ゲスト(4)

ゲスト(4)






 サイドボードの上に置いておいた携帯電話に着信があったことに気付いたのは、ホテルの手狭い浴室でシャワーを浴びた後だった。
 メール着信、と表示された携帯のフラップを開き、手紙の内容を確認する。差出人は思った通り、息子の恋人からだった。

 初めて息子の口から彼の名前を聞いたのは、もう10年以上も前になるだろうか。
 世の中にはすごい人がいる、オレもこんな仕事がしてみたい。
 大学に入った頃から騒ぎ始めて、彼がこんな事件を解決した、また手柄を立てた、彼は日本一の捜査官だ―― 付き合っている女の子の話より、彼の話題のほうがずっと多かった。

 同じ職場で働くようになってからは、それが益々激しくなって。薪さんがこんなことを言った、こんなことをした、薪さんが薪さんが薪さんが。
 あまりにも長い間、あまりにもたくさんの情報を息子から受け取っていたおかげで、初めて会った気がしなかった。ついつい親しげに失礼な口を利いてしまったが、それを咎めるほど狭量な権威主義者でもないようで、ホッとした。無礼を承知で言わせてもらうなら、とても愛らしいひとだった。

 最初に受けた印象は、息子の言うとおり聡明で冷静なエリートというイメージだったが、話しているうちにそれがだんだんに崩れてきて。彼の大きな瞳が落ち着きを失い、きれいに掃除された床をウロウロするのを見て、自分と会うことが彼にとってどれ程のプレッシャーになっていたのかを知った。
 そのくせ繰り出してきた質問は鋭く、しかも彼の身を危うくするものばかりだった。互いの気持ちを貫くことがどれだけのリスクを伴うか、それは火を見るよりも明らかで、しかし彼はきっと何年もの間、そのことで心を痛めてきたのだ。

 とても好ましいと思った。天才などと人に呼ばれていても、彼自身は、悩んだり失敗したりするごく普通の人間なのだ。

 気弱そうな眼で、自信の欠片もない様子で、「自分が彼の幸せを産むとは限らない」と我が身を卑下する彼は痛々しかった。可哀相だと思うと同時に、不安にもなった。そんな弱気でこの先どうするつもりなのかと、彼の心痛を心得た上で口にしようかと思った矢先。
『守ります』と言い切った瞬間の、彼の力強さ。見た目は女性と見まごう程に優雅で淑やかなのに、まるで勇猛果敢な騎士のような印象を受けた。彼の華奢な身体、その全身から迸るような情熱。

 彼は全身全霊で、恋人を愛している。自分があの子にしたのと同じように、ありったけの愛情を注いで、愛しても愛してもなお足りないと身悶えするようなあの幸福な日々を、彼もまた経験している。
 彼の寵愛を受ける自分の息子を、誇らしいと彼女は思った。

 雲の上の人に手を伸ばし、ひたすらに伸ばし続け、彼に一歩でも近づけるようにと己を高め、ついには彼からそこまでの愛情を捥ぎ取った。さすがわたしの息子。

 質問の答えは息子から直接聞いてください、と自分が言ったときの、彼の焦りまくった可愛らしい顔を思い出しながら、メールの内容を確認する。携帯の細長い画面に5段書きになった文面を見て、彼女はしばし呆然とした。

『道場で決着をつけることになりました。ご報告は後日』

「…………なにやってんの、あの子たち」




(おしまい)



(2010.9)




*****



 てな具合にですね、母親というものは、いついかなるときも子供を庇うものだと、わたしは思っていたのです。
 たとえ我が子が他人を殺め、傷つけ、悪虐の限りを尽くしてさえ「この子は本当はいい子なの。今は道を誤っているだけなのよ」と子供を庇う生き物だと。 

 だから、12月号では本当にびっくりしました。

 わたしは母性に憧れを持ちすぎているのかも知れません。
 自分が母親になれないせいか、世の中の母親はみんな聖母に見えます。 
 赤ちゃんのころ、たまーに預かった甥っ子や姪っ子の世話の大変だったこと。 学校に入れば友人関係や成績のことで悩み、大人になれば就職先や結婚相手のことで悩む。 そんな気遣いと愛情を何十年にも渡って彼らに注ぎ続けられる彼女たちは、聖母以外の何者でもないと、真面目に思っているのです。

 作中に書いたように、『彼の行く道が暗闇に包まれれば光となって足元を照らし、彼が渇きを覚えれば露となってその喉を潤し、日暮れて一日が終われば歩き疲れた彼の足を休める褥になる。無償で尊い、比類なき愛情』
 それが母親の子供に対する愛情だと、本気で考えていたのです。

 ですからね、青木さんがこれまでのことを思い出して苦しむ場面を読んだとき、
 もしかしたらお母さんが、彼の背中を押してくれるのかもしれない、とさえ考えていました。
(青木さんがお姉さんの脳を見ることになるのは、ストーリー的に必然だと思います。 いくら現実的にはありえなくても、これはマンガだし、その方がお話としては面白いです、よね)
 それまでは他人の脳を見るというMRI捜査に反対だったお母さんが、ここで初めて息子の仕事に理解を見せて、「和歌子の仇を討って」的なニュアンスで青木さんを奮い立たせるのかと。

 そしたら葬儀のシーンで、
 あぼーーーーん、って…………。

 わたしは子供を持ったことがないから、彼らを失ったときの悲しみも分からないのかもしれません。
 でも、青木さんは『自慢の行ちゃん』で、たったひとりの息子なのに、あんな。

 真っ直ぐにすくすく、あたたかい家庭に育った青木さん。 その家庭を築いてきたはずのお母さんが取った、あの行動。
 それほどのショックだった、ということなのでしょうが、どうにもやりきれませんでした。


 でもきっと、後で彼女は自分の取った行動を後悔して、息子に詫びる日が来るのでしょう。 それは事件が解決して、すべてが終わったときかもしれませんね。
 早く和解してくれるといいな。

 
 そしてこのシーン。
 うちの男爵なら無謀にも青木さんの前に飛び出して、彼の代わりにお母さんに殴られて、さらに場をかき乱すんだろうな、と思ったのでした。 
 親子の間に入っちゃいかんよ、男爵。(笑 ←自分の想像に自分で突っ込む)



テーマ : 二次創作(BL)
ジャンル : 小説・文学

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Cさまへ

Cさま、コメントありがとうございます。

Cさまのご意見、なるほど、と思いました!
『親子だから、相手が青木だから殴れた、甘えてしまった、青木もそれを解ってて殴られていた』
そうかもしれないです。

『このお母さんは、
青木の方を溺愛していたくらいの人だったのではないか』
ですよね。
雪子さんに長々と頭を下げていたことからも、『どうか一行をよろしくお願いします』という願いと、深い愛情が見て取れます。 そこまで愛した息子だからこそ、こんな職業には就いて欲しくなかったのかも。

わたしは彼女の行動に矛盾を強く感じてしまいましたが、言われてみれば、
あのシーンだけでお母さんの愛情を疑うのは、ちょっと早計ですよね。
きっと次のメロディでは、青木家の愛情溢れるストーリーが展開され・・・・・・・るかなあ??(多分、フォローはないだろうと思ってしまうのはどうしてだろう・・・・・・)


それと、
何十年経っても、うちのノンポリ母さんにはなりませんね、彼女は(^^;
いやー、だって青木さんの性格から推測したら、すっごく大らかなお母さんなのかな、って思ってたんだもん~~。
でも、思い出してみたら、青木さんの職業が親戚の人に解らないように名札外させてたりしたし。(絹子事件のとき) 昔からこういうひとだったんですね。
読みが甘かったデス★★★ 

Sさまへ

Sさま、いらっしゃいませ。
毎度ありがとうございます!(←八百屋さんの挨拶みたい(笑))

>ふーっ。こんな展開が原作で見れたなら・・・。

100%無理だと思 ・・・・・・・・見たいですね~。
『切望するも、原作では困難なこと』を叶えるのが二次創作の世界ですから、こういうハッピーなお話を書くのが二次創作者の使命だと思います♪♪♪
・・・・・・・・いつもすみません~~!!(←でっかい墓穴)

このお話はですね、最終話の後の後日談みたいな感じで書いたのですよ。 だからこんなに薪さんが前向きで、幸せなんです。


>私は薪さんと青木が二人だけの世界で幸せでいるのを見るのが好きですが、こんな風に周りの人に受け入れられ、認められるのはそれ以上に嬉しいんです。

わたしもです。
うちの薪さんには、周りに大切なひとがたくさんいるし、自分の大切な人が大事に思ってる人はやっぱり大切だと思う人なので、みんなに認められてこそ初めて、心に一片の曇りもなく幸せだと実感できると思うのです。


>青木母は薪さんの罪悪感を減らして下さったんですよね。えらいぞ、しづ青木母!

そらー、うちの世界は薪さんを幸せにするための世界ですから♪(←どの口が言うか)
薪さんに都合よく運ぶキャラしか作れません(^^)(←まだ言うか)
あー、なんか副音声がうるさい(笑)


と・こ・ろ・で
わたしもなんですよっっっ!!!
あんまり大声では言えませんけど、わたしも全然好きじゃなくて、でも全巻買ってて、だけど読み直しもしてないから積読状態です☆ 
てか、わたし、あのお話自体あんまり好きじゃなくて・・・・・・・なんでだろう、なんか、みんな可哀相で救いがない感じがして。 誰にも感情移入できなくて、最初から最後まで『ふーん』って・・・・・
やっぱりヒロインが原因なんでしょうかね? 共感できるか否か、って大事ですものね。 

別に、人徳者じゃなくてもいいんです。 欠点だらけで、劣等生でも、でも応援したくなるとか、この気持ち分かる!とか思えるのが大事なんですよね。

もしかすると雪子さんが受け入れられないのも、彼女があおまきさん成立の障害だからという理由だけでなく、彼女の気持ちや言動が理解できないから、かもしれませんね。
・・・・・・清水先生、計算して描いてる?(笑)

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Mさまへ

Mさま、こんにちは~。

> タイムリミット連載中だというのに、何故こんなところにコメントを残すのか……
> それは……回避行動……ううっ、かわいそう……青木がかわいそう…………(TTДTT)
> 5年も付き合って、あんな仕打ち……薪さんはご自分が青木を幸せに出来ることをいい加減に理解すべきかと……(TTДTT)

回避行動って★
大丈夫、辛いのは今だけですから! 大丈夫ですよっ。

ええ、そうですよね。 
もっと自分に自信を持たないと。
青木さんのことを考えているようで、全然相手のためになっていないという。(^^;
本当に、困ったチャンですね~。


青木さんの出身校の考察、とっても興味深く読ませていただきました。(^^
わー、すごい、お詳しい! さすが!!


2巻のお寺の画からだと、北九州市の線が強いのですね。
そうか~、都会っ子だったのか~。
しかし、わたしも青木さんには、都会っ子のイメージがあまりなくて。 純朴な田舎のイメージが強いです。 自然の中でおおらかに育ちました、って感じですよね。 (逆に薪さんは都会育ちっぽい) 
なので、Mさまご推薦の筑後、いいと思います。(^^


あ、でも、皿倉山のデートは捨てがたいな。
ケーブルカーとか、うちの薪さん、絶対に喜びそう。 自然も動物も好きだけど、人間も好きだから、人間が作り出した都会の夜景も好きなんですよね~。


わたしも単純に、青木さんの出身は福岡市だと思っていたのですけど、
そ、そうか! 衣笠か!
青木さんの締め込み姿・・・・・ 原作の薪さんが見たら喜びそ 
いや、それなりに似合うかもしれませんよ? 青木さん、スタイルいいし、色白だし、お肌ぴちぴちだし。

青木さんが、東大法卒にも関わらず腰が低いのは、
本当に不思議ですよね~。 エリートならではの高慢さとか、無縁の人ですものね。
こんなエリート、いないだろう、という疑問も、MさまのおっしゃるM善高校なら育つ可能性があるんですね。 青木さん、運動音痴ではないと思いますが、とにかく争い事が苦手のように見受けられますので、勝ち負けを競うスポーツ競技は精神的に苦手だったんじゃないかと思います。

デートは、
温泉で地酒ですね。
薪さん、酔っぱらって先に寝ちゃいますね。 青木さん、可哀想。(笑)


青木さんのご先祖様が偉い人、というのは、
あ、うちは最初、この設定だったんです。
田舎の旧家で、すごく大きい家なの。 薪さんが見てドン引くという。
原作で、「ごく普通の公務員」と分かったのでポシャリましたけど。
だけど、ご先祖さまですものね? 現在は公務員でもいいですよね? 書こうかな。 あ、でも衣笠に引っかかるのか。(^^;


> (ああ…でも、あの男臭い祭りはしづ薪さんのハートをがっつりつかみそうだ)
> (オジサン達から『山笠は男の中の男が担ぐもんたい!』とか言われたらピクッと反応しそう)

これ、面白い!
担ぐ気マンマンの薪さんを必死で止める青木さん。(笑) 
「オレの胃に穴を開ける気ですか!!」


> 青木君のお母さんが着物なのもお姉さんが呉服屋の息子に嫁ぐのもわかる気がする。

生尻にさえ眼をつぶれば、色々符合するものもあるのですね。
博多弁のスラングは、
そう言えば、青木さんて全然お国ことばが出ませんね。 いつも完璧な標準語ですよね。
しかし・・・・・わたしも、彼の博多弁は想像がつきません。(--;


> 学校名、たくさん出てきましたが、男子の制服は全て学ランです!!
> 青木君の学生時代の衣装だけは学ランということだけは決定ですね!!

はい、そこはガチですね!
学ラン姿の青木さんは、イメージにピタリです。 薪さんはブレザーだったと思うのですけど。


> 博多弁のケンカスラング
> 『しぇからしかっぼてくりこかさるぅぞきしゃん
> (訳:うざいんだよ。殴り倒すぞ。貴様)
> など、滝沢さんは言われても不思議では無い状況ですが、こんなセリフを言う青木はもはや青木ではない(笑)

滝沢さんの手が薪さんの首に掛かっていたとき、このくらいはブチ切れても不自然じゃなかったですよね。
青木さんがキレて博多弁喋り出して、周りの人間がぽかんとするシーン、あったら面白いでしょうね~。


> では、青木と別れようとしてうだうだ悩んでいる『タイムリミット』のしづ薪さんに
>
> 「ふうたんぬるかったいっ!ケツの穴のこまか男たいねっ!」
>
> ※ふうたんぬるい=物事が遅々として進まないためイライラする状態

おっしゃる通り、彼、ケツの穴は小さいんですけど。(意味ちがううう!!!)
迷いすぎですよね。 
だって、5年も付き合ってるのに~。 今更何言ってるの~。 青木さんに他の女性を探せだなんて、もうとっくに手遅れだっての~。 わかれよ、ばかやろー、ってわたしも思ってますよ。(じゃあなぜ書く・・・・・・?) 
だから謝らなくてOKですよ。(^^


> はやく青木と幸せになって下さい。

はい、お任せください!
もうちょっとですから、お待ちくださいね~。

Lさまへ

5/8に拍手コメントいただきました Lさま

コメントありがとうございます!
最初にいただいたコメントのお返事をする前にこちらのコメントいただいてしまって、ありがたくも申し訳なかったです。 お返事が遅くなって、本当にすみませんでした。


> 薪さんにとっての幸せは何だろうと考えていた私に答えを与えてくれたのがタイムリミットとゲストです。

う、うれしい……(;;)
どうしたら薪さんが幸せになってくれるかしら、と無い知恵を絞って書いたのがこのお話です。
薪さんの幸せを一緒に感じてくださったら、幸甚でございます。

Lさまも、薪さんの幸せについて考えてらしたのですね。
わたしもずーっと考えてました。
わたしの出した答えは大きく2つ、
ひとつは、鈴木さんへの罪悪感から解放されて、明日を生きる決意をする。(「桜」~「ラストカット」まで)
もうひとつは、青木さんへの恋心が報われて、薪さんが孤独ではなくなる。(「土曜の夜に花束を」~「タイムリミット」まで)

これだけのためにワード2000枚も書いたのか、しづ! 我ながらイタイな~~。(^^;


拙作に対する過分なお言葉を、ありがとうございます。
「読んで幸せになれる。 まさに楽園」 と言ってくださったのが、すごく嬉しかったです。
Lさまが仰るような、そんな大層なもんじゃないですけど、基本ギャグ小説だし~、
でも、薪さんへの愛情は目一杯こめたつもりです。 感じ取っていただけて嬉しいです。

いっぱい褒めていただいて、ありがとうございました。
とても勇気付けられました。
これからもブログやっていっていいんだ、と思えました。
本当にありがとうございました。(^^

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Yさまへ

Yさま。
はじめまして! ようこそおいで下さいました。
お返事遅ーくなってごめんなさい。毎年3月は仕事が混むので、なかなか時間が取れなくて。初めてコメントいただきましたのに、申し訳ないです。



実写映画化が話題になってからのファン、と言うことは、薪さんに恋をしてまだ2、3ヶ月ですか?
アツアツの時期ですね~。いいな~。

ハマったきっかけは映画化のおかげでも、映画化はして欲しくないんですね(笑)
分かります分かります。わたしはアニメのおかげでハマったんですけど、アニメの評価はクソ、いえその。

Yさんのお気持ち、分かりますよ~。イメージ崩されそうで、怖いんですよね。ハマりたてなら尚更ですとも。
あ、でも、うちの話って薪さんのイメージダウンのレベルは実写化の比では……すみませんー!!


>2月頃からこちらを

たくさんの拍手をありがとうございます。とっても励みになります(^^) 今は仕事が大変な時期なので、頂いた元気は主にそっちに使われてますが。現場が終わったら、その元気は妄想に費やしますので。その時はまた、よろしくお願いします。

>初めに一言申し上げさせてください!!!

こんなに熱の入ったコメントをいただいて、こちらこそ感激です。長くてすみません、とありましたが、ごめんなさい、お返事はもっと長いかもです(^^;
コメントの長さは一つのバロメーターなので。大歓迎ですし、嬉しいです。いっぱいお心を動かしてくださって、ありがとうございます。

>もうたくさんうるうるしました。笑いました。

笑っていただけるの、一番うれしいです。この話、ギャグ小説ですから(^^)
うるうるは、わたしドSなんで、ごほごほ。

息子さんに目撃されて、旦那さまに言いつけられるかも? そしたら誤解されちゃいますかね?
うん、それは諦めてください。←え。
いやホント、秘密ファンはみんなそうですよ。ケータイばっかり見るようになるから旦那さまに誤解されるの。わたしなんか「おまえの浮気相手の名前、青木って言うんだろ」ってオットに詰め寄られたことありますからね。
それを防ぐには旦那さまに秘密を読ませることなんですけど……まあ、Yさん、実践済みですか?
すごーい!
いいなあ。共通の趣味が持てる旦那さまで。うちのオットは本を読まない人なんで、わたしが一方的に薪さんの話をしてます。


>人は他の人と同じに世界を見ているか(見えているか)というところです。

中学生の頃から、そんな疑問をお持ちだったのですか。
それでは、Yさんは、秘密とは出会うべくして出会ったのですね。まさに運命の物語ですね。

>それからの第九の話は、事件が面白くて、色々考えさせられることも多くて。

第九が扱う事件は、事件そのものも、その裏側の人間模様も、考えさせられることが多いですよね。読むと、この世に絶対の正義って無いんだなあって思う。各人にとっての正義や愛がぶつかり合って悲劇が生まれるの。
子供の頃は、犯罪者は悪人で、それを捕まえる警察官は正義の人で、殺された人は可哀想な被害者、という図式を疑いもしなかったのですけど、大人になると、別の構図が見えてくる。「秘密」はわたしにとって、そういうことを考えさせてくれる貴重な物語の一つです。

>でも同時並行で、薪さんの恋心に心奪われ………セツナイ

ここにハマったら抜けられませんよ~~ww
断言しますよ。なんたって経験者ですから☆
もう、薪さんが可哀想で可哀想で。胸が苦しくて食事もできなくなって、このままじゃ薪さんに殺されると思って、薪さんが幸せになる妄想をすることで現実逃避しました。うちのSSは、その時の副産物と言うか産業廃棄物と言うか。量が半端ないですが、このくらい異世界にのめり込まないと現実から逃げられなかったんですね。あの頃は本当に辛かったです。

>2度読み3度読みしてたら事件よりも薪さんが気になって(清水先生ごめんなさい)。

じ、実はわたしも……先生、ごめんなさい(^^;

>終わり方がきれいでしたね。

ねー! 見事でしたよね!
Yさんのおっしゃる通り、LOVE派も上下絆派も納得できて、そのいずれもがハッピーな未来を予測できる♪
LOVE派の中には、もっとちゃんとくっついて欲しかったという意見もありましたが、わたしは原作でそれは望んで無かったので、よくぞここで止めてくださいました、と思いましたね。
ところがスピンオフで、がっつりと手紙の行方が(@@)
いやー、次回、ドキドキですよー。もちろんハッピーな予想しかしてませんけど!

>でも夫は
>「薪さんと青木くん結婚すればよかったのにしなかった」と不満でした。(←変わってる?)

!!!!
なんていい旦那さま! よくそんな素敵な人を捕まえましたね! 羨ましい!!

>でも義父は

あははー。わかりますー。
他界しましたが、わたしの義父も同じでした。テレビで、ビジュアル系の男性歌手が出てくると必ず「これ、オカマだろ」って。嫌いみたいでしたねえ。

>一気読みしたのでキャラは「みんな好きです」です。まあ矛盾というか疑問とかいろいろありますが。

わたしもです。
基本的に、悪い人がいない話ですよね。
いや、殺人は悪いことですけど、それぞれの事情を描かれると「嫌い」って言葉は出てこないですよね。


>そんなこんなでやっぱり「目隠し」とかいろいろ気になることがあって、

気になりますよね~!
秘密って分からないことが多いんですよ、特に薪さんに関しては。眼隠しの相手も、青木さんの祝賀会の帰りに誰に会う予定だったのかも、最後まで分からずじまいですからね。プライベートは謎に包まれてる。そこがミステリアスでいいんですけど(〃▽〃)

>ググって色々なブログさん、もういっぱいみました。

そんな中で、うちみたいなキワモノブログに時間を割いてくださって、本当にありがとうございます♪

わたしも最初の頃、まったく同じことをしました。真夜中に起きてブログ巡りとかしてましたもの。今思えばかなりの睡眠不足だったはずですけど、不思議と疲労感はありませんでしたね。翌日も元気でした。あの時はギリギリ30代だったからなあ。40も半ばを超えた今では無理ですねえ(^^;

>もうお話も、キャラもオリキャラもみんな好き。やめられない止まらない。どうしましょう。メロディよんでも薪さんきれいなんだけど、一瞬、えっ、頬染めないの?みたいな、ハマり具合。

気に入ってくださってありがとうございます(〃▽〃)
原作とのギャップは~、
混ざっちゃう方、いらっしゃいますねえ。混乱させてしまって申し訳ないです(^^;
うん、あのね、
わたしはとにかく薪さんに幸せになって欲しくて、それしか考えてなかったんです。で、思った。薪さん、もうちょっと隙があった方が幸せになれるんじゃないかって。天才で、なんでも見通せてしまうことも、強靭な意志の力も、完璧なポーカーフェイスも、不幸の一因なんじゃないかって。例えばそこに自分の幸せがあったらそれを遠ざける方法もみんな分かってしまって、薪さんはそれを何でもない顔で実践してしまうでしょう? 青木さんの手紙への返事なんか、その最たるものじゃないのかしら?
結論。人間、ちょっとおバカなくらいが幸せに近い。
だからうちの薪さんは、(プライベートでは)表情があって、ちょっとバカなんです。

>私、BLほとんど読んだことないんですけど、

実はわたしもBL読まないんです。(人に言うとびっくりされますけど、本当なんですよ)
もともと恋愛小説自体にあまり興味がなくて。わたしの本棚は、推理小説と少年漫画で構成されております。
少女マンガが好きじゃないので、恋愛も美少年も基本的にはスルーで……だから薪さんにハマった時は、自分でも意外でした。薪さんだけが特別なんです。

>しづさまのR好きです。ギャグいいです。

や、わたしはグロいのダメで。書いてる時は平気なんですけど読み返すと気持ち悪くな、……すみません。
Rもギャグなんで! こういうのは好きです。書いてても楽しい♪

>セツナイ系も。青木くんが理性的だし(頑張ってるね)、薪さんの恋情とか揺れ動く気持ちとかすごく出てて、エロスです。命というかなんていうかうまくいえないですが。イヤラシイという意味でのエロっぽさはあんまりなくて、その気持ちが切なくて何度も読んでしまいます。

言われてみればうちの薪さんて、エッチの最中にぐだぐだ考え事してること多いような。(青木さん、カワイソウ)
幸せいっぱいのRもいいんですけど、ドSの血が~。これが最後だと思いながらのRは超絶萌えます。


>あとなんといっても仕事モードの薪さんがかっこいい。

ありがとうございますっ!
正確には、仕事モードのときしかカッコ良くない、ですけどね☆

>一番のお気に入りのシーンは執行猶予の9画面同時場面に入る前の、集中力を高めるところ。一歩下がって深呼吸して、はじめろってところです。あーもうたまらない(ヘンタイ)、ツボです。

わたしも好きです~。
神がかった感じ、といただきましたが、第九メンズには妖怪百目小僧とか呼ばれてましたね(笑)


>ギャグではツイートとかこのゲストのラストとかいっぱいあります。それぞれ改めて2度読みの時に感想かかせていただきます。(この間のベッタベタの…とかも笑いました)

ツイートもゲストも、薪さんがぐるぐるしてる話ですねw どちらも自爆と言うかww
この間のは、忘れてくださいー!!! 一刻も早く! でないとたたりがありますよっ!←???

笑ってもらえるの、本当に嬉しいです。
もともとがこのブログのコンセプトは、来てくれる人に一時の笑いで辛い現実を忘れてもらうことだったんです。(その頃、原作がかなりの塩展開だったので) 今もその気持ちは変わってません。日常の、色んなモヤモヤを、少しの間でも忘れてもらえたら幸甚です。

>幸せでセツナイのは嘘と桜。もう青木くんといっしょにうるうるです。そういうのもいっぱいあります。

はい、あの話は平和ですね~。
いつもああいう話だといいんですけどね。何故か危険な方へ危険な方へと突っ走って行っちゃうんですよねえ。なんでかなあ?←あ、白々しいですか?


>まだADとか男爵とかありますからね!

ADは主にすずまきさん、そして男爵は、
すみません、薪さんのイメージ木端微塵です! あのカテゴリはギャグ最優先でして、原作薪さんが王子さまに見えてるうちは読まない方が……あー、もう手遅れかしら(^^;


ところでYさん、
お住まいがなみたろうさんのご近所さんなんですか?
なみたろうさんとオフ会とかできちゃう距離ですか? 近くに秘密ファンがいるの、いいな~。うらやまし~。


息子さんのご入学前の忙しい時期に、ありがとうございました。
Yさんのまたのお越しを、心よりお待ちしております。


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Tさまへ

9/26にコメントくださった Tさま。

とうとうお返事が1ヶ月以上経ってしまいました……既に記憶にないと思いますし、迷惑なんじゃないかと思いつつも、お返事させていただきます。


>しずさんのお話の青木くんのお母さん好きです(^.^)

ありがとうございます。
原作とはだいぶ違いますが、でもでも、
あの青木さんのお母さんですよ? むしろこうでしょ(笑)


現実の親子関係は、そうですね、色々あるとは思いますが。
それでも、大変失礼ですが、親が子供にそういうことを言うのはどうかと……Tさんのお母さまを非難する気はないのですが、幸福とは限りなくセルフィッシュな概念で、周りの人間に左右されるものではないとわたしは思います。幸せな人はどんな状況下にあっても小さな喜びを見つけるのが上手だし、不幸な人はどんなに物事が上手く運んでいてもどこかしら綻びを見つけ出しては嘆くものだと。
個人的には、几帳面で気が利く人より、ズボラで大雑把な人の方が幸せなんじゃないかと思います。細かいこと気にしないし、気が付かないから。身近な例を挙げると、
薪さんと雪子さんでは雪子さんの方が幸せ上手。←え。


子供の前では泣けないと、親としての姿勢を貫こうとしているTさんご自身、とても立派な親だと思います。
母親が子供に甘えるというのは、Tさんの場合はちょっと違うような……
うーん、親になったことがないわたしが言うのは傲慢ですが、
それを子供が嬉しく受け止めるなら、コミュニケーションとして成り立つと思います。
でも、受け止める方が、Tさんご自身が、それを辛く思うなら、酷い言葉や態度はそのまま酷いことだと思います。フォローしてあげられなくてごめんなさい。


うちのヘッポコ話なんかでホッとしていただけるの、うれしいです。
あれ、でも、
うちの話、心臓に悪いので有名なんですけど?(笑)
薪さんも青木さんも、しょっちゅう死にかけてますけどww

もう少し、平和なお話も書けるように努力します。これからもよろしくです。


プロフィール

しづ

Author:しづ
薪さんが大好きです。

2008年の夏から、日常のすべてが薪さんに自動変換される病に罹っております。 
未だ社会復帰が難しい状態ですが、毎日楽しいです。

しづの日誌

法医第十研究室へようこそ!
おかげさまで8歳になりました(^^♪
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