破壊のワルツ ~舞台裏座談会~

 久しぶりにやおい以外の小説を書いたので、あとがきを書こうかな、と思ったんですけど。
 しばらく書かないうちに、すっかり書き方を忘れて……もともとあとがきってリアルの文章だから、実はすっごく苦手だったりして。
 なので、主要キャラ3名による座談会の模様を載せておきます。(薪さん、滝沢さん、鈴木さんの3人です)
 暗い気分になっちゃったわ、どこがギャグ小説サイトなのよ? とお思いの方、気分直しにどうぞ。


 なお、こちらを書いたのは4月号が発売される前で、まだ青木さんのお姉さん夫婦の事件の裏が全然わからない状態でした。
 なので、現在の状況とは合わないところもありますが、目をつぶってくださいね~。




 破壊のワルツ ~舞台裏座談会~




 
薪 「ふーん、あの事件の裏にはこんな物語が……って、こわっ、滝沢おまえ、めっさコワッ!!」
滝 「誤解だ、薪。これは話の進行上止むを得なく。基本俺は、おまえの身体に触れればそれで満足な、明るいセクハラオヤジキャラなんだ」
薪 「それもどうかと思うぞ?」
滝 「この話だって、最初から俺に尻を触らせてくれてれば、こんなドロドロした話にならずに済んだのに」
薪 「マジでか。うーん、じゃあ生ケツ触らせてやるから、この話は削除の方向で」
滝 「!!! よし、じゃあ今からでもやり直し、ぐあ!」
鈴 「な・に・を、ノンキなこと言ってくれちゃってんのかな? 死人まで出てるんだよ? オレを含めて」
薪 「鈴木!(ぎゅっ)」←ソッコー抱きついている。
鈴 「薪、元気にしてた?(ナデナデ)」←頭を撫でている。
薪 「うん!(ゴロゴロ)」←喉を鳴らしている。
滝 「……おまえら、舞台裏に来るといちゃつき放題だな」
鈴 「やかましい! オレのこと殺しといて、このぐらいでガタガタ言うなっ!」
滝 「いや、おまえを殺したのは薪」
薪 「うん、滝沢の言うとおり。ごめんね、話の進行上止むを得なく」←棒読み。
鈴 「……いいんだよ、薪……」
薪 「まあ、滝沢も自分の役割を務めたに過ぎないから。せっかくみんなで集まったんだし、楽しくやろうよ」
鈴 「そうだな。オレも大人げなかったよ」
薪 「それにしても鈴木、来るの遅かったね。料理は殆ど滝沢が食べちゃったぞ」
鈴 「やっぱコロス」
滝 「遅れてきたおまえが悪い」
鈴 「るっさい、こっちは天国からの遠距離なんだよ」
滝 「上野と豊村は? 一緒じゃなかったのか」
鈴 「おまえの顔、見たくないって」
滝 「なんてことだ。俺たち、仲間だったじゃないか」
鈴 「自分を殺した人間の顔なんか、普通は見たくないだろ」
薪 「うわあああんっ!!」
鈴 「!?」
滝 「おまえ、ひどいやつだな。何も薪に面と向かって言うことないだろ」
鈴 「あっ、そうか、しまった」
滝 「よしよし、可哀相にな、薪。(ナデナデ)」←セクハラ開始。
鈴 「ちがうよ、薪のことじゃないから」
滝 「わかっただろ、薪。これがこいつの本音だ。俺の方がずっとやさしいぞ。(すりすり)」←エスカレート中。
鈴 「何を吹き込んでくれてんだ、この腐れ外道!! てか、薪から離れろ!」
滝 「それに、鈴木はあっちの方はてんで下手くそだったんだろ? 薪、昔付き合ってた頃、殆ど感じなかったって。(さわさわさわ)」←どこ吹く風。
鈴 「そ、そんなことないよな、薪」
薪 「うん、すごく上手だったよ」←超棒読み+無表情。
鈴 「……嘘の吐けないおまえが好きだよ……」
滝 「俺はテクニックには自信があるぞ。付き合うなら絶対に俺の方が」
鈴 「嘘つけ、ゆかりさんに聞いたぞ。自分勝手なセックスで嫌になるって」 (ゆかり…滝沢の恋人(故人))
滝 「!! お、おまえ、ゆかりとそんな話を」
鈴 「西野くんにも会ったけど。おまえ、暗くて話つまんないって言ってた」 (西野…滝沢の親友(故人))
滝 「…………(TT)(TT)(TT)」
薪 「滝沢、汚い。鼻水つくからあっち行って」
滝 「容赦のない言い方……薪、素敵だ」


*****


薪 「全体的に悲惨な話だったけど、僕的に一番辛かったのは」
鈴 「オレが死んじゃったことだろ」
薪 「じゃなくて」
滝 「俺の悲しい過去だよな」
薪 「それはどうでもよくて」
滝・鈴 「「……ドライなところも魅力的」」
薪 「豊村が」
鈴 「自殺の件か。あれはおまえのせいじゃないよ、てか、殺したのこいつだし」
滝 「襲われたほうだろ。ショックだったんだよな?」
薪 「『室長は男の人に抱かれるのが好きなんだ』って誤解したまま死んだこと」
滝・鈴 「「プライドの高いおまえが好きだ」」
薪 「鈴木。豊村に会ったら、あれは誤解だって言っておいて」
鈴 「ううーん、一応言ってみるけど、誤解を解くのは難しいと思う」
薪 「役立たずは嫌い。出来なかったらおまえとは絶交」
鈴 「そ、そんなあ」
滝 「くくく、いい気味だ」
薪 「滝沢。元はと言えばおまえのせい。天国に行って豊村の誤解を解いて来い」
滝・鈴 「「……身勝手なおまえが愛しいよ」」


*****


薪 「あと、僕がどうしても許せないのは」
鈴 「滝沢が陰でみんなを操ってたことだろ」
滝 「鈴木がおまえを殺そうとして発砲してきたことだよな」
鈴 「実際に人を殺してるおまえに言われたくないぞ」
滝 「おまえこそ、薪が地下倉庫で死にそうになってるときに女医先生といちゃいちゃしてたの、あれ、万死に値するぞ」
鈴 「だれが薪をその状況に追い込んだんだよ?!」
滝 「俺の罪を明確にしたところで、自分の罪は消えないぞ、鈴木!」
滝・鈴 「「~~~~~~~っ、薪、どっちだ!?」」
薪 「滝沢のほう」
鈴 「ほら見ろ」
滝 「うっ……し、しかし、あれは話の進行上」
薪 「滝沢が付き合ってた彼女が、Fカップだったこと」
滝・鈴 「「……自分の気持ちに正直なおまえが眩しいよ」」


*****


  『薪さん、そろそろいいですか?』
薪 「あ、うん」
滝・鈴 「「? 薪、どこへ?」」
薪 「青木が迎えに来ちゃったから。行かないと」
  『鈴木さん、滝沢さん、お話中すみません』
薪 「おまえが謝ることない。僕が迎えを頼んだんだから。
   じゃあね、ふたりともゆっくりしてってね。ボックスの料金、払ってあるから」
滝・鈴 「「ちょ、ちょっと……!」」
鈴 「……どうやら本当の敵は、別にいたらしいな」
滝 「あの若造。ちょっと鈴木に顔が似てるからって、いい気になりやがって」
鈴 「薪も薪だよ、なんでそっくりさんの方へ行くんだよ? 本物がここにいるのに」
滝 「テクニックの違いじゃないのか?」
鈴 「やめろ! そんなに繰り返したら確定しちゃうだろ、それじゃなくても一部の読者の間で『(法十の)鈴木はエッチ下手』説が定着しかかっているというのに!」
滝 「まあ、おまえのヘタレ伝説はどうでもいい。問題はあの若造だ」
鈴 「オレはもう手出しができないからな。おまえに託すしかない」
滝 「任せておけ。あんなガキ、ひとひねりだ」
鈴 「おお、頼もしいな。すでに作戦があるとか?」
滝 「まずは青木の姉夫婦を殺し、彼を精神的に追い込んで」
鈴 「……作者の意図が見えないと思ったら、こんな裏話があったのか」
滝 「ふふふ、原作と二次創作のエピソードは、思わぬところで邂逅するものだ」
鈴 「原作に対する冒涜とも言うが」
滝 「まあ、見ていろ。そのうちあの若造を気が狂うほどに追い詰めて、それを薪が必死になって助けて、そしてふたりの間には誰にも入り込めない強い絆が・・・・・!(身悶え)」
鈴 「……どうしておまえがオレを敵視するのか、分かったぞ」
滝 「ほう。言ってみろ」
鈴 「おまえ、実は『あおまきすと』だろ」
滝 「…………ばれた?」


だったらいいな♪


テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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Mさまへ

Mさま、こんにちはっ、
コメントありがとうございます!


笑っていただけて本望でございます~~。
そうですよ、わたしのサイトカラーはギャグ、笑ってもらってナンボのブログです。

いろいろあったけど、最後はみんな仲良く。 
いやー、ハッピーエンド主義のわたしが、こんな話を書いてしまったものですから、自分でも落ち着かなくて・・・・(^^;
でも、何もかも乗り越えた感じで、いいですよね。
原作も、そうなってくれるといいんですけどね・・・・・・。


Mさまのご感想は、
もう、それだけで充分伝わってまいりました・・・!
胸が苦しくて書けずにいた、なんて、最高の褒め言葉です。 これ、そういう話ですからね。(^^;
読後感の悪いお話ですみませんでした。 次は明るいの行きますねっ!

ありがとうございました!!


Aさまへ

Aさま、こんにちは~。

>あはは、最後は青木にさらわれるとは(^▽^)
>鈴木さんはもう、過去の人!?

本当、ヒドイですよね。(笑)
うちの薪さん、鈴木さんのこと大好きで、本来ならこんなことは絶対にしないんですけど~、ここではギャグを優先しちゃいました☆

鈴木さんにドライな薪さんは、本編ではありえないんですけど、青木さん、最近原作で可哀想な目に遭ってるじゃないですか。 だから、ちょっとだけいい役回りをさせてあげました。


>しづ薪さんてば、青木との方が体の結びつきが強いから(>▽<)

た、確かに(^^;
鈴木さんと恋人同士だった頃は、まだ熟成されてなかったからな~~。


>鈴木さんがエッチが下手ということは雪子も満足してなかった!?

いや、鈴木さん、女性にはモテるんで、女性の相手は上手なんですよ。 男相手は薪さんが初めてだったから。
・・・・・あれ? そういえばうちの雪子さん、「エッチは竹内の方が上手い」とか言ってたような気が・・・・・・あははははーー。


>滝沢のエッチは確かに独りよがりそうだ(笑)

マイペースっぽいですよね。(^^;


>そして、2月号の彼の青木に対する発言はあおまきすとぽかったですね!

でしょう?
彼はきっと、あおまきすとなんですよ。(笑)


で、すみません、この下の「命がけの任務」って、何処の台詞でしたっけ??
思い出せません、すみませんーー! ←秘密ファン失格。
教えてくださると嬉しいです。

Aさまへ

Aさま、ご回答くださってありがとうございます。

本当に、この新聞記事は薪さんを連想させますね・・・・・自分たちには家族がいないから、身軽だから、
でも、彼らにだって親も友人も恋人もいただろうに、逆に若いからこそ未来への夢のもあっただろうに、そこをぐっと飲み込んで、一人でも多くの命を助けるために・・・・・・ その使命感による崇高な行動が、薪さんを連想させた、ということなのですね。 よくわかりました。
亡くなられた方には、衷心よりご冥福をお祈りしたします。

教えてくださってありがとうございました。

Eさまへ

Eさま、こんにちはっ!
Eさまのお宅の、きれいな子猫ちゃんのご機嫌はいかがですか? いつも更新を心待ちにしております(^^

わたしも、Eさまのブログからたくさん元気をいただいております!
鈴木さんが好き過ぎてどうしようもない薪さんは、わたしの大好物ですっ。 そのくせ、照れ屋で意地っ張りで、それを言葉にできないところも大萌えです!!

先日、お願いに上がりました件も、今日4/16から公開を始めた『秘密の森のアリス』に出てきますので、近くなったらまたお知らせに上がります。 どうかよろしくお願いします!


『破壊のワルツ』 読んでくださったんですか?
きゃー、こんな重くて長いのを~(@@) 
うーん、さすがすずまきフリークのEさま、すずまきの「す」の字があれば、どんな話でも我慢できるのか・・・・・
長かった割に、Eさまのお好きなラブラブのすずまきさん、ちょっとしか出てこなくてごめんなさい(^^;


舞台裏、萌えてくださって嬉しいですっ、てか、これ、萌えじゃなくて笑うところだと、
って、あれーー!?
ここの薪さん、鈴木さんよりも青木くんを選んじゃってますけど・・・・・いいの? 

いいわけないですよね、
えっと、じゃあ、Eさまに特別サービスで、舞台裏のそのまた裏の様子をちょっとだけ。


滝沢さんがあおまきすとだと判明して、殆ど強制終了した座談会の後、滝沢さんと別れてボックスから出てきた鈴木さんに、薪さんが走り寄りまして、

「鈴木!」 
「あれっ、薪。どうしたんだ?」
「さっきはひどいこと言ってごめんなさい。 ほ、本当はその・・・・・もっと鈴木に甘えたかったんだけど、滝沢がいたから・・・・・僕、照れくさくって・・・・・」

「青木と一緒に出かけたんじゃなかったのか?」
「なんだよ鈴木、気付いてなかったのか? 芝居に決まってるだろ」
「いや、ちょっと不自然だなーとは思ったけど・・・・・芝居だったのか?」
「そんなんだからおまえは警視正の試験5回も落ちるんだよ。 鈴木の前で、僕がそんなことするわけないだろ」
「だって、確かに薪を誘い出す声が」
「あれは合成した録音テープだよ。 声しか聞こえなかっただろ?」
「そういえば・・・・・・いや、でも」

「じゃあ、証拠だ。 上の記事を見てくれ。 青木の台詞と思われる部分に、青木の名前の表記がない。 これは何を意味すると思う?」
「え? あ、本当だ。 てことは、つまり」
「そう。 あれが誰の声であるかは明記していない、にも関わらず鈴木たちがあれを青木の声だと認識したのは、その後に僕が青木の名前を出したからに過ぎない。 つまり、これは僕が意識的に行ったミスリードなんだ」
「そ、そうだったのか」
「ふふん。二人とも、僕の思惑通りに操られていたわけだ。その後の行動だってお見通しだぞ。僕がいなくなれば、滝沢と鈴木だけじゃ間が持たなくなって、鈴木はすぐに出てくる。そう思って、ボックスの入り口を見張っていたんだ」

「・・・・・・・なんで?」
「いま説明しただろ? 本当にアタマ悪いな、鈴木は」
「そうじゃなくて。 なんでそんな手間の掛かることをしたの?」
「・・・・・・・・・・・えっ」
「オレが訊いてるのは動機。 どうして薪くんは、そんなことをしようと思ったのかな?」(くん付け+猫なで声で薪さんに接近)
「!! そ、それはそのっ・・・・・・」
「ん?」
「お、おまえらを思い通りに操って、僕のすごさを見せつけっ・・・・・・・」
「んん?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・鈴木と早く二人きりになりたかったから」
「はい、よくできました。 ご褒美あげるから、こっちへおいで」
「!!! う、うんっ!」

・・・・・・・・コメレスなのか、これ。(笑)

ご褒美の内容は、Eさまのご想像にお任せします。(^^
ありがとうございました♪

プロフィール

しづ

Author:しづ
薪さんが大好きです。

2008年の夏から、日常のすべてが薪さんに自動変換される病に罹っております。 
未だ社会復帰が難しい状態ですが、毎日楽しいです。

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おかげさまで8歳になりました(^^♪
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