惑を思うと、体中が怒りに震える。

 が、正直に言うと、今日は身体が殊更きつい。
 昨日の昼間のアレが利いている。まともに歩くこともできなくて、今朝は自宅からタクシー出勤なんて、分不相応な真似をしてしまった。岡部がいれば、迎えを頼んだのだが……いや、勘のいい岡部がこの有様を見たら、何があったのか一発で解ってしまうだろう。そしたらいつかのように、朝練で青木が半殺しの目に遭わされる。岡部が研修中で良かったかもしれない。

「はー」
 黒い回転椅子を見て、薪はため息を吐く。ズキズキと痛む患部に自分の体重を掛けたときのことを想像するだけで、身が竦む。ちょっと触れただけで飛び上がるほど痛いのだ。この屈辱的なアイテムを使ったことはないが、また使用する気もないが、試すだけ試してみようか。
 周りに誰もいないのを確かめて、クッションの上にそっと腰を下ろしてみる。
「あ。痛くない」
 ぴりっと攣れるような痛みはあるが、我慢できないほどではない。これなら座って職務を執ることもできそうだ。

 ほっとため息をついた薪の耳に、ドアの隙間から部下たちの声が届いた。
「薪さん、ようやく使ってくれたよ」
「あとは病院だよな。何とかして連れて行かなきゃ」
 薪はがくっと机に突っ伏す。部下たちの疑惑は色を深める一方のようだ。
「知り合いに会うのは嫌だろうから、この近くじゃないほうがいいよな」
「自宅の近くのほうがいいだろ。吉祥寺でいい病院探してさ」
 だから違うって!
「薪さん恥ずかしがるだろうから、俺たちで予約入れてやろうぜ」
 余計なことをしないでくれ! あの街に住めなくなる!!

「青木。おまえ、説得して来いよ。得意のコーヒー淹れてさ」
 上司の身体を心配してくれるやさしい部下たちに対する報復にと、1週間分の強制残業計画を予定した室長に、特別な響きを持つ男の名前が聞こえてきた。
 もじもじと、落ち着かない気分になる。
 ここは職場なのだからこんなことは許されないのに、PC画面のスケジュール表に集中できなくなる。

 コーヒーの香りと共に、背の高い男が入ってくる。
 青木はドアをきっちりと閉めて、鍵を掛けた。立ち聞き防止のためだ。
 机の上にコトリとマグカップが置かれる。鼻を近づけて吸込まずにはいられない、馨しい香り。薪の大好きなブレンドの配合はこの男の企業秘密で、他の誰にもこの味は出せない。

「今日は胃にやさしいアメリカーノにしてみました」
 アメカーノはできあがったコーヒーをお湯で割ったものだ。下手な淹れ方をするとコーヒー風味の飲み物に成り下がってしまうが、第九のバリスタの手に掛かればその心配はない。口当たりよく飲みやすいが、旨みとコクはちゃんとある。ただ薄いわけじゃない。
 自分の勤労意欲の原動力にもなっている飲み物の出来栄えに満足して、薪は優秀なバリスタを陰険な目で見上げた。

「おまえのせいで、ヘンな病気にさせられたぞ」
 青木はちょっとだけ困った顔をしたが、薪の表情を見てすぐにくすっと笑った。薪がいつもの親しみを込めた意地悪な会話をしたがっていることがわかったのだ。
「オレの童貞説と、どっちがマシですかね」
「そりゃ僕のほうがマシだろ」
「えええ? 普通、逆じゃないですか?」
「いや。この年になると病気のほうがまだ許せる」

 カップを両手に持って、背もたれに寄りかかる。
 ことの翌日にこんな姿勢が取れるなんて。コーヒーの魅惑を楽しみながら、薪はクッションの快適さを認めないわけにはいかなくなった。
「このクッションて、本当に楽なんだな」
 この際、第九に広まっている噂を肯定してしまおうかとも思っている。
 一度できたからといって、次から怪我をしないで済むわけではない。流血なし受け入れられるようになるには、今までの倍近く回数を重ねないと。
 これからもしばらくこの痛みは続く。カモフラージュにはちょうどいいかもしれない。

「すみません。ひどく痛むんでしょう?」
 申し訳なさそうに耳打ちしてくる。子供が親に叱られたときのようなしょぼくれた顔に、思わず笑いが込み上げてくる。
「気にするな。おまえのせいだけじゃないから」
 薪が微笑んでやると、青木も微笑を返してきた。

 ……昨夜のことは、こいつには内緒だ。
 こいつに抱かれたすぐ後に、僕が他の男に身を任せたなんて。知られたくない。

 僕の中の御しがたいケダモノ。
 僕の身体の奥の奥に植えつけられた、かれの種子。
 それが表に現われたとき、僕たちの関係は粉砕されるだろう。

 それとも、いつかくるだろうか。
 僕がその呪縛から逃れられる日が。
 それは必ず来るであろうこいつとの訣別と、どちらが早いだろう。
 できれば別れの前に、ひとりで歩ける強さを手に入れたい。それを望むのは贅沢だろうか。

 僕にはまだ、独りで生きていけるだけの自信はない。今こいつに捨てられたら、たぶん僕は潰れる。付き合い始めの1週間で、それがはっきりわかった。
 猶予が欲しい。
 僕が誰の手も借りずに、歩いていける強さを持てるまで。

 もう少し、もう少しだけ。
 夢から醒めないで欲しい。
 僕を好きでいて欲しい。

「青木」
「はい」
「昨日はうれしかった」

 薪の言葉に満面の笑みを浮かべる、素直でやさしい恋人。
 心の底に熾りの様に沈んだ別れの予感に慄きながら、薪は愛しい恋人に笑いかけた。



(2009.5)



―了―



テーマ : 二次創作(BL)
ジャンル : 小説・文学

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しづさま~ぁ

なんとか遂げましたね。
第九の皆さんに代わって、お赤飯を贈りましょうか?
それとも、薪さんにはドーナツ型クッション、技をかけられそうな青木クンには救急箱をご用意したほうがよろしいでしょうか?
なんてコメント、昨晩遅くに書きかけていたんですよ。

3年目どころか、3か月目の浮気?
薪さんって、浮気とか二股とか、大嫌いだったんじゃ?
宗旨変え?
何が起きたんだー
相手は誰だー
救急箱で間に合いますかねぇ?

まあ、しづ様のところの薪さんのことですから、多分、屈折というか屈託というか、何かしらグルグルした負のスパイラル感情があってのことなのでしょうが。
どういうことなのか続き、期待しています。(←あおまきすとさんに白眼視されそう)

No title

こんにちは。
次のお話は、あおまきすと的に辛い展開になりそうとの予告なので、今のうちにと、コメに参りました。
ずっと以前にいただいたレスの話題からになりますことを、お許し下さい。

「運命のひと」の時には、取り乱したコメの数々、申し訳ございませんでしたm(_ _)m
あの頃は、やっと恋人同士としてお付き合いを始めたのに、薪さんの気持ちが分からなくて。
青木の気持ちになって辛くなっていたと申しますか・・いえ、よく考えたら、気持ちを明かさない薪さん自身がもどかしくて、辛くなっていたのかもしれません・・・。

後から「舞台裏」で、「だけど思ってるだけじゃ意味がない。言葉にしたところでうそ寒いだけ、男なら行動で示してもらう。行動してこそ男だよ」というしづさんのお言葉に、どこか、溜飲が下がった思いが致しました。

そうか、しづさんが理想とするのは、行動で示す男なのかと。
言葉では「うそ寒い」という発想だから、薪さんと青木は、言葉足らずで、それでいいのかと。

でもこの時は、思っていたんです。
せっかくお付き合いを始めたのだから、言葉で表し、心を晒してほしい。
皮一枚の関係なんて・・と、どこかでおっしゃってましたけど(ジョークなのは分かっておりますが)、そんなものではないだろうと、身体を許し合うことは、心を許し合うことではないのかと・・薪さんに対して、とても、はがゆかったんです。

この時しづさんは、「今現在うちの薪さん、青木くんが好きすぎて依存症みたいになっちゃって」とおっしゃってましたが、とてもそうは思えなくて。
薪さんの気持ちが見えなくて、辛くてたまらなかったんですね。

そして次に「言えない理由」が続いて・・もう、薪さんが痛いこと痛いこと・・・
せっかく好きな人と付き合っているのに、幸せな時間が綴られなくて・・辛いシーンばかりで・・。

そして「楽園にて」で、まさかのあの世設定・・いえ、たとえどこであれ、薪さんが幸せならそれでいいと無意識のうちに自分に言い聞かせ納得させておりましたが・・後に残された青木が不憫で不憫で・・

「しづさんのところでは、すずまきにホッとして、あおまきに切なくなるという風に逆転してしまった」というコメに「このお話だけはそうですね」とレスいただきましたが、「このお話だけ」じゃないですよ~~~!
その前のお話も、その前も、その前も・・時間をかけて、じっくり、あおまきの関係の切なさを構築されてしまって・・
「どうして、どうして、二人で幸せになってくれないの?」・・って。
二人が恋人同士になれば、気持ちが通じ合う幸せな関係を見られると、それを求めて読み進めてきたのに、一体いつになったら青木の想いが、努力が、報われるのかと・・何だかもう・・たまりませんでした・・。

そうそう「50歳位じゃ、薪さんは老けないと思います」と申し上げたら、「50過ぎて見た目高校生」ってお返事いただきましたけど、そうじゃなくて、「薪さんなりに」老けていかれるんです。さすがに高校生ではなくても、素敵な素敵な、若さを保った「おじさん」になるんですっ!

そして、「土曜の夜に花束を」。
これ、すごく好きです!
タイトルから「いわゆるロマンチックな展開」を、期待していたわけではないんです。

冒頭、花屋の女主人が、薪さんと青木の接点を知らぬままに、同じ花を売りますよね(最初に読み流した時は、男性かと思いました。「蹴りを入れてやりたい」とか、言葉遣いが)。
この出だしが、ものすごくワクワクして。
きっと、後で、この主人が二人の関係を知るところになるのだろうと。
そしてそれはきっと、薪さんと青木の二人が、心の繋がったシーンであるだろうと。

・・ところが、そこに至るまでが。
いえ、初夜が地獄だったというのは、覚悟しておりましたけれど、問題は、その後の青木の態度。
「なんで逃げるか!コラーーーーーー!!!!」と、怒り心頭。
ええ、あまりに青木に腹が立ち過ぎて、コメすら出来なかったという・・(今だから言える話)

しばらく青木に同情論だった私が、一気に青木脳内で回し蹴りになった瞬間でした。
薪さんは、こういうことに関して、とことん自信の無い方なのに。
青木だって分かってた筈なのに。

ここでも、青木が心の中で思っていた、薪さんに対する謝罪の思い、自分の罪の意識、それを、何故口に出さないのか、そのまま逃げたら、どれだけ薪さんが傷付くか・・
身体の痛みは、そのままでも時間と共に癒えるけれど、心の痛みは無くなりません。
青木、薪さんを傷付けて悪いと思ったら、すみませんと謝って、薪さんを優しく抱きしめないと駄目でしょーーーーーっ!!!っと、アフターフォローをせずに逃げた青木に、本当に腹が立ちました。

後日、誤解は解けましたが、「このひとは無理矢理犯されたことに傷ついたんじゃない。自分が途中で逃げ出したことに傷ついたのだ」って・・・当然でしょーーーーーっ!馬鹿っ!!と、またも青木を殴ってやりたい気持ちに・・・。
もう・・薪さんを泣かせるなんて、本当に許せないです。
青木がどんなに不憫な立場に立ったとしても、やっぱり、薪さんを泣かせたら、青木の方が許せない!と、改めて思った瞬間でした。

そしてラスト・・期待を裏切らない展開で、本当に本当に嬉しかったです。
キス一つしない、ただ、並んで歩いているだけの二人。
けれどそこには、互いへの温かい想いが溢れてる・・うう・・自分が女店主になって、二人が去る背中を見つめているようで・・本当に幸せな気持ちになりました。

「ラストカット」以来、やっとやっと、二人の想いに、幸せに浸れた瞬間でした・・ああ・・長かった・・・・。

・・と思ったらまた、「執行猶予」では、鈴木さんとの切ないシーンは出て来るわ、小野田さんに呼び出しは受けるわで、ドキドキハラハラ・・・

でもここで「あいつの頭には、僕のことしか入ってませんから」というセリフが嬉しかった。
青木がどれだけ自分に惚れ込んでいるのか、薪さん、分かってらっしゃるのですね、と。

そしてそして・・・

「僕は、その岩を背負って歩く覚悟があります」

ああああああ・・・薪さんの覚悟が、想いが、本当に分かった瞬間でした・・!(TT)

そうなんです、薪さんの、こういう気持ちが知りたかったんです。
青木に聞かせてやってほしいですが、それは無理でしょうから、でも、青木が知らなくても、読者に、こういう薪さんの気持ちを、薪さんの気持ちを知らせて下さることを、待っていたんです・・!!

薪さん、そんな覚悟が、おありだったのですね。
でもそうなると、一体どの辺りで、そこまでの覚悟を背負うに至ったのでしょう・・?
と、新たな疑問が沸き上がりました。

駄目だ・・最初から読み直して出直してこないと・・・

そこまでの想いがありながら、青木に試験で上位に入れという理由に「僕はバカは嫌いだからだ」と・・。
どうして、小野田さんとの話を打ち明けないのか・・青木にこれ以上の負担をかけまいと?
でも「共犯者」と言うなら、全て打ち明けてしまえば、青木だって死ぬ気で頑張れるのに・・と、思うのですが。
でもこれが、こちらの薪さんなのですね・・。

そうそう、原作の彼女と、こちらの薪さんの心理状態は、全然違います。
薪さんだから、ひいき目で言っているのではございません。

そう言えば、レビューも読んで下さったそうで。
「薪さんひいき」のレビューとのことですが、そうでしょうか・・?(←自覚無い)
いえ、確かに薪さんのことは愛しておりますが、レビューを書いている時は、出来る限り公正に、公平に、見て書いているつもりなのです・・これでも(そして、後から他の方のレビューを拝見して、そのあまりの視点の違いに愕然とする・・)

「バースディ」は、二人の逢瀬も楽しいですが、ラストの「蹴られながら笑ってる青木」が、最高に幸せでした。
もう・・嬉しくて涙が出てきましたから・・・。

そして、「スロースロースロー」。
薪さん、自分だって女性としたいけれど、「あの馬鹿が泣くからしない」なんて思ってましたが、「早くしなかったらおまえ、僕以外のひととするだろ。それが嫌だから」って・・。
もし相手が他の人とされたら、泣くのは薪さんの方じゃ・・(笑)

少年も、人を愛する気持ちが少し分かってきたみたいですし、とても素敵なお話だと思っていたら・・
もう・・「気にしないで」っておっしゃっても、読んでしまったら、気にせずにはいられないじゃありませんか。
幸せな気持ちのまま終わらせて下さらない、しづさんの・・・イケズ・・(←以前にも申し上げましたが、テレビに向かって突っ込み入れながらドラマにハマってる視聴者のようなものなので、気になさらないで下さいね)

最後に、以前いただいたレスでの「薪さんに恥ずかしくない生き方をしよう」ってお気持ち、おかしくなんかございません。
私もよくこういうことを話しておりますし、ブログ内でも話題にしております。
「合言葉は、薪さんに恥じない生き方をしよう、ですね」と、共感して下さる方もいらっしゃるし。

信じられない長文コメで申し訳ございませんでした。
レスはお気になさらずに。
失礼致しました。

Mさまへ

鍵拍手コメいただきました、Mさまへ

ぴんぽんぴんぽんぴんぽん!!!!
当たりですっっ!!!
ええ、もう彼しかいません。

さすがMさま、わかってらっしゃるっ、
もー、萌え所ぴったりなんだから♪♪

次のお話、Mさまのツボに嵌るといいな~。

サンショウウオさんへ

こんにちは、サンショウウオさん。 いらっしゃいませ(^^


> なんとか遂げましたね。

やっとです~。
書くほうも『はあ、ようやく終わった』って思いました~(笑)


> 第九の皆さんに代わって、お赤飯を贈りましょうか?
> それとも、薪さんにはドーナツ型クッション、技をかけられそうな青木クンには救急箱をご用意したほうがよろしいでしょうか?

あははは!
ですね、どっちも必需品ですね!



> 3年目どころか、3か月目の浮気?
> 薪さんって、浮気とか二股とか、大嫌いだったんじゃ?
> 宗旨変え?

はい~、大ッ嫌いですよ~。
だからきっと、どっちも本気なんですよ。


> 何が起きたんだー
> 相手は誰だー

そんなにびっくりするような展開じゃないですよ(^^;
読んだら、ああ、またこんなことやってんのか、こいつは、みたいな感じだと思います。


> 救急箱で間に合いますかねぇ?

精神的な傷なので~、薬では癒せないかもしれませんねえ。


> まあ、しづ様のところの薪さんのことですから、多分、屈折というか屈託というか、何かしらグルグルした負のスパイラル感情があってのことなのでしょうが。

あ、ばれてるばれてる(笑)

> どういうことなのか続き、期待しています。(←あおまきすとさんに白眼視されそう)

ありがとうございます。
わたしはあおまきすとさんに蹴られそうです。(きゃー、すみませんーーー!!)

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No title

しつこくて申し訳ございません!
以前いただいたレスのことで、書き忘れたことがあったものですから。

「一番最初の予定では、薪さんは青木くんと恋人同士になるものの、かれを愛することはなく、天国で鈴木さんと幸せになる、というお話だった」
「ええい、おまえなんか薪さんに恋焦がれて、でも好きになってもらえなくて、鈴木さんに嫉妬して、ザマーミロ、死ぬほど苦しめっ!と思って」

この最初に立てたプロットの理由、ものすごく!分かります。

薪さんを泣かせる青木、私の場合、憎むとまでは行きませんでしたが、やはり青木を見ているとはがゆくて、怒っておりました。
それで、同志の方と、「この際、部下や若造ではなく、仕事の面でも精神的にもタフで、薪さんを受け止められるような、包容力のある大人の男に登場してほしい」「そして、青木はその男に完敗。やっと自分の気持ちに気付く頃には、身も心も薪さんをさらわれてしまう」「薪さんが散々苦悩してきた分、次は青木が苦悩する番」・・・と話していたことから、ブログ創作の基盤となる「第二の居場所」が生まれたのです。

「ふふふっ・・青木め。薪さんの大切さに気付いた時はあとのまつり・・そうなってからじゃ遅いんだからね・・」
と、原作青木に怨念を送り込むような思いで(笑)書いておりました。

・・・が。
書いているうちに、流れが変わっていき、「あれっ・・?」と。
終わってみたら、予定どおり、薪さんは男と共にアメリカに赴任こそしたものの、身も心も青木と通じ合っておりました・・・。

なので、私は、フォスターには負い目があるんですね。
薪さんを青木から奪い去る役で生まれた筈なのに、永遠の片想いとなってしまったという・・
不憫なオリキャラにしてしまって、だから、別の形で幸せを見つけてほしいと願い、それが、薪さんと結ばれないまでも、かなり近い立ち居地にまで踏み込ませたり、女性と結婚させたりという形に現れたわけなのですが。

ですから、「書いてるうちに最初の設定と大分違ってきてる」という流れ、そのお気持ちも、よく分かりました。

それと。
しづさんのお話は、拍手お礼やリクエストによって書かれた物は、また別枠なので、時系列で整理されてから、ちゃんと辿っていけば、納得出来る流れになっているのに、色々と先走ってわめいちゃってご迷惑かけたかなと、改めて思いましたm(_ _)m

重ね重ね、失礼致しました!

かのんさんへ

こんにちは、かのんさん。いらさりませ(^^

> 次のお話は、あおまきすと的に辛い展開になりそうとの予告なので、今のうちにと、コメに参りました。

そうですね~、次のお話はあおまきすとさんには、いやんなお話ですね。(・・・・・なぜそんなものを書く?)


> 「運命のひと」の時には、取り乱したコメの数々、申し訳ございませんでしたm(_ _)m

いえいえ、そんなことないですよ、真剣に読んでくださってるかのんさんのお気持ちが伝わってきて、嬉しかったです。


> あの頃は、やっと恋人同士としてお付き合いを始めたのに、薪さんの気持ちが分からなくて。
> 青木の気持ちになって辛くなっていたと申しますか・・いえ、よく考えたら、気持ちを明かさない薪さん自身がもどかしくて、辛くなっていたのかもしれません・・・。

ですねえ・・・・あの話、恋人同士になってから1年くらい間が飛んじゃってますからね(^^;
ラストカットの続きであの話を読んだら、薪さんの心の変遷は分からないでしょうね。青木くんがどうしてあんなに薪さんを独占したがってるかも。公開の順序に配慮が足りませんでした、すみませんでした。


> 後から「舞台裏」で、「だけど思ってるだけじゃ意味がない。言葉にしたところでうそ寒いだけ、男なら行動で示してもらう。行動してこそ男だよ」というしづさんのお言葉に、どこか、溜飲が下がった思いが致しました。
>
> そうか、しづさんが理想とするのは、行動で示す男なのかと。
> 言葉では「うそ寒い」という発想だから、薪さんと青木は、言葉足らずで、それでいいのかと。

あ、これはですね、決して言葉の力を否定するわけではありません。
言葉の力はとっても大事だと思ってます。わたしも薪さんが精神的に参ってるときとか、青木くんの言葉で立ち直るエピソードを書いてますから。
これは、小野田さんに対する青木くんの行動のことを言ったのです。「別れません、オレが薪さんを守ります」と言葉にしたところで、それは犬が吼えてるだけでしょう、と。男なら行動で示せ、と言うのは事件調書のことだけではなく、実際に出世して権力を手にして大事な人を守れるくらいの大物になれ、という意味です。


> でもこの時は、思っていたんです。
> せっかくお付き合いを始めたのだから、言葉で表し、心を晒してほしい。

ですよね、そうしないとね。当然です。

> 皮一枚の関係なんて・・と、どこかでおっしゃってましたけど(ジョークなのは分かっておりますが)、そんなものではないだろうと、身体を許し合うことは、心を許し合うことではないのかと・・薪さんに対して、とても、はがゆかったんです。

わたしも身体の関係は大事だと思ってますよ。だからこんなに長い時間をかけて、二人が結ばれるまでを書いたんです。(どっかから「しづは鬼畜だから」って聞こえてくる・・・・)
『皮一枚の関係に興味はない』というのはですね、創作ではなく原作に対する意見でして、ジョークというよりはけっこう悲痛な気持ちで・・・・だって~、原作の青木と雪子のシーンとか薪さんの目隠しのシーンとか、わたし的にはすっごく辛いんですよ。もう、泣きたくなっちゃうの。
あのシーンを『この人たちは唯一無二の相手で、心から愛した相手と結ばれている幸せ一杯の場面なんだ』と思ってしまうと、地の底まで沈みそうに・・・・・だから、こんなん皮一枚じゃん、とでも思わないと平常心を保てないんです。
ここだけの話ですけど、6月号の冒頭のホテルのシーン、雪子さんがバスローブ着てるのがものすっごく生々しくて、イヤでした・・・・・いや、わたしがいやらしい見方をしてるのか、そうか・・・・・うーん・・・・(←そしてまた落ちる)


> この時しづさんは、「今現在うちの薪さん、青木くんが好きすぎて依存症みたいになっちゃって」とおっしゃってましたが、とてもそうは思えなくて。
> 薪さんの気持ちが見えなくて、辛くてたまらなかったんですね。

そ、そうなんですよね、わたし、書いてるものと公開してるものの間にすっごく時間差があって・・・・・あの時のコメの『今現在』って付き合い始めて6年目くらいの話ですからね、『運命のひと』から4年くらい経ってるかな?
辛い思いをさせてしまって、すみませんでした~(^^;


> そして次に「言えない理由」が続いて・・もう、薪さんが痛いこと痛いこと・・・
> せっかく好きな人と付き合っているのに、幸せな時間が綴られなくて・・辛いシーンばかりで・・。

だってー、リクエストの内容が、薪さんが鈴木さんに振られる話ですよ~、仕方ないじゃん(^^;


> そして「楽園にて」で、まさかのあの世設定・・いえ、たとえどこであれ、薪さんが幸せならそれでいいと無意識のうちに自分に言い聞かせ納得させておりましたが・・後に残された青木が不憫で不憫で・・


ですねー。
わたしも読み直して思ったんですけど、とことん不憫でしたね。(・・・・謝罪は?)
実は、最初に創作を始めたときには、これがラストの話だったんですよ。原作の青木さんが許せなくって~~、5巻のリモコン事件で雪子さんまっしぐらのあの態度にキレてて、だから青木さんには非業の結末を用意して書き始めたんです。
薪さんの恋人にはなるものの、薪さんはずーっと鈴木さんを思い続け、結局は彼の心を手に入れることはできずに薪さんは先に死んで、それでも彼への思いを捨てられず、ひとりひっそりと生きていく、みたいな話だったんです。
当初の予定に比べたら、今の青木くんの何て幸せなことでしょう(笑)


> 「しづさんのところでは、すずまきにホッとして、あおまきに切なくなるという風に逆転してしまった」というコメに「このお話だけはそうですね」とレスいただきましたが、「このお話だけ」じゃないですよ~~~!
> その前のお話も、その前も、その前も・・時間をかけて、じっくり、あおまきの関係の切なさを構築されてしまって・・

あ、あれ?そうでしたっけ?
『楽園にて』以外は、薪さんの気持ちは青木くんに向いてるから、そんなに辛くないと思いますけど?


> 「どうして、どうして、二人で幸せになってくれないの?」・・って。
> 二人が恋人同士になれば、気持ちが通じ合う幸せな関係を見られると、それを求めて読み進めてきたのに、一体いつになったら青木の想いが、努力が、報われるのかと・・何だかもう・・たまりませんでした・・。

ああ、そういうことなんですね。
残念ながら、わたしはラブラブ青薪さんは書けないみたいです(><) 平和で穏やかで、慈しみ合い愛し合う。そういう状態になると、筆が一向に進みません。
二次創作者のわたしは、思い合いながらもすれ違う、すれ違いながらも愛し合う、そういう切ない関係に萌えるみたいです。
でもって、逆境に燃える!障害にふたりで立ち向かって絆を強めていくんです!たまに木っ端微塵に壊れますけどね!!<オイ!!!
だけど読者のわたしは丸っきり逆で~~、派手なことはしなくても、ふたりの間には揺るぎない絆がある、そういう関係に憧れます。だから、かのんさんのところのおふたりが理想なんです(^^


> そうそう「50歳位じゃ、薪さんは老けないと思います」と申し上げたら、「50過ぎて見た目高校生」ってお返事いただきましたけど、そうじゃなくて、「薪さんなりに」老けていかれるんです。さすがに高校生ではなくても、素敵な素敵な、若さを保った「おじさん」になるんですっ!

そうなんですか。(納得しつつ、笑)
うちは50になっても高校生ですね。ギャグですから♪


> そして、「土曜の夜に花束を」。
> これ、すごく好きです!
> タイトルから「いわゆるロマンチックな展開」を、期待していたわけではないんです。

おお、学習しましたね、かのんさん!
そうです、わたしの辞書にロマンチックという文字はありません(笑)


> 冒頭、花屋の女主人が、薪さんと青木の接点を知らぬままに、同じ花を売りますよね(最初に読み流した時は、男性かと思いました。「蹴りを入れてやりたい」とか、言葉遣いが)。
> この出だしが、ものすごくワクワクして。
> きっと、後で、この主人が二人の関係を知るところになるのだろうと。
> そしてそれはきっと、薪さんと青木の二人が、心の繋がったシーンであるだろうと。

さすがかのんさん、展開を読みきってますね!


> ・・ところが、そこに至るまでが。
> いえ、初夜が地獄だったというのは、覚悟しておりましたけれど、問題は、その後の青木の態度。
> 「なんで逃げるか!コラーーーーーー!!!!」と、怒り心頭。
> ええ、あまりに青木に腹が立ち過ぎて、コメすら出来なかったという・・(今だから言える話)

あははははは!!!
怒られるだろうなー、と覚悟はしてました(^^;


> しばらく青木に同情論だった私が、一気に青木脳内で回し蹴りになった瞬間でした。
> 薪さんは、こういうことに関して、とことん自信の無い方なのに。
> 青木だって分かってた筈なのに。

回し蹴り、あの優美なかのんさんが回し蹴り・・・・・(←想像して笑ってる)
あ、なんかしづの脳内でかのんさんがバレリーナの衣装で回ってるシーンが浮かびました!


> ここでも、青木が心の中で思っていた、薪さんに対する謝罪の思い、自分の罪の意識、それを、何故口に出さないのか、そのまま逃げたら、どれだけ薪さんが傷付くか・・

そうでしたっけ?
(読んでみた) 本当だ、青木、一言も謝ってないよ。ひでー。
いくらパニックになってたって言っても、ごめんなさいの一言くらいあってもいいですよね!なんてやつだ!(←完全な作者側のミスだな、これ)
まあ、罪悪感が強すぎると謝れないもんですけどね。(^^;


> 身体の痛みは、そのままでも時間と共に癒えるけれど、心の痛みは無くなりません。
> 青木、薪さんを傷付けて悪いと思ったら、すみませんと謝って、薪さんを優しく抱きしめないと駄目でしょーーーーーっ!!!っと、アフターフォローをせずに逃げた青木に、本当に腹が立ちました。

翌日、ちゃんと謝りには行ったんですけど、遅いですよね。その場でフォローしなきゃ何にもならないっつーの。(←誰が書いたんでしょう)


> 後日、誤解は解けましたが、「このひとは無理矢理犯されたことに傷ついたんじゃない。自分が途中で逃げ出したことに傷ついたのだ」って・・・当然でしょーーーーーっ!馬鹿っ!!と、またも青木を殴ってやりたい気持ちに・・・。

な、殴ってやりたいって・・・・・かのんさんがどんどん乱暴者に!(爆)


> もう・・薪さんを泣かせるなんて、本当に許せないです。
> 青木がどんなに不憫な立場に立ったとしても、やっぱり、薪さんを泣かせたら、青木の方が許せない!と、改めて思った瞬間でした。

・・・・・・・いや、あの・・・・・・うちの場合、薪さんが勝手に思い込んで泣いてるだけですから。
青木くんはそんなに悪いことしてないと思うし、翌日謝りに来たときに彼を家の中に入れてれば直ぐに誤解は解けたはずだし・・・・・・自分の気持ちを素直に言わない薪さんにすべての原因があると思うんですけど・・・・・・・。
でも、素直に正直に自分の気持ちが言えるようなら、薪剛なんかやってないでしょう(笑)


> そしてラスト・・期待を裏切らない展開で、本当に本当に嬉しかったです。
> キス一つしない、ただ、並んで歩いているだけの二人。
> けれどそこには、互いへの温かい想いが溢れてる・・うう・・自分が女店主になって、二人が去る背中を見つめているようで・・本当に幸せな気持ちになりました。

あ、それでこの内容にも関わらず、最終章の拍手コメをくださったんですね。ありがとうございます。
このふたりって、他人の目から見るといい雰囲気なんですよ。
自分たちでも知らないうちに、相手への気持ちが滲みだしてるんでしょうね。ただ、それは無意識のことなので、やっぱり言葉にはなりません(^^;


> 「ラストカット」以来、やっとやっと、二人の想いに、幸せに浸れた瞬間でした・・ああ・・長かった・・・・。

言われてみれば、切ない話が続いたんですよね。
そうだ、自分でも重過ぎると思って、それで男爵シリーズを間に挟んだんだっけ。


> ・・と思ったらまた、「執行猶予」では、鈴木さんとの切ないシーンは出て来るわ、小野田さんに呼び出しは受けるわで、ドキドキハラハラ・・・

だって、しづだもん!!
うちのお話が平和だったら、それはわたしが書いたんじゃないと思ってください(笑)


> でもここで「あいつの頭には、僕のことしか入ってませんから」というセリフが嬉しかった。
> 青木がどれだけ自分に惚れ込んでいるのか、薪さん、分かってらっしゃるのですね、と。

よく言えたもんですよね~~(笑)
まあ、正直な話、売り言葉に買い言葉って感じもありましたけど。


> そしてそして・・・
>
> 「僕は、その岩を背負って歩く覚悟があります」
>
> ああああああ・・・薪さんの覚悟が、想いが、本当に分かった瞬間でした・・!(TT)

こうでも言わないと、青木くんひとりが悪者になりかねないでしょう?だから、青木くんとの交際は自分の意志でもあると、小野田さんにハッキリ言う必要があったんです。


> そうなんです、薪さんの、こういう気持ちが知りたかったんです。
> 青木に聞かせてやってほしいですが、それは無理でしょうから、でも、青木が知らなくても、読者に、こういう薪さんの気持ちを、薪さんの気持ちを知らせて下さることを、待っていたんです・・!!

あー、やっぱり、これはちゃんと時系列に公開しないから、こんなに気を揉ませてしまったのですね。
この話は『ラストカット』から2作目になりますから、こちらを先に読んでいれば薪さんが少々不穏な態度をとっても、「あのとき、ああ言ったわよね」と思うことができたんですよね。
うーん、返す返す、申し訳ありませんでした。


> 薪さん、そんな覚悟が、おありだったのですね。
> でもそうなると、一体どの辺りで、そこまでの覚悟を背負うに至ったのでしょう・・?
> と、新たな疑問が沸き上がりました。
>
> 駄目だ・・最初から読み直して出直してこないと・・・

これは~、もー、最初っから。
青木くんを受け入れる、ということは彼の人生を背負うことだと。
普通の男女ではないので、これがもし周りに知れることがあったら、彼の人生は大きく狂う、その考えは前々からありました。『ラストクリスマス』辺りで、ウジウジ考えてますね。だから余計、受け入れることを躊躇っていたわけです。
なので、受け入れる、と言ったからにはその覚悟を決めた、ということになるんですけど~、これはあくまで「青木に自分への気持ちがある限り」という条件付です。だから、執行猶予が付くんです。


> そこまでの想いがありながら、青木に試験で上位に入れという理由に「僕はバカは嫌いだからだ」と・・。
> どうして、小野田さんとの話を打ち明けないのか・・青木にこれ以上の負担をかけまいと?

そうですね、青木くん、大分参ってましたからね。
『10位以内に入れば小野田さんが僕とおまえの仲を認めてくれるって』てな具合に上手に嘘を吐くパターンも考えましたが、うちの薪さんならこっちの嘘を選ぶと思いました。


> でも「共犯者」と言うなら、全て打ち明けてしまえば、青木だって死ぬ気で頑張れるのに・・と、思うのですが。

この辺はお互いさまですよね。
青木くんも小野田さんが自分に何と言ったかを薪さんに教えないし、それに対して自分が取ったリアクションも一生涯秘密のままです。


> でもこれが、こちらの薪さんなのですね・・。

そうです、これがうちの薪さんで、青木くんなんです。
ふたりが恋人関係にありながらも互いに秘密を持ち合うのは、これが『秘密』の二次創作だからです。
だれもが秘密を持っている、その愛ゆえに。これは原作に対するわたしの解釈でもあります。
わたし自身はあけっぴろげで隠し事のできない性格なので、こういうのは苦手です。まどろっこしいし、思ったことを口に出せないなんてストレス溜まるし(^^;


> そうそう、原作の彼女と、こちらの薪さんの心理状態は、全然違います。
> 薪さんだから、ひいき目で言っているのではございません。

・・・・・・・いや、かなーりヒドイですよ、うちの薪さん。これからその、ムニャムニャ・・・・・。(←だから何故そんなものを書く?)


> そう言えば、レビューも読んで下さったそうで。
> 「薪さんひいき」のレビューとのことですが、そうでしょうか・・?(←自覚無い)
> いえ、確かに薪さんのことは愛しておりますが、レビューを書いている時は、出来る限り公正に、公平に、見て書いているつもりなのです・・これでも(そして、後から他の方のレビューを拝見して、そのあまりの視点の違いに愕然とする・・)

あ、いえいえいえ、不公平に書かれていると思ったことはございません!大変失礼しました!
ただですね、薪さんが出てくるシーンになると、俄然文章がイキイキするんですよ(笑)副題からして『薪さん!薪さん!薪さん!』なんだもん。それがかのんさんらしいなあって、とっても微笑ましく思ったのです。
それとも、わたしが薪さん贔屓だから、そんなふうに見えるのかしら?そうかもしれませんね(^^;


> 「バースディ」は、二人の逢瀬も楽しいですが、ラストの「蹴られながら笑ってる青木」が、最高に幸せでした。
> もう・・嬉しくて涙が出てきましたから・・・。

ふふふ、常識で考えたら、蹴られてるんですから幸せな場面ではないのですがね。あのセリフの後、薪さんがポッと頬を染めて、「バカ」とか言って、それなら見てて嬉しいのも分かるんですが。
うちの話は基本ギャグのつもりですけど、切なさも大きなウェイトを占めてるので、こんなことすら嬉しいのかなあ。


> そして、「スロースロースロー」。
> 薪さん、自分だって女性としたいけれど、「あの馬鹿が泣くからしない」なんて思ってましたが、「早くしなかったらおまえ、僕以外のひととするだろ。それが嫌だから」って・・。

本音、でました!
精神的に乱れたときでないと、彼は本音は言いませんからね~、ガシガシ揺さぶらないと。


> もし相手が他の人とされたら、泣くのは薪さんの方じゃ・・(笑)

あ、これ、次の次の次の話ですね。
『QED』というお話なんですが、青木くんの浮気のお話なんです。
泣くか怒るかは読んでのお楽しみということで(^^


> 少年も、人を愛する気持ちが少し分かってきたみたいですし、とても素敵なお話だと思っていたら・・

ステキナオハナシ・・・・・・なんか一瞬、日本語の意味がわからなくなったんですけど・・・・・・だって、伏字だらけのR話なのに(笑)


> もう・・「気にしないで」っておっしゃっても、読んでしまったら、気にせずにはいられないじゃありませんか。
> 幸せな気持ちのまま終わらせて下さらない、しづさんの・・・イケズ・・(←以前にも申し上げましたが、テレビに向かって突っ込み入れながらドラマにハマってる視聴者のようなものなので、気になさらないで下さいね)

ですよね~!ごめんなさい~~~!!
実はですね、かのんさんみたいな方に悲しい思いをさせたくなかったので、ラストカットの終章を2つ作ったんですよ。3部はRもキツイけど、痛みも半端ないので~~。切ない系が苦手な方は、あちらのラストでお願いしたいなあって・・・・・でも、公開してあったら読んじゃいますよね(^^;

本当にね、3部は公開しないつもりだったし、するならブログをもうひとつ作って、そちらでやろうか、と思っていたくらいなんですよ。3部からは本当にただのやおい小説だし。だからあとがきを書かないんですよ、おこがましくって(‐‐;

うちの薪さんは2部の最後で救済されてるので、そこでわたしが一番薪さんにしてあげたかったことは終わっちゃったんです。本音をいうと、あれで本編は完結なんです。
なので、あの後のお話は、イタズラに薪さんと青木くんを悩ませてるだけ、という状態で・・・・・書いてる本人は楽しいんですけど、第3者の目から読み直すと、「これって薪さんの幸せのためになってないんじゃ?」というお話も多いんですよね。
『執行猶予』なんか、その最たるもの。期限付きの恋人同士なんて、そんなあ・・・・・(←自分で書いておきながら突っ込む)
まあ、うちの話は、闇が深いほどに微かな光でも眩しく感じる、悲しみが大きいからこそ笑いは大切、というコンセプトですからね~。端的に言うと、Sでギャグってことです。(・∀・)


> 最後に、以前いただいたレスでの「薪さんに恥ずかしくない生き方をしよう」ってお気持ち、おかしくなんかございません。
> 私もよくこういうことを話しておりますし、ブログ内でも話題にしております。
> 「合言葉は、薪さんに恥じない生き方をしよう、ですね」と、共感して下さる方もいらっしゃるし。

わたしも、仕事のときだけはこの気持ちでおります!(プライベートもこの調子だと、すっごく疲れちゃうので・・・・)
やっぱりみなさん、考えることは一緒なんですねえ。
みなさんとの繋がりを感じて、うれしくなりました!!


あ、そうです、以前のコメでかのんさんに謝っておこうと思ったことがあったんでした!
1巻の最後、写真が草むらに落ちてたシーン、あれ、そうですね。あの本に写真が挟まっていたことの確たる証拠ですね。効果で出したんだと思ってたんですけど、見直したらちゃんと草むらの中に落ちてますものね。なんで見逃してたんだろー。
読み直すと、色々落としていたことがあって~~、例えば貝沼が逮捕されたのって、8月に入ってからなんですね。鈴木さんの事件が9日だから、第九は僅か1週間あまりで壊滅したわけですよね?そんなに短い期間だとは思ってなくて~~、貝沼の脳を何日も何日も見続けるうちに捜査員たちが狂っていったものと思っていたので、見直して驚きました。

この調子で、けっこう見落としがあるみたいです。なので、今読み直しをしてるんですけど、どうも感情に振り回されて、冷静に読めないんですよね(^^;)先の展開が分かってるだけに。4巻ですでに胸が痛いです(><)


> 信じられない長文コメで申し訳ございませんでした。
> レスはお気になさらずに。
> 失礼致しました。


いいえ、熱心に真剣に書いてくださったのが伝わってまいりました。とってもとってもうれしかったです。
なので、きちんとお返事させていただきたく、お時間掛かってしまいました、すみません。(書き始めたのは午前中だったんですけど・・・・・で、今頃・・・・・)
ありがとうございました!!

鍵コメの方へ

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。


ぎゃ、怒ってます?
あ、怒ってないですね、良かった、悲しいんですね、って良くない!
大丈夫、大丈夫ですから!そんなに悲しまないでください!!

あのね、これは二次創作で原作ではないのですから、そんなに落ちることないんですよ(^^;


> 囚われてるんなら別れた方が青木の為かも。

そう思われます?
うちの薪さんも同じことを思うんですね。


> どっちも好きなんて‥ふざけるなっ!って青木は言えない。
> だって承知で付き合ってるんだものねぇ、しづさん。

初めからこういう約束でしたからねえ。
とはいえ、ここまでタタルとは薪さんも思ってなかったろうなあ・・・・思ってたら、OKしなかったでしょうねえ。


> ぎゃ\(◎o◎)/!嫌がらせのようなコメ‥?許して‥ごめんなさい。

そんなことないですよっ!
この創作自体が嫌がらせみたいなわたしはどうしたらいいのでしょう?
・・・・・・絶句。(@@)

かのんさんへ

あ、しまった、前回のと合わせてお返事すれば良かったですね。(^^;


> 「一番最初の予定では、薪さんは青木くんと恋人同士になるものの、かれを愛することはなく、天国で鈴木さんと幸せになる、というお話だった」
> 「ええい、おまえなんか薪さんに恋焦がれて、でも好きになってもらえなくて、鈴木さんに嫉妬して、ザマーミロ、死ぬほど苦しめっ!と思って」
>
> この最初に立てたプロットの理由、ものすごく!分かります。

おおおお!?
かのんさんがこんなダークな感情に賛同するなんて??
かのんさん天使説が怪しくなってきました(笑)


> 薪さんを泣かせる青木、私の場合、憎むとまでは行きませんでしたが、やはり青木を見ているとはがゆくて、怒っておりました。

ですよね~~~!!!
薪さんが好きなら好きなほどに、青木さんの行動には怒りを感じるのですよ、特に5巻!(こだわるこだわる、魔の5巻)


> それで、同志の方と、「この際、部下や若造ではなく、仕事の面でも精神的にもタフで、薪さんを受け止められるような、包容力のある大人の男に登場してほしい」「そして、青木はその男に完敗。やっと自分の気持ちに気付く頃には、身も心も薪さんをさらわれてしまう」「薪さんが散々苦悩してきた分、次は青木が苦悩する番」・・・と話していたことから、ブログ創作の基盤となる「第二の居場所」が生まれたのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えっ・・・???
(ここで第二の居場所のあとがきを確認)
本当だ、書いてありますね。
でも、『やっと自分の気持ちに気付く頃には、身も心も薪さんをさらわれてしまう』という予定だったのは初めて知りました!
ひょえーーー!!


> 「ふふふっ・・青木め。薪さんの大切さに気付いた時はあとのまつり・・そうなってからじゃ遅いんだからね・・」
> と、原作青木に怨念を送り込むような思いで(笑)書いておりました。

うそおお!!!
本当ですか!? 魂抜けそうなほどびっくりしたんですけど!

わたし、フォスターさんは初めっから噛ませ犬だとばっかり・・・・・
えーーー!!! じゃあ、あの話って、当初の計画はフォスターさんとうまくいく筈だったんですか!?信じられない!!
うひゃー、事情知らなくて良かったー、冷静に読めないところだったー(いや、別の意味で冷静に読めなかったですけど。あおまきカップル誕生が嬉しくって♪♪)


> ・・・が。
> 書いているうちに、流れが変わっていき、「あれっ・・?」と。
> 終わってみたら、予定どおり、薪さんは男と共にアメリカに赴任こそしたものの、身も心も青木と通じ合っておりました・・・。

おんなじ、おんなじです!! わたしもいつの間にか、薪さんが青木くん命の状態に(笑)
いや、これはね、考えてみれば当然の帰結と言うか。
だって、原作の薪さんは青木さんを好きなんだ、と思っている人が書いてるんだもの。こうなるに決まってますって。

それにしても、そうかあ・・・・・フォスターさんって、そういうつもりで登場したキャラだったんだあ。
あー、そっかー、だからいきなり遠距離恋愛から始まったんだ。薪さんがフォスターさんと渡米するのは、当初からの設定だったんですね、それでですか。
なるほど~。


> なので、私は、フォスターには負い目があるんですね。
> 薪さんを青木から奪い去る役で生まれた筈なのに、永遠の片想いとなってしまったという・・

本当ですね、これは契約違反(?)ですよ(笑)


> 不憫なオリキャラにしてしまって、だから、別の形で幸せを見つけてほしいと願い、それが、薪さんと結ばれないまでも、かなり近い立ち居地にまで踏み込ませたり、女性と結婚させたりという形に現れたわけなのですが。

ええ、他のオリキャラとは一線を画しておりました。
魅力も際立っておりますよ(^^


> ですから、「書いてるうちに最初の設定と大分違ってきてる」という流れ、そのお気持ちも、よく分かりました。

理解してくださって、ありがとうございます。
まあ、わたしの場合は設定どおりに書けた試しがないんですけど(^^;


> それと。
> しづさんのお話は、拍手お礼やリクエストによって書かれた物は、また別枠なので、時系列で整理されてから、ちゃんと辿っていけば、納得出来る流れになっているのに、色々と先走ってわめいちゃってご迷惑かけたかなと、改めて思いましたm(_ _)m

いえいえいえ!
そんなことないですよ、公開の順序に配慮が足りなかったんです。これからは気をつけます。

あ、でもですね。
2部までの話はきちんと出来上がってるんですけど、3部から後の話はもう、書きたいシーンから書いちゃってるので、時系列がめちゃくちゃに・・・・・きちんと順番になっているのは、2062年の11月までなんですよね。

一番新しい話は2068年4月なんですけどね、その間の書かなきゃいけないエピソードがいくつも抜けてる状態で・・・・・・だけど、間を埋めてると『5年後の青木くんにメロメロの薪さん』の公開が何年後になるか想像もつかないので、きっと公開しちゃうと思います。私的な理由で書けないかもしれないし。

なので、3部から後は、構成にも問題が・・・・・素人の二次創作なので、そのへんはカンベンしてください(><)


丁寧にコメントいただいて、本当にありがとうございました!
それにしても、フォスターさんにはびっくりしました・・・・(まだドキドキしてます・・・)

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Author:しづ
薪さんが大好きです。

2008年の夏から、日常のすべてが薪さんに自動変換される病に罹っております。 
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