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サインβ(4)

 続いててすみません~~~。

 Rです。 キツイです。
 18歳未満の方、Rが苦手な方はご遠慮ください。




サインβ(4)




 







「薪さん、見て」

 後ろから双丘をやさしく揉んでいた指が、その谷間に侵入していく。固く閉ざされた入口を円を描くように指でなぞり、自然に緊張が解けるのを待つ。むず痒いような刺激に焦れて、薪が自分から腰を差し出してきたら、後はこちらもの。
 僅かに開いた内開きの門から中へ、青木は指をゆっくり押し込む。ハアッ、と薪が息を呑む。前を攻めていたときとは、明らかに違う息遣い。奥へ誘い込むように動く細腰と、不規則に収縮する内壁。制御の利かなくなった薪の口から、甘い声が洩れだした。

「薪さん。ちゃんと見て」

 うっとりと目を閉じて、自分の世界に入ってしまいかけた薪の頬を軽く叩き、青木は彼の瞼を開かせる。後ろへの刺激で恍惚とした彼は、自分を待ち受ける罠に気付かず、不用意に眼を開けた。

「やっ……!」
 驚きと同時に、青木の指を挟んでいた肉がぎゅっと締まる。その瞬間を逃さず、青木は指を鍵状に曲げ、薪の快楽をピンポイントで刺激した。
「ああ!」
 ぎゅん、と仰け反る背中と、青木の右手の中で角度を高めるかれが、鏡の中で蜃気楼のように揺らめく。羞恥と快楽の狭間で身悶える彼を、一気に後者へ傾けるように、青木は指の動きを大きくする。

 絶え間なく声を上げる薪の身体が断続的に震えて、知らぬ間に浮き上がった腰がより強い刺激を求めようと上下に動く。青木はつるつる滑る石鹸の助けを借りて、指を3本に増やした。
「ひっ!」
 急に圧迫感が増して、薪は動きを止める。息を深く吸って、呼吸を整えようとしている。が、そんな余裕は与えないのが青木の流儀だ。標的が静止して狙いが定めやすくなったとばかりに薪の弱点を集中的に攻め、同時に薪の中で3本の指をバラバラに動かす。
 あっ、あっ、と短い声を上げ始めたら、薪はもう長くない。青木の左の中指に当たっている僅かに内側にせり出したその部分を2,3回擦ってやるだけで、終焉を迎えてしまうだろう。その証拠に、細い内腿はぶるぶると震え、青木の腿を掴んだ薪の指は白くなるほど握り締められている。爪が食い込んでかなり痛いのだが、薪は情が昂ぶるといつもこの調子だから、最近は慣れた。

 鼻に掛かった甘い声を出し、淫らに腰を捩る薪を見て、青木はもう少し、彼の快楽を長引かせたいと思う。
 閨房の最中、薪が一番善がるのは前戯のときだ。バックの性能にいまひとつ問題のある彼の身体は、ひとつに結ばれてからの時間より、こちらの方が快楽は強いのだ。だから、彼のこの姿を見られるのは今だけ。それに、青木には新たな誓いもある。
 薪の笑顔が最優先。閨の中も同じだ。

 青木は右手を薪の胸へ滑らせ、赤く色づいている乳頭を弄り始めた。バックの指はそのまま、内側への刺激は続ける。
「ああ……う、あ……」
 短く迫っていた薪の喘ぎが、ゆっくりと深い吐息のようなものに変わる。上り詰めようとしていた梯子を不意に外されたような、愛撫の肩透かしを食らって不満を洩らすかと思いきや、彼の愉悦に満ちた声はますます甘く蕩けていく。浴室の反響のせいだろうか、いつもよりずっと色っぽい。

 常より甘いのは、声だけではなかった。青木の指を咥えている部分が、かつてないほどに柔らかくほぐれている。初めての浴室での行為に興奮しているのか、あるいは。

 薪に関するエキスパートになろうと決めた青木は、普段と今日の違いを考えてみる。
 いつもはこうしてバックを指で慣らしながら、薪自身を口で愛してやった。それは一番簡単で強烈な刺激が得られる方法で、これでイカない男はいないと断言できるくらいの究極の前戯だった。
 その代わり、時間は短かった。薪はもともと性的に未熟な方だから、青木が本気になったら5分もしないうちにあっけなく、ということも多かった。一度達すればバックはそれなりに緩むし、薪も自分が満足すれば次は青木を、となるのが自然だから、その後すぐに身体をつなげるようにしていたけれど。

 あの方法は、最初に彩華に教わったものだ。指を1本入れるのがやっとの狭い薪の秘部を開くのに、一番手っ取り早い方法を教えてもらったのだ。
 今現在の薪は、こうして指が3本も入るし、青木を受け入れることもできる。薪の身体も成長しているのだ。愛撫の方法も、それに合わせて変えていかないといけなかったのかも。

 例えばこんな風に、バックだけを愛撫しても、今の薪は充分に快感を得られる。逆にそれだけに集中しているせいか、普段よりも柔らかく潤っているような。そればかりか、
「あお、き、おねが……もう、イキたい……!」
 薪が自分からねだってくるなんて。ありえない、と言うかなんだ、このエロい顔つきは。こんな薪は見たことがない。

 青木は右手を下方に戻し、薪がねだる歓楽を与える。たちまち跳ね上がる薪の腰と善がり声のトーン。短くピッチを刻む息継ぎと、声に滲む焦燥。
「あっ、あっ、いい……イ、クッ」
 鏡に映る恋人の可愛らしい姿に、青木は軽いイタズラを思いつく。
 このまま、一回は到達させてやってもいいけれど。次の舞台になるベッドの中で薪に言うことを聞かせるために、布石を打っておこう。
 
 青木はピタリと手を止めて、寸前の薪を放置した。亜麻色の瞳に疑問符を浮かべて振り返る薪を、がっちりと押さえつける。薪の細い身体は、青木の右腕だけで戒めることが可能だ。
 あと数秒、というところで放り出された快楽の行き場を求めて捩られる腰を、厚い羞恥の鎧をかなぐり捨てて自らを慰めようとする細い手を、逞しい腕が拘束する。堪えきれずに洩らした薪の非難めいた声を受け流し、青木は哀願した。
 
「ほら、見てください。きれいでしょう?」

 射精すること以外何も考えられなくなっている数秒の空白を衝いて、青木は薪を支配下に置いた。薪は言われるがままに目を開いて、鏡に映った自分たちの姿を見る。
 僅かに曇った鏡面には、男の胡坐の上に座って大きく足を広げた薄紅色の肢体が映っている。薪の肌を覆っていたはずの泡は時間と共に流れて落ちて、その恥ずかしい姿を隠してくれるものは何もない。
 
 上半身を男の腕に戒められながらも、両手で自らの体重を支え、はしたなく足を開いて腰を浮かせている。男の太い指を3本も咥え込んでいっぱいに伸ばされ、ひくひくと蠢く秘部。しかし薪の中心は、言い訳のしようもないくらい明確な歓びの形を取っていて、彼がこの行為を享受していることを証明していた。

 細い肩がびくっと上がり、青木の腕の中で薪の身体が固くなった。ちょっと刺激が強すぎたかな、と心配になるが、それは束の間。
「あ、あ……あぁあ!!」
 激しい振動が薪の内部から沸き起こり、薪は悲鳴を上げた。同時に痛いくらいに締めつけられる青木の指と、解放される薪の精。薪のその瞬間は何度も見ている青木だが、今日は特別きれいで妖艶だ。めちゃめちゃ興奮する。

 拘束の中、刺激は一切与えていない状態で、薪は達した。羞恥心が薪の快楽を高めることを知った青木の中のケモノが、踊り狂って勝鬨を上げる。これは抑え切れそうもない。
 青木は薪の中から左手を抜くと、シャワーで恋人の肌についた汚れと石鹸の残りを洗い流した。ここからは、ふたりの間にお互いの身体から生まれるもの以外は必要ない。

 極みの後に訪れる自失の中で茫洋としている薪の身体を難なく持ち上げ、再度自分の膝の上に座らせる。両膝の裏に手を差し込み、足を開かせて青木の胡坐の外側に踵を置く。未だ正気に立ち返らない薪にその体勢を取らせるのは容易かった。
 あからさまな恥辱の媚態は、青木のオスの本能を果てしなく煽ってくれる。恥じらいの欠片もなく、すべてをさらけ出した恋人の尻肉を更に手で割って、青木は彼を自分の膝間に沈めた。

「ひぁっ!」
 掠れた声と共に青木を受け入れた薪は、顎を天井に向けるように仰け反り、青木の肩に後頭部をもたせた。青木の腿に置いた手を突っ張って、無意識に身体を浮かせようとするのを留め、さらに沈める。すっかり緩んだ薪のそこは、何の抵抗もなく青木を根元まで呑み込み、そのやわらかな肉で青木を包んだ。

 ああ、と青木は深い息を吐き、薪の身体を満足そうに抱きしめる。こうしてつながった瞬間、青木は幸福感に満たされ、しばし本来のやさしい自分を取り戻す。
 しかし、それは長くは続かない。自分たちの姿を鏡面に認めるや否や、即座に荒々しい衝動が沸き起こり、青木の理性は獣の欲に取って代わる。
 我慢できずに薪の腰を摑み、激しく揺さぶる。急激に与えられる衝撃にからだがついていかないのか、薪が苦しそうにかぶりを振った。しまった、苦痛に変わってしまったか。興奮のあまり忘れていたが、二ヶ月ぶりのセックスなのだ。こんなに最初から飛ばしてはいけなかった、これではいつかの二の舞だ、と青木は理性を取り戻す。しかし。

 そうじゃない。
 薪の雄が目覚め始めている。苦痛ばかりではない、微かに点滅している快楽のサインを青木は目敏く捕らえた。

 もしかすると今までも、と青木は思いつく。青木は暗い所は良く見えないし、大きなリアクションではないから気付かなかったのかもしれない。薪はずっとこんなふうに、見えないサインを発していたのかも。
 揺さぶりをゆっくりしたものに変え、グラインドの振り幅を大きくする。突き上げられる痛苦から解放され、やさしく内部を擦られる感覚に薪の反応が著しさを増す。
 単純な上下運動よりも、こちらの方が感じるらしい。ならば色々試してみよう。例えば女性にするように、ソフトに、円を描くように、右に左に傾げてみるとか。

「あぁっ……」
 むせび泣くようなあえぎと、きゅうんと収縮する内壁。切なげに腰を振り始める薪のからだから、匂い立つような色香が迸る。

 驚いた。薪が雄を受け入れた状態で、こんなに善がるなんて。スポットを突いたときにも、こんな熱い呼気は発しなかった。追い詰められるように心拍数は上がっていたが、あれは反射的なもので、本当の官能とは今のような状態を言うのかもしれない。
 この器官で一番の快感を得られるのは前立腺の裏側だから、そこを攻めればいいと思いこんでいたけれど、どうやら薪の快楽はそんなに単純ではないらしい。まだまだ探求が必要なようだ。



*****


 つづきます、すみません、続くんです~。(><)
 あー、なんでこんなの公開してるんだろ、わたし~~~。
 恥ずかしいよお。(//_//)
 創作とリアルは違うの、本当に違うのよっ!!
 って、きっとだれも信じてくれない。(T∇T)


テーマ : 二次創作(BL)
ジャンル : 小説・文学

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プロフィール

しづ

Author:しづ
薪さんが大好きです。

2008年の夏から、日常のすべてが薪さんに自動変換される病に罹っております。 
未だ社会復帰が難しい状態ですが、毎日楽しいです。

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